劇場公開日 2022年8月19日

「いつまでも色あせない、あの夏の日」サバカン SABAKAN ゆり。さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5いつまでも色あせない、あの夏の日

2022年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

しがない物書きの孝明は、1986年のあの夏を忘れない。
こわーい母ちゃんと、ちょっとだらしない父ちゃん、小憎らしいけど可愛い弟や優しい従姉と囲む食卓は賑やかで楽しかったこと。
謎めいたクラスメイトと仲良くなったこと。その竹ちゃんと二人で冒険したこと。
初めて高い所から見た景色が格別だったこと。
人の思いを知ってちょっとだけ成長できたこと。
そして、人生には出会いもあれば別れもあると知ったこと。

子供たちも大人たちも演技が素晴らしいです。
「スタンド・バイ・ミー」が好きな人はハマります。特に、ちょっと疲れている方にはぜひ観て欲しいです。ファミリー層にもお勧めします。
でも、なんでサバ缶だったんだろう。

ゆり。
ゆり。さんのコメント
2023年5月19日

あの夏の冒険は、子供から見た世界なので、誇張された部分が混じっているかもしれないと思いました。どこまで逃げても内田のジジイは追っかけてきて、ジジイ、まさか瞬間移動出来るんじゃないだろうな、と感じたけど、本当はそんなに遠くまで走らなかった、とか。雑貨店兼食料品店の夫婦はすごく怪しい人たちに見えたけど、本当は普通の人だった、とか。颯爽と現れて助けてくれた金山君とお姉さんはすごーくカッコ良くて美男美女に見えた、とか。

ゆり。
琥珀糖さんのコメント
2023年5月18日

コメントありがとうございます♪嬉しいです。

私も「サバカン寿司」にはクエッションマークでした。
すし飯に軍艦で、ネタがサバの味噌煮、そして父ちゃんが
漁師だっって・・・
あり得ませんよね!!
大体にあの家が海から遠過ぎますものね。

内田のじいちゃんの瞬間移動(面白いです!!)
凄く気持ち良く観てしまったんですが、母ちゃん(尾野真千子)が
頭叩き過ぎですし、辻褄合わない所多いですね。
それでもなお、感動するという作品でしたね。
(海で島まで泳いだら、溺れ死ぬ危険もありますよね)

琥珀糖
masamiさんのコメント
2023年1月12日

まろ●にーちゃんですね。
注意してみますね。
ありがとうございます。

masami
masamiさんのコメント
2023年1月11日

ゆりさんコメントありがとうございます😊
知りませんてした。クリエイターさんもこの映画を観たんですね。きっと。尾野真千子さんは可愛がっていそう。

masami
kossyさんのコメント
2022年9月1日

ゆり。さん、お久しぶりです。そしてコメントありがとうございます。
兄妹という見方があったか~などと、今更驚いています。
俺的には、同じ在日として仲良くしてる程度で・・・(汗)
それにしてもカセットテープは懐かしいですよね!「メタル?」と聞いたときにヘビーメタルのことだと思ったことは内緒です・・・

kossy
ゆり。さんのコメント
2022年8月24日

ちょっとうろ覚えですが、「赤毛のアン」(本の方)で、アンが授業中にこっそり「ベン・ハー」を読んでいたのを見つかって、尊敬する先生に皆の前で手を鞭で打たれるという屈辱的な罰を受けました。鞭なんて酷い、と思いました。でもそのアンの続編シリーズで、アンとは別の女性教師が主人公の話があります。彼女は、体罰は絶対しないと決めていたのに、悪ガキをひっぱたいてしまい激しく後悔します。でも翌日からその悪ガキに一目置かれるようになって複雑な気分、という話だったと思います。考えてみると、これも時代の変化です。
本作は親子で観て、感想を話し合うのもいいと思います。あの時代は親に叩かれるなんて普通にあったけど、今の時代では叩くのは暴力だよ、と話してあげればいいんじゃないでしょうか。(言った以上は守らなきゃなりませんね)

ゆり。
グレシャムの法則さんのコメント
2022年8月23日

コメントありがとうございます❗️
私も変なところでこだわりが強くて、面倒くさいやつですよね。
過剰反応だったかな、と自覚はしてるんですが、その時の素の感情を正直に残しておくことにしました。
スピルバーグ監督のETなどに出てくるこどもたちは、いくら親自身がヒステリックになっても、こどもへの暴力はなかったと思うんです。もちろん、文化の違いはあるにしても〝愛情のある暴力〟とか〝暖かい〟暴力という概念などは、この国にもない方がいいな、と願ってます。

グレシャムの法則