恋は光のレビュー・感想・評価
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光にもいろいろありまして。。。
「殺さない彼と死なない彼女」が大好きな私は期待大で鑑賞です。
この監督は恋か友情かのギリギリ(今回は憧れって感情もでてきますが)のこの言い表しにくい感情をうまく映像に溶け込ませますよねー。「殺さない〜」のときも感じましたが、気づかない気持ち、伝えられない気持ち、揺れる気持ち、自分自身の中にも確実にあったと思える、何処か遠い記憶の彼方に行ってしまったものを見せてくれるんですよね原作未読です。同じ展開、決着なのかな?それはさておき、監督への期待裏切られませんでしたよ。初めて他人を好きになったかもー?なあの頃を思い出させてくれる作品です。本作、好きです。
簡単に言っちゃうと、西条くん達の恋愛入門物語ですね。そこそこみんな不器用でいい感じです。蒼いわぁ(笑)原作が秀逸なんでしょうかねぇ。ラストの「光」の落とし所が見事だったんです。蒼さが全くないおじさんの僕ですが西条くんが気づいた時のセリフがグッときちゃいました。
そう、恋は光。確かに「光」なんですが「光」にもいろいろあるんです。それに気づいていく道のりをちゃんと描いてくれています。そしてそして、人を好きになるって辛いことなんだってこともしっかりと。
あぁ、あぁ、悶え死にしそうになりました。これはキュンキュンくるとか、そーいうのじゃないのです。自分が経験したことがないような絵空事、少女漫画の世界の恋を見てドキドキするやつじゃぁないのです。あぁ、「これ知ってる!」ってやつなんです。だから、心のどこかにある遠い恋の記憶がくすぐられ悶えてしまうのです。
演者さんたちがみんな良かったなぁ。西野さん、「孤狼の血」よりこういう役どころの方が現段階はFITしている気がしました。個人的には宿木さん推しですね。馬場さんがうまかったんでしょうね。憎めない寂しがり屋な感じがとっても良かった。
やっぱね、人を好きになるって(気持ちに気づく含め)素敵なことですよ!うん!って気分になっちゃうハッピーな映画でした。おすすめですね。
当方キラキラから遠ざかっておりますので(^^;
SNS等での評価がとても高かったので期待して鑑賞。自分ではおそらく観ることを選ばなかったであろう作品です。
たしかに良かったのだけどなぜそこまで高評価なのかは正直よくわかりませんでした。
私が漫画原作に嵌らないタイプだからかな。
会話がこの作品のキモになっていますので、ちょっと浮世離れしたような台詞、つまり脚本はとても良いです。
そして何と言っても北代役の西野七瀬さんが素敵!「孤狼の血LEVEL2」では演技が評価されて映画賞も受賞されていましたけど、こちらの演技の方が全然いいじゃないですか!!ナチュラルだしファッションも含めてとっても可愛い北代でしたね。
率直に面白い
"恋をしている人から光がみえる"
そんな特殊能力をもつヲタク気質のある西条(神尾楓珠)と、想いを打ち明けられない北代(西野七瀬)、恋を探求する東雲(平祐奈)そして、人のものを欲しがる宿木(馬場ふみか)の4人で繰り広げられていく様々な恋の物語。
ありきたりな恋愛映画ではなく"恋とは"と哲学として考えていく流れが面白く、少し難しかったりもしました。
ですが、今までにない作品で個人的にはとても面白かったです。
キャストとしては、神尾楓珠さんがとてもいい味を出していた印象です。彼には良い意味でも悪い意味でも"顔が美しい"というハンデがあるのでどのようにそれを隠し、癖のある主人公を演じていくのだろうと思っていたのですが、その面影はありつつもしっかり西条に染まっていました。
他の女性キャストも個々のキャラがたっていたので3人でのシーンなどでは異色の3人が集まったことによって化学反応がおきる、会話のラリーもとても面白かったです。
