「文系が恋に落ちたので哲学してみた。」恋は光 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
文系が恋に落ちたので哲学してみた。
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序盤、『リケ恋』みたいなこと言い出したと思ったら文系の話でした。
最初は西條の棒読みが“棒読み風”でない本当の棒読みで気になったが、中盤から良くなっていった。
それ以外は演者すべて素晴らしかったのですが、何といっても西野七瀬。あくまで友人を装いながら微妙に漏れ出る本心を、見事な表情芝居で観せてくれた。何度か出る「よっ」の温度感もグッド。
漫画原作だし、キャラ付けなどは全体的にアニメチックなのですが、絶妙なリアリティーラインで成り立たせてるのが凄い。宿木さんが中盤以降憎めなくなるのも、演技と演出の妙。
個人的には伊東蒼さん(気付かなくて、キャストみてビックリ)の先輩が気になるくらいのボブ好きなので、予告段階では東雲派だったのですが、それ以上に負け組幼馴染好きらしく、北代を応援していた。
風景や古民家、バスまで非常に魅力的で現地に行ってみたくなる。また、個人的には北代、東雲のファッションもツボ。なので、地味な話ながら飽きが来ませんでした。
ちなみに、宿木さんだけ方角が入ってないのは蚊帳の外ってことでしょうか。笑
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uzさんのコメント
2022年7月5日
柚子胡椒さん
情報ありがとうございます。
エンドロールやWikiにも出てなかったので、苗字しか設定されてないと思ってました。笑
恐らく苗字になりそうで南の付く地名が愛媛に無かったのでしょうが、それでも宿木だけ正式な地名でないところは、何かしらの意図を感じてしまいます。