「恋は光、希望そのものなんだ」恋は光 ヨークさんの映画レビュー(感想・評価)
恋は光、希望そのものなんだ
昭和初期のように丁寧な言葉遣いと恋をしている人の光が見えるというファンタジックな設定ですが、すんなりと物語に入り込めました。
時代錯誤なキャラクターが話す会話に思わず笑いながらも微笑ましく、どこか見守るような気持ちで鑑賞。
恋とは何なのか?
昔からすべての人が考え尽くしてきた問いに真正面からぶつかる若者たち。
かなり理詰めで考える流れが続くので、人によっては途中でイライラするかもしれません。
しかし、恋に対する真摯な姿勢と純粋で言語化しにくい感情に振り回される様子はどこか懐かしくて、かつて自分の中にもあった無防備で壊れやすくてでも爆発しそうな熱量を持った気持ちを思い出させてくれます。
恋をまだした事がない人も、たくさん経験した人も、きっと心揺さぶられる映画だと思います。
そして、ものすごく岡山へ行きたくなる!
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