「変な映画」すずめの戸締まり あああさんの映画レビュー(感想・評価)
変な映画
変な映画だというのが第一印象。
綺麗な絵と素敵な音楽に起伏の多いストーリー。とても面白く思えるはずなのだけど、どこか全体的にインスタントな感じがする。
最近のエンターテイメントの流行りとして、過剰な情報で脳を麻痺させてそこに心地の良いものを滑り込ませて「良い物」と勘違いさせる手法があるのだけど、なんとなくそれの一種なのかなと感じた。
人の悲しい様を見れば涙は出るし、いい音楽は感情を生み出す。だけど、僕の中にそれに見合った実感はなくて、でもエンドロールを見ていたときの僕はそれがとても良いものに思えた。だから変な映画だと感じた。
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kayoさんのコメント
2022年11月12日
変な映画という表現が先ほど見終わった私の感想としてピッタリきました。
アニメなので深い意味を追求すべきでないのかもしれませんが、ダイジンがなぜすずめが好きで、要石に戻らないはずが急に戻ることを決めた理由などなど疑問がたくさん残ったので、消化不良の気持ちです。