ザ・ロストシティのレビュー・感想・評価
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ブラッド・ピット100点。
監督も引き合いに出しているように、『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』を彷彿とさせる、ロマンチックアドベンチャーコメディで、現代のハリウッドでサンドラ・ブロックとチャニング・テイタムというキャスティングもハマっている。マチズモ優先だった過去のハリウッドへの反省もちゃんと踏まえられて……いるのだが、ハネて当然の内容なのに、なんでかあまりハネない。わりとお決まりのパターンに行儀よく収まってしまっていて、思いのほかワクワクしないのだ。
しかし本作には不満など吹き飛ばしてくれるキャラクターがいる。ブラッド・ピット演じるジャック・トレーナーだ。マンガじみた世界観の中で、誰よりもマンガっぽい万能イケメンというキャラクターを、現在58歳なのに完璧に演じ切るブラピ。いい意味でほんとうにくだらないし、ブラピが出ているシーンはどれもいきいきしている。困ったことにブラピの出番はそんなに多くない。でも100点のブラピを見ていると、ゆるい作りもまあいいかという気になってくる。それくらいブラピはブラピとして輝いている。
ロマコメ・アドベンチャーのめでたい復活
ロマンス・アドベンチャー作家が自作の表紙を飾るマッチョでセクシーな男性モデルと共に最新作のプロモーションツアーに出かけるが、途中で秘宝の在処探しを強要する謎の富豪が現れ、彼女を大西洋の孤島に拉致。プロモツアーは一転、本物のアドベンチャーへとシフトする。
これ、映画ファンなら誰しも、ロバート・ゼメキス監督、キャスリーン・ターナー、マイケル・ダグラス共演の『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』(84)を想像するに違いない。確かに、ロマンス小説家のヒロインが旅先の南米でめちゃめちゃスリルを味わい、そこに恋が絡んで、というスクリューボール的要素はあれに近い。今回サンドラ・ブロックが演じるヒロインはターナーよりコメディエンヌ色が強く、チャニング・テイタムのマッチョモデルは見掛け倒しという捻りが加えられてはいるが。そして、勿論、ブラッド・ピットという豪華なオマケも。
何よりも。今どき大予算(6800万ドル)を投じたロマンチック・コメディ&アドベンチャーが製作されたことに、大きな喜びを感じる。重要な要素の一つであるロマコメは、今のハリウッドでは絶滅危惧種に近いからだ。全ては、ヒットメーカーのサンドラ・ブロックが製作も兼任しているせい。『ロマンシング~』がマイケル・ダグラス製作だったのとは、時代も事情もだいぶ異なるのだ。
80年代テイストと現代の潮流を巧みにブレンド
最初にかかる曲に思わずニヤついたり、ヒット映画『ロマンシング・ストーン』的な冒険ロマンスがあったりと、本作はどこか懐かしさがいっぱい。しかし見た目はラメ入りジャンプスーツのように目を引いても、細かな設定は現代の潮流にうまくチューニングしてある。ジェンダーやルックスによってキャラクターが縛られることなく、有名俳優の飛び入り参加や途中退場なんかも自由自在。それでいて、ヒロインの内面を「冒険アイランド」に投影させながら、表層からゆっくり核心へと探求していく周到さが効いている。序盤の男女が揃って繭の中にいるように横たわる描写を形を変えて繰り返しつつ、『アフリカの女王』を彷彿とさせる定番の”ヒル”のくだりを加える趣向もうまい。そして何より「こんなはずでは・・」と現状に嘆く人たちが、がむしゃらに見失ったものを再発見しようとする姿が、悪役のラドクリフを含めて、痛々しくも微笑ましく思えてならないのである。
豪華で長閑なB級冒険映画
いやー、チープな冒険モノも演者の格でどうにかなるもんですねー。
演者は豪華でもどうにもならない映画もあるから、これは成功なんじゃないかなぁ。
冒険モノとしても特に大きなピンチも困難もなく、とにかく長閑。
