「すずめの戸締まり」すずめの戸締まり ojyoさんの映画レビュー(感想・評価)
すずめの戸締まり
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監督の意図したテーマに合わせて作り上げていった結果、小さな様々な要素が無理に押し込められた感じです。主人公が突然理解できない世界に疑問もなく参加してしまう。突然現れた少女をほぼ疑いもなく受け入れてしまう市井の人々。大きなテーマなのに結局恋愛に収束してしまう結末。特に納得出来なかったのは、後半、姉の死を受け入れ姪っ子を育てる覚悟をした妹である叔母が、主人公に向かって言うセリフです。震災を経験した方々、関わった方々からすれば(私もそうですが)、心をえぐられる、決して第三者が軽々しく言ってはならない言葉です。正直言ってその場面では怒りを感じました。映像は綺麗ですが、それだけです。
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