「新しい切り口の恋愛ファンタジー」恋は光 ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
新しい切り口の恋愛ファンタジー
恋が光として見える西条(神尾楓珠)、
そして恋を定義しようとする西条と東雲(平祐奈)ではあるが、
懸命に言語化しようとするものの、
西条の幼馴染 北代(西野七瀬)の感情は愛情(母性)であるため西条には見えない
という背景が特異な設定で、実に面白く観ることができました。
※大洲央(伊藤蒼)が、北代も光って見えると言っていることから、
西条だけは見えていないという絶妙な設定
主人公 西条は特異ではあるものの、これはこれで面白いキャラ設定ですし
女性キャラクターはみんな魅力的で良かったですね。
東雲のキャラ設定と西条との文学的なやりとりは独自固有で刺さりましたし、
北代の西野七瀬はとても魅力的で素晴らしかったです。
原作未読且つ原作と映画ではラストは異なるようですが、
私はこの映画のラストが好きですね。
実に瑞々しい潤いのある作品でした。
ひでちゃぴんさん、共感ありがとうございます。・_・
>原作と映画ではラストは異なるようですが
確かにラストが違いました。
以下、その事に関して他の方のレビューにコメントした内容
と重複(というか引用)するのですが
# ”北代さんが不憫でならない ”
# そんな読者の声は、原作者の頭に残ったままだったようで
# 今回の映画化にあたり、今度は「北代さん」エンディング
# にしようと決めたらしいです。
原作者も悩んだみたいです。
単行本のあとがきだったかで、その心情を吐露しておられました。
応援するヒロインには幸せになって欲しい。
その想いの強さは、原作者ならでは一艘強いのかもしれません。
そんな風に思えた作品でした。 ・-・ハイ
共感ありがとうございます。
こっちのがずっと良いですね、ブックオフで原作買うのを止めた位でした。西野、平、ふみかは甲乙付けがたかったですが、共感度で七瀬ですかね。