「アクション・アドベンチャーかと思ったらラブ・コメディーだったとは」ザ・ロストシティ tomatoさんの映画レビュー(感想・評価)
アクション・アドベンチャーかと思ったらラブ・コメディーだったとは
インディー・ジョーンズばりのトレジャーハンティングが始まるのかと思ったら、本格的なアクションは、ブラット・ピットの出演シーンで終了。あとは、だらだらとテンポの悪いジャングルの脱出行と、間の抜けた悪党一味とのドタバタが続いて、そうこうしているうちに、宝探しの謎解きもあっさりと解決。いよいよ古代遺跡でのクライマックスに突入するのかと期待していると、結局、お宝ゲットのカタルシスも、火山噴火のスペクタクルもない。
今時、テレビや配信でも、これだけ見所の乏しいアクション・アドベンチャーにはお目にかかれないだろう。だが、その一方で、行き詰まった女流作家と、見かけ倒しで頼りないが、彼女を一途に愛し続ける男とのラブ・コメディーとして見れば、それなりに楽しめるということに気付く。
ただ、それにしても、もう少し、ハラハラドキドキしたり、胸がキュンとするようなシーンが欲しかったところだが・・・
コメントする