何より、恋を探求していくうちに自分が見ているこの光は本当に恋の光なのか?それを深く考えていくというストーリーの流れも面白く、何より西条が北代の打ち明けられない想いに気づいたシーンがとても印象的でした。
時が止まったような素敵なシーンでした。
この作品は恋をしている人でも、してない人でも、恋って何なんだろう?と思う人でも見る価値があると思います。
オススメの作品です。
そしてタイトルが「恋の光」ではなく「恋は光」という所がまた深いなと思いました。
これは良いものです
原作漫画とは違うエンド。にも関わらず、何としっくり来ることか。違和感ゼロ。そうなんだよ、北代なんだよ。素晴らしい補完をありがとうございます。
追記 最初に見たとき、何も事前情報を入れないで観に行ったので、北代エンドだとわかったときの衝撃は大きかった。改めて鑑賞したくなり再度劇場に。こんなに完璧な原作「通りの」サイドストーリーを映画で見られる幸せを噛みしめた。二人の行く末に幸多かれ。
ももいろそらを に感謝
7月7日7回目鑑賞後のレビュー
原作は未読
昨年観た小林監督の「ももいろそらを」が好きになり、期待して観ました。良いとか悪いとかではなく、大好きな映画に会えました。
「いい恋をしました、いろいろあって結局別れました、素晴らしい思い出です」みたいな恋愛映画が苦手な方🙇♂️、絶対お勧めです。
以下、細かい小ネタを4つ、既に気がついている方も多いでしょうし、また、間違っていたらご容赦を
①冒頭(飲み物を)頭からかけられた宿木嬢とかけた花園さん、ラストで同じ場所の同じテーブルで仲良く向かい合っています。
この作品宿木さんで始まり宿木さんで終わっています。
②西条&北代さんが話ながらアーケード街を歩く背景の画廊に央さんの「初恋」がチラッと映っています。
③西条&東雲さんが向かい合う学食の場面で西条さんが恋のイメージを「ただ会いたい、ただ触れてみたい」と話す視線の先にさりげなく映っている後ろ姿の女性は北代さんだと思う。
(考え過ぎかも)
④北代さんがある時、東雲さんをお嬢様呼ばわりしますが、世が世ならば彼女は天領の庄屋のお嬢様。
これは掘り出しモノの巻
↑時間的に観たいモノに間に合わないとか終わりが遅いとか、でも映画は観たい時
たまたまこれを選ぶ
映画好きにはあるあるかも
西野なんちゃらって娘、孤狼の血を観て誰これググった記憶あるけど、長年の思いを告白するシーンは今季のベストシーンの一つになりそうです🧡
まぶしい
登場する大学生がお肌つるつるでみんな美しくて、特殊能力がなくても光って見える。意地悪な馬場ふみかちゃんですら、友達がちゃんといて、心を通わす。自分の知っている大学生はまったくそうじゃなくて、あのような輝かしい人たちを見ていると悲しい気持ちになる。自分がもはや恋愛の現役ではなく、若者ですらまったくないこともあって、見ていてどんどん悲しくなる。
広まって欲しい。
上映がもう終わってしまうということで観てきました。
恋が光って見えること以外は現実離れした恋愛映画ではなく自分にとってはとても見やすい作品でした。
また個人的に西野七瀬さんの出演作品は追っているけど今回が1番合った役だと感じました。
恋は光、希望そのものなんだ
昭和初期のように丁寧な言葉遣いと恋をしている人の光が見えるというファンタジックな設定ですが、すんなりと物語に入り込めました。
時代錯誤なキャラクターが話す会話に思わず笑いながらも微笑ましく、どこか見守るような気持ちで鑑賞。
恋とは何なのか?
昔からすべての人が考え尽くしてきた問いに真正面からぶつかる若者たち。
かなり理詰めで考える流れが続くので、人によっては途中でイライラするかもしれません。
しかし、恋に対する真摯な姿勢と純粋で言語化しにくい感情に振り回される様子はどこか懐かしくて、かつて自分の中にもあった無防備で壊れやすくてでも爆発しそうな熱量を持った気持ちを思い出させてくれます。
恋をまだした事がない人も、たくさん経験した人も、きっと心揺さぶられる映画だと思います。
そして、ものすごく岡山へ行きたくなる!
