劇場公開日 2022年11月11日

「本当に惜しい。あと少しで映画史上最高傑作だったのに…」すずめの戸締まり 映画感想Newtonさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0本当に惜しい。あと少しで映画史上最高傑作だったのに…

2022年11月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

今年の夏、まず自分は小説版「すずめの戸締まり」を手に取った。そして、3日程度で読破。その瞬間、分かった。あぁ、これは間違いなく映画史に残るレベルの映画になるだろうなと。それくらい完成度の高すぎる小説だった。これだけ完成度の高い小説に、新海監督の映像美が組み合わさる。なんて映画だ、そう思った。そして、いざIMAX版で鑑賞。オープニングが始まる、これは☆5だな、そう確信した。しかし、映画が終わると、え?と思った。なぜなら、小説版で描写していた部分がカットされていたからだ。確かに、121分とアニメ映画にしては長めの上映時間のため、どうしても全てを描き切るのは難しいと思う。しかし、どうしてあの部分をカットしてしまったのか、特に予告編ではあったのに…と思った。よく小説を読んで、予告編も見ていた人なら、どの部分か分かると思う。
芹澤が歌うシーン、あそこをもう少し少なくするなど、他に色々と手はあったはず、本当に惜しい。でも、それ以外はほぼ完璧に近い完成度なので、是非1度は、映画館でご覧になってはいかがでしょうか。

映画感想Newton