「映画の本筋ではないのでしょうけれども…。」サバカン SABAKAN talkieさんの映画レビュー(感想・評価)
映画の本筋ではないのでしょうけれども…。
たぶん、とても嬉しかったのでしょうね。望外に半額の値引きシールを貼ってもらえたことが。子供たちが缶詰のサバをお寿司のネタにするような倹しい生活を平生からしている身としては。娘が食べたがっていたカップケーキに。
それで、つい信号を見落として、赤信号で横断をしてしまった…。
その結果、子供たちはバラバラに引き取られることになってしまったわけですが。
自賠責の保険金や加害者(クルマの運転者)からの賠償金については、子の養育費として寄越せという話が、当然、子供を引き取った者から出ることは想像に難くないところですが…。
個々に子どもたちを引き取った親類縁者が、純粋に子供たちの養育を考えていたことを信じて疑いたくなく、子供たちの幸せを祈らざるにはいられない気持ちになりました。
観終わって、そのことが胸に痛い一本になりました。評論子は。
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