大きな嘘をつくためには小さな真実の積み重ねが必要。残念ながら・・・
誰の言葉か忘れましたが、大きな嘘をつくためには小さな真実の積み重ねが必要とされるそうです。
この作品は、恋をしている女性が発する光が見えるという、特殊な能力を持つ青年が主人公の物語です。
こういう特殊能力があるという設定はいいのですが、登場する女性が美形ぞろいすぎるし、ましてや男性とつきあったことがないというのはありえない。
小さなところでリアリティがないと感じると、あとは話の根幹である恋する女性に光が見えるという設定が非常につまらなく感じられました。
あと、人間ではなく〇が光を発するのは理解不能です。
評価は高いけどあくまで恋に恋する女性向けのお話なんだなというのが、恋の光を見ることができない♂の感想でした。
美術館ではお静かに🤫
キャストの色がハマっててすごく良かった🤭
個人的に北代のサバサバ感はすごく好きです✌️
あと『シーローキータ』と『美術館で座る』ところは心の中で思いっきりツッコませて頂きました🥸
テンポもよく、飽きない映画です!
西野さんの関西人役と馬場さんの可愛い役も見てみたい🤭
斜め
あまりにも周りの評判が良かったので、急遽見に行くことにしました。
もう終わりかけ、1日1本しかやっていないような状況ですが、ちらほらとお客さんが入る様子を見て期待値を高めていました。
恋愛している人が光って見えると言う特異体質を持つ主人公西条が、些細なことをきっかけに知り合う東雲と恋愛の定義を探していく映画
特に大きな波がなく物語は進んでいくのですが、それが見るものの心地よさの評価を変えていくのではないかと思いました。
「恋とは、誰しもが語れるが、誰しもが正しく語れないものである」
作中の名言のように自分自身も過去の経験と重ねながら見ることで入り込むことができるかと思いますが、読める展開に少し飽きてしまった私がここにいます。
でもこの映画で定義されていた恋愛について終わった後考えさせられました。
自分の恋愛に置き換えて、素敵な恋していきたいな
一体どんな結末を迎えるんだぁ
観ていて面白い会話劇、そして神尾楓珠のとんでもない目力とメイン女性3人の圧倒的な可愛さ。
ドラクエ5の婚約者を選ぶイベントを思い出した。
幼馴染か上品で可憐な子かキツめなとんでも女か…
今作は恋について定義をして、主人公もちゃんと選択をしている。
曖昧にして観客に委ねず完結している点が良かった。
観ていると推しの子ができて勝手に応援していたが、その子は選ばれなかったからショック。
だけど、あの選択が一番だったよな。
作者との知恵比べ
西条は恋する女性が光って見える能力の持ち主なのね。
で、このキャラ配置だと、最後に幼馴染の北代と結ばれるのは明らかなの。しかし、西条が見ると北代は光っていない。その理由はなんでなんだろう? と倒叙ミステリーっぽく作者と知恵比べする感じもあったな。
登場人物のキャラを作り込み過ぎていて現実感が薄いとかあるんだけど、見ていられんの。テーマが『恋』だと引っ張る力がやっぱり強いね。
そして西野七瀬(北代)が良かった。シーン毎の表情の変化でもっていかれる。「北代が幸せになって欲しい」と思って観るからね。
北代が光って見えないのは、北代が放つのは『母性の光』だからだというのは「?」だったんだけど、もうその辺では「北代がんばれ」になってるから、スルーできたよ。
感情というものが今ひとつ分からない理系キャラが頑張るというありがちな話ではあるけど、西野七瀬・平祐奈・馬場ふみかが適材適所にはまって、観てて面白いよ。
傑作でした。
私的には文句のつけ所のない傑作でした。
主人公の大学生の西条(神尾楓珠さん)は、恋をしている女性が光って見えるという特異体質。