ブラピの扱い方が好き。
ダニエルラドクリフの悪役は、なんだか寺田心くんがヒゲ生やして悪役やってるようなむず痒さがあったなぁ。
明日には観たことも忘れてそうなチープな感じ、嫌いじゃないです。
知らんけど
なかなかいい脚本で、 息つく間がない面白さ。 サンドラ・ブロックはなかなかの熟女の魅力を発揮していると思う。 クレジットの最後にも映像があるので最後まで見た方がいい。
動画配信で映画「ザ・ロストシティ」を見た。
2022年製作/112分/G/アメリカ
原題:The Lost City
配給:東和ピクチャーズ
劇場公開日:2022年6月24日
サンドラ・ブロック58才
チャニング・テイタム42才
ダニエル・ラドクリフ33才
ブラッド・ピット59才
恋愛小説家のロレッタ(サンドラ・ブロック)は、
大金持ちで国際的な犯罪者フェアファックス(ダニエル・ラドクリフ)一味に
南の島へ誘拐されてしまう。
そして、フェアファックスは秘宝があるとされる「ロストシティ(失われた都市)」
の謎をロレッタに解かせようとする。
ロレッタの小説の表紙を飾っている人気モデルアラン(チャニング・テイタム)
はロレッタに恋愛感情があり、彼女を救出に向かう。
アランのトレーナーのジャック(ブラッド・ピット)は序盤で大活躍するが、
すぐに消えてしまう。
なかなかいい脚本で、
息つく間がない面白さ。
サンドラ・ブロックはなかなかの熟女の魅力を発揮していると思う。
クレジットの最後にも映像があるので最後まで見た方がいい。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
ロン毛のチャニング・テイタム
2024年5月31日
映画 #ザ・ロストシティ (2022年)鑑賞
恋愛小説家が謎の大富豪に南の島へ連れ去られ、伝説の古代都市探しを命じられる
その救出に駆けつけたのは新作の表紙を飾るモデルと傭兵
#サンドラ・ブロック の飾らない魅力が堪能できる映画でした
#ブラッド・ピット があっけなかった
もう…大丈夫
…笑った
大いに笑った
それだけで満足です
おバカキャラの彼も初めは
頼りなかったけど
彼女を一心に守りながら
戦う姿はかっこよかった。
一番笑えたところは
彼が川でヒルに吸われて
子供のように大騒ぎするところ
そしてアレルギーがでるというオチ
コントを見ているような
マンガを読んでいるような
…笑い
もう。大丈夫と
彼女に釣り合う大人になれました
・・冒険して旅する
可笑しな二人のラブstory
…撮影された景色もすてきでした
CGなのかな
ブラピのアクションもカッコいい。
贅沢なコメディ
サンドラブロック扮する作家ロレッタセージは出版社から小説の完成を急かされていたのでしっくり来ないまま終わらせロストシティD出版完成イベントに出た。しかし何処かに連れ去られてしまった。
ブラッドピットも出演してたのにあっと言う間に死んじゃったね。ダニエルラドクリフも久しぶりに 観たな。贅沢なコメディだったね。
痛快大味ケチャップ映画
非常に大味で深みはなく、でも昔はこういう気楽に見られてそれなりにお金のかかっている映画ってハリウッドは作ってくれてたけどなかなか最近ないよね。
だからありがたいです。
こういうの好きでしょ?好きです。
みんなそう思うと思いますが、ブラッド・ピットの使い方マジで最高でした。
素材はいいのに残念な仕上がり
キャスト陣が豪華なだけに、ストーリーが浅過ぎて勿体無い…
ワクワク感はほぼ皆無。
ロマンチック要素も中途半端。
ブラピのシーンだけが浮いてる感。
間違っても、2回目の視聴はないな〜
めちゃくちゃな理由で
始まる冒険だが、80年代を彷彿とさせるベタなコメディと活劇感は心地よくもある。
ブラピをアクセント出汁に使って、早々に退場させるなどの使い方は上手いなぁと感心。
出演時のサンドラ・ブロック何歳だ?50過ぎだよな?ひとまわり以上下の相手とロマンス撮るなんてすごいねぇ…まあ若いけどさ。
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