「映画館でみる良さがある」JO1 THE MOVIE 「未完成」 GO to the TOP ayaさんの映画レビュー(感想・評価)
映画館でみる良さがある
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一人のJAM(JO1のファンネーム)として思ったことを述べる。
この映画は、JO1のデビュー当時から密着し撮っていたと聞いて観賞しに行った。メンバー紹介から今までの歩み、とてもわかりやすく紹介されていた。少し疑問に思った部分は、メンバーが過去を振り返るインタビューが多いことだ。密着していたのなら、彼らが壁にぶつかった際、その当時の打合せ映像や彼らの過ごし方をみれるのではないか、と期待していたのだろう。例えば、彼ら11人はどのように話し合いでぶつかり合うのだろうと思いを馳せる。JO1のプライベートをさらけ出しすぎないようにした配慮なのかもしれないが、もう少し、インタビューでの語り口調ではなく、映像でその表現をみてみたかった。
ただ、観賞しながら、映画館でみてよかったなあとひしひしと感じた。今までJAMはコロナ禍でJO1に会える機会が少なく、ましてやJAM同士での交流も少ない。孤独に推し活をしていたJAMも少なくはないだろう。それが、劇場に来てみると、こんなにたくさんの仲間がいて、同時に泣いたり笑ったりしているのだと、なんだか感動してしまった。それくらいの力がJO1にはあるのだと、改めて尊敬し好きになった。
もちろんJO1を知らない人がみても、一種のドキュメンタリー映像として楽しめると思う。デビュー直後に時代が変わってしまったアイドルグループが、どのように乗り越え、ファンと向き合ってきたのか、詳細に描かれている。今度はJAMではない友人を連れて観に行く予定だ。
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