「アンディ・ウ○ーホルの著作権費高かったと思うが。」サバカン SABAKAN マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
アンディ・ウ○ーホルの著作権費高かったと思うが。
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主人公の机の上にアーサー・ランサム著の『ツバメの谷』があったが、ランサム・サーガ(全12巻)の第二巻である。図書館から借りてきたのだろうが、8月31日に借りている本では無い。なんか、中途半端に感じる。
それは兎も角、この時代の経済や事件を全く無視した寓話でしかない。1982年にハウステンボスの構想がもちあがったし、この頃はバブルが弾ける直前で、所謂、狂乱経済の怒涛の頃。故にハウステンボスなのだ。また、一方でチェルノブイリが事故をおこし、海に入ったり、ましてや、釣った鯖を食べるなんて考えもしなかった。勿論、チェルノブイリ事故がなくとも、鯖は生では食べられない。それを生で食べさせてくれる店があるから、凄い訳で、サバカンを鮨にしている店が有れば即刻変えた方が良いと思う。
兎も角、この類の感動をチープに切り売りするような、稚拙な脚本を作らないで貰いたい。予定調和で終わるのは良いが、夏の終わりの頃なのに、哀愁が匂ってこない。第2成長期に入る手前の微妙な少年期とは思えない。これなら、東京から出て来た少年と長崎の少年の出会いとかの方が良かったと思う。この類の話は大林宣彦監督をリスペクトしているとは思うが、格が違う。
セリフから『うっせーババア』って長崎の方言か?
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