「1200円の日のオススメ映画!」ザ・ロストシティ Chuck Finleyさんの映画レビュー(感想・評価)
1200円の日のオススメ映画!
ワタシの評点と感想の要点は端的に ↑ の通り。
☆数は受けた好印象より少な目ですが、なんとなく‥。
それは…
本作は単純にテンポ良く楽しめる心地よい映画ですが、観る側の心構え(勝手な期待)としてこれが:
a.冒険映画(ロマンシング…のような)なのか、
b.冒険コメディ(最近のジュマンジのような)なのか、
c.サンドラ・ブロックにお任せ!の映画なのか、
d.とにかく予告のブラピがカッコいいから観るのか、
によって印象や評価が変わる大作風な小品だからかも。
因みに私はd+c。
これから観る方に申し上げたいのですが、本作で
日本人(or私だけ?)にはダッシュ役のチャニング・テイタムがイマイチ馴染みが薄く、冒頭から役柄上のプレゼンスも軽めなので万全の濃いい演技のほかの3俳優に囲まれて、
「イケメンだけどコイツはコミックリリーフの脇役?それともキーロール?」
と戸惑うかもしれません。でもよく見ると表情作りや手足の動きにも細かい演技を入れている“全身演技派”なので、しっかり活躍を見守りましょう。
あとみんな大好きブラッド・ピットですが、相変わらず軽妙ながら画面上の注目を全部持ってゆくブラピ・アクションです。各シーン漏らさず噛みしめて観ましょう!ワタシは「ブレット・トレイン」が早く観たくなりました。
封切りまで間があるので、大好きな「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」をVODで再々々々‥鑑賞して待ちます。
そして、どんな作風でもソツなく上手く美しいサンドラ・ブロックですが、今作でもキレイで楽しいです。ただコメディ部も冒険部も同じようにキレイでソツがなくて、結果的にちょっと平坦かも。
そしてそのお陰で、結局この映画が冒険モノなのかアクション・コメディなのか、それとも伝説の恋愛物語なのかはっきりしない印象になったような… 。
なお彼女は先ごろ「もう引退する‥」と言い出したようですが、おん歳57才であのセクシー恋愛役を演じ切るプロ美人女優なのですから、一転して老け役を演じる決心がつくまで数年くらい?目立たない時間が必要かもしれませんね。
突然の酷暑を逃れ、涼しい映画館でサービスデー@¥1,200で小笑しながら観るには最適の快作です。