西条は自身が恋愛には無縁なので、恋する女性が光って見えても迷惑なだけ。
しかし西条が、浮世離れした文学少女の東雲(平祐奈さん)との出会いから、「恋とは何か?」を、幼馴染の北代(西野七瀬さん)、大人な女性の宿木(馬場ふみかさん)とそれぞれの関係性の中で探っていくストーリーです。
いわば「恋とは何か?」を哲学する映画になっています。
しかしその「恋とは何か?」の探求は、それぞれの深い心情にまで最後は到達することになります。
その深さを、さりげない岡山の日常的風景の美しさを背景に、軽やかに描いてる所にも素晴らしさがあったと思われます。
セリフの一つ一つにもハッとさせられる言葉も少なくなかったです。
そして登場人物の誰もが少し変わっていて、しかしそれぞれが魅力的に描かれています。
セリフは核心をついているのに不自然でなく、それぞれの人物描写も普通でないのにありそうという絶妙なバランスは、本当に優れた表現者でなければ描けないのでないかと一方で思われました。
そしてこの軽やかさが続く中で、最後には映画や物語(つまり人間)にとって普遍的な深さまで到達するのを見た時は感動すら思われました。
軽やかさと深さとを両立させるのはなかなか出来ないことだと思われています。
ラストまで見て、文句なしの傑作だと最後に拍手を送りたくなりました。
映画は細部にまで行き届いていると思われました。
それはファーストカットとラストカットの選択にも現れているようにも私は感じました。
ただ映画自体は軽やかに楽しく面白く、それぞれの登場人物も含めて魅力的に描かれています。
なのでさらりと気楽に楽しんで欲しいと思われています。
このような素晴らしい作品がちゃんと評価され、同様の作品がもっと増えるためにも、気になってる人はぜひ映画館で見て欲しいと思われています。
あるいは今後も口コミで評価されて行けばと思われています。
素晴らしくも素敵な作品をありがとうございました。
恋の定義と恋に落ちるタイミング
恋にいたるプロセスは人それぞれ。一目惚ればかりの人もいれば、友達からでないと好きにならない人もいたり、友達の彼女(彼氏)ばかりを好きになる人もいたりして。だから、恋するとはどんな現象なのか、定義は難しい。それこそ人の数だけ理論があってもおかしくない。
本作では4人の大学生が恋したり、恋について議論したりする。キャラが違うから恋の仕方も違うし、異性のどんなところに魅力を感じるかも違う。彼らの恋に落ちるタイミングの違いが楽しかった。その4人を演じている俳優たちがとても魅力的だったからだと思う。
前提として西条の能力(恋してる人は光って見える)があるが、それをうまく使った脚本だった。いや、原作漫画がそもそもいいのか(未読だけど)。そこで光る!?ってシーンはとても面白かった。
個人的には西条と北代のやりとりがお気に入り。最初から最後までニヤニヤしてしまった。西野七瀬の飄々としているのに芯がある演技がよかった。色んな作品を観るたびに彼女の評価が上がってしまう。完全に出演作を観たくなる女優さんになってしまった。
光こそ恋 2022年度1位!!!
※2022年7月28日 追記
※2022年10月1日 追記
西野七瀬が出演している映画は当たり率多め!
神尾楓珠主演作品もホームランがデカい!
しかも、本作の監督は人生で一番好きな恋愛映画である「殺さない彼と死なない彼女」の小林啓一監督!
期待しない要素を探す方が難しいまであります。
そんな6月で1番楽しみだった作品を2022年の上半期のラストに鑑賞。全体評価も高かったので、大変期待していたのですが...開いた口が塞がりませんでした。。。何だこの映画は。久しぶりにあまりの面白さに席が立てなかったです...。
冒頭から勝利を確信。私の勝ちだ!
