「子供時代のノスタルジーを感じながら飲むラムネのような作品」サバカン SABAKAN ぴーちぱいさんの映画レビュー(感想・評価)
子供時代のノスタルジーを感じながら飲むラムネのような作品
美しい長崎の風景をバックに、
少年たちの胸に一生輝き続ける
夏休みの特別な一日を、カメラが追う
子役の少年たちの無邪気で屈託のない笑顔
大冒険は、さわやかで、どこか懐かしい…
シュワシュワ、キラキラはじけ
少年たちが飲んでいたラムネようだ
そして、そんなラムネの味を思い出すとき
観る人みんなが、心のどこかに持つ子供時代への
ノスタルジーをそっと呼び起こされる
しかし、
輝く少年時代にも、
「死」という、黒い「しみ」が落ちる
でも、またそれが少年たちを成長させてゆく…
文科省推薦で、たくさんの小学校でぜひ上映してほしいと思うような作品だった
子役のふたり、長崎弁は難しそうだったけど、
表情豊かで元気いっぱい!
草彅剛が、作品をぴっと引き締めてました
さすか!
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