何が起こってるの!?で一気に虜になる。もう既に大笑い。後々、このシーンはこういうことをしたからなんだろうなぁと想像出来るのだが、そこでまた思い出して大笑い。たった15秒の1シーンを二重で笑える。すごくないかこれ。掴み大賞があったら堂々の一位間違いなしです笑笑笑
恋をしている人が光って見えるという如何にも少女漫画らしいファンタジーな設定に、いつも理屈っぽい文学バカの早口が主人公という現実味のある人物。それぞれ単体では受け入れにくいのに、掛け合わさることで絶妙なバランスに。光に違和感もなければ、早口がキツくもないんです。というかなんなら、光に対して色んな感情が溢れ出てくるし、もっとウザったらしい話し方をして欲しいとまで思うようになる。
余白もまた上手く具合に挟まってきて。
あえて”聞かせない”という良さ。
何を言っているか”分からない”という面白さ。
こんなことがあったんだろうな〜と、聞こえないシーンを想像する。耳を使わない分、映像に目がいくからより笑えたり、より微笑ましくなったりするんだよな。素晴らしい演出です。
一種のコントかのようにテンポのいい会話劇。
東雲(平祐奈)が宿木(馬場ふみか)に対して、「宿木さんは天才ですね!」と目をキラキラして言い、宿木が「なに、バカにしてんの?」とツッコミからの北代(西野七瀬)が「本気だと思うよ〜」という呑気な返し。トリオ漫才ですか?めちゃくちゃ笑えるんですけど笑笑 馬場ふみかのキレッキレなツッコミが最高です。
他にも笑えるシーン多数。
「殺さない彼と死なない彼女」が好きな人は絶対好きでしょう。なかなか映画館で声を出して笑うことはしませんが、これは思わず出てしまった。不意をついてくるんですよ、この監督は。あの映画も本格恋愛映画かと思いきや、大量の爆笑シーンが散りばめられてますから。でも、ちゃんと本格恋愛映画なんです。
恋とはなにか、という恋の定義について真剣に考える主人公・西条(神尾楓珠)と東雲。交換日記でしかも小学生向けってのもまた良くて、その中で書かれる文学オタクの真面目な考察が非常に面白いところをついている。ファンタジー要素としてだけでなく、ちゃんとストーリーに関わってくる光。目で見えなくとも、心で感じる光の存在。それをも考え、語る2人。本当に無駄のない映画だこと...。
神尾楓珠の陰気なオタク感、平祐奈の純粋無垢な天然ぶり、馬場ふみかの意地の悪さと性格の良さ、そして西野七瀬の色んな優しさ・ノリの良さ。一人一人のキャラクターがどれも個性的。そのうえ完璧なキャスティングと完璧な演技力。タイトル、監督、キャストと設定くらいしか見ておらず、今月1番楽しみだったとは言っても予告は1回見たかな程度で最大限情報を入れていない状態だったので、このキャラの濃さには驚かされました。もう見る前から面白いことは確定だったんだな。
パジャマでお酒飲んだり、川で釣りをしたり、嫉妬で感情を顕にしたり...と愛おし過ぎるシーンが山ほど。心に染みたり、グッときたりする名言も沢山。こんな幼なじみ良いな〜とか、この頭の良さ羨ましいな〜とか、街並み綺麗だな〜とか、ひとつの映画で思うこと感じることが数え切れないほどに。誰かと語りたくなる、そして心に永遠と留めておきたくなる。そんな素晴らしいという言葉じゃ収まらないほどの映画なのだ。
★5.0はパンフレット絶対に買うって決めてるのに、あまりの面白さに衝撃を受けてしまい、買い忘れてしまった。これはもう1回見に行くしかない。上半期ラストでランキング更新!2022年ベスト2になりましたよ。ああ、本当にありがとう。超絶オススメです!!!!!!!
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2022年7月28日 劇場にて2回目の鑑賞
もう1回見たかったのに逃してしまった...と割とショックを受けていたのですが、先週から近所で上映が開始しているということで慌てて見に来ました。時間帯は遅めなのに、かなりの集客。2回目でもワクワクが止まらず、興奮気味に劇場に足を運んだわけですが、本当に本当に面白かったです!笑
西野七瀬演じる北代の七変化。
ファッションだけでなく、髪型も多種多様。どれもこれも、めちゃくちゃ可愛いのです。特に好きなのは、西条が気になっている人はあの人だと東雲を見に行く時の北代。でら可愛いでこれ。色んな格好してくれるおかげで、絵が全く飽きないし、ずっと見ていられる。釣りショップのエプロンも可愛いってどういうことでしょうか。
2回目だから気付く細かいところも面白い。
奥の方から急ぎ足で向かってくる宿木嬢とか、焼き鳥は塩かタレかという話を永遠としている女子大生とか、わざと中心を捉えずに距離感を表した描写だとか、こだわりが素晴らしい。こうも濃密に描いていると、何度でも見たくなる。観客がめいいっぱい楽しめるようにと、よく考えられて作られてます。
めちゃくちゃテンポがいいのに、かなりボリューミーでかなりの満足感を得られる。大体、同じ映画を2回見た時ってどんな内容か知っているから2回目を見たという記憶が無くなるんですけど、この映画は全くそんなことがないかと。どのシーンをとっても★5.0。「コンフィデンスマンJP 英雄編」は愛が深すぎるが故に殿堂入りレベルですけど、あの作品を抜きにしたら本作は今年度堂々の1位です。結構、圧倒的で。群を抜いて神作です。大袈裟ではなく、数多く見てきた恋愛映画の中で1番好きかも。
始まり方も締め方もカンペキ過ぎるのじゃ。
始まり方の面白さは前文でも書いたように、締め方も天才。超鳥肌もので、最高の気分になる。最後にタイトルコールが出る映画が大好きなんですよね、私。邦画って、結構宣伝材料にされがちで。それで、普段聞けない音楽が聴けるって言うのはいいんですけど、どうも作風と合っていないな〜ということも多いんですよ。しかし、本作は邦楽ではなく洋楽を採用。しかも、雰囲気にバッチリあっている。これが超好感得ましたね。
今年一はこの作品で間違いないかなと。
なんなら、もう1回見たい。ずっと見ていたい。早く配信して家で繰り返し見たいし、円盤買って拝みたい。映画人生レベルで大好きな映画です。ありがとう!!!こんな映画を作ってくれて!!!
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2022年10月1日 U-NEXTレンタルで3回目の鑑賞
友人と一緒に入っているU-NEXT。
散々私がオススメしたせいか、この作品を見たい!と、まだ880円しますがレンタル購入。せっかくなら私も!と3回目の鑑賞です。
やっぱりレベチですわ、この映画。
堂々たるナンバーワン。これを超える作品が年内に現れるわけが無い。こんなにも満足度が高くて、幸せいっぱいになれる映画はこれまで見たことがない。★5.0が限界値だということを憎らしく思ってしまうほど、神が付く映画なのです。鑑賞後はあまりの面白さにボディーブローを喰らったような気分に。愛おしくてたまらないのだ!
何度見ても新鮮な気持ちで見れる。
名言が大冒頭に出てきて、そこから衝撃映像。釣りに行ったり、俗物を持たなかったり、小学生用のノート使ったり、どっからどうみても普通ではない主人公たちが、あまりにも面白くて、あまりにも笑える。全員ハマり役だったけど、中でも西野七瀬の演技が繊細すぎてヤバい。完全に惚れる。
恋だな?恋しちゃったんだな?この映画に!
無駄が一切ない天才的な構成。ファンタジーでありながらリアリティな人間模様で見応え抜群だし、「殺さない彼と死なない彼女」の監督らしく、映像がめちゃくちゃ美しい。この映画自体が光。恋は光は光なのだ。
3回目見た映画なんて超久々。
でも、3回見てもまだ見たい。こんな経験は初めて。
オススメした友人も、★5.0じゃない理由が見つからないって言ってました笑 それくらい、すごい映画なのです。ぜひ、ご覧下さい。
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