シャドウ・イン・クラウドのレビュー・感想・評価
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叩きのめすべきは、グレムリンではなく暴力夫では?
前半の狭い銃座内での一人芝居から、後半の怒涛のアクションのつるべ打ちに至るまで、クロエ・グレース・モレッツを堪能できる一編。翼にぶら下がって移動したり、背面飛行で墜落を回避したり、グレムリンとタイマンを張ったりと、まさにやりたい放題の大活躍だが、そのサービス精神が嬉しい。
言いたいことがあるとすれば、戦争で活躍した女性たちに対する称賛と、「母は強し」ということだろうが、そんなことを真剣に考えるような映画でもない。
それにしても、グレムリンが出てこなくてもストーリーは成り立ったと思うのだが、零戦の襲撃だけでは、試練が足りなかったということか?あるいは、赤ん坊に対するあれだけの執着としつこさから察するに、グレムリンは、暴力夫のメタファーということなのだろうか?
いずれにしても、あれだけの身体能力と戦闘能力を身に付けているのであれば、どんな暴力夫でも、いともたやすく叩きのめすことができると思えるのだが・・・
モンスターと同等に気持ち悪い男たち
第二次世界大戦中、極秘の任務を抱え連合国空軍の爆撃機に乗り込んだ女性兵士ギャレットが空の上でとんでもないモンスターに遭遇する話。
単純にモンスターを楽しもうとしてたら割とフェミ色強めの話だった。ギャレットに対する男達のしょーもなく気色悪い言葉は、みるも気持ち悪いモンスターそのもの。ガラスにへばりついて、トゲトゲの沢山ついた舌をべちゃ〜ってやってくる気色の悪さ。あなた達の下ネタこれぐらい気持ち悪いよって言ってるように見えた。
この冒頭の数十分で相当ヘイトが溜まるんだが、それを後半気持ち良いぐらいに発散してくれて良い(いかにもB級感の演出含め)。しかもそのヘイトを全てモンスターへの攻撃で解消させるのが上手いなと思った。本当は乗組員ほぼ全ての男に同じぐらい拳入れたかっただろうに(笑)
でもめちゃくちゃ残念だったのが、人が逆さ(飛行機の下から出てくるとか飛行機が180度回転する)になるシーンを同じようにカメラも回転させるなよってとこ。そもそもあの動きは理論上おかしいのに、カメラまで人と同じ向きにされると全然大変さ伝わってこないから! せめてカメラは固定させて人を逆さで映してくれ〜
ジャンジャンの香り
後半失速
前半40分くらい銃座の中だけで話を進めていく所が面白く興味を惹かれたが極秘任務の内容がわかってからは興醒めというかなんというか。
いくらなんでもそんな母親おるか?と思ってしまったり。
後主人公が不倫してるというよりは普通に付き合ってて結婚する前に子供できたという方がまだ感情移入しやすかったのかなと思ったり。
というかあれだけの高度でどったんばったんやってんのに生き延びるスーパーベイビー凄すぎんかと。
ファンタジー要素はあの化け物だけでよかったのでは。
着陸後もあの化け物まだ死んでなかったんかいとなったりして後半だれたのも難点。
とはいえ次から次へと飽きさせない展開があるし上映時間も長すぎないのでかなり気楽に観れる映画だと思う。
Yes, Mom! 貴官の二の腕についていきます!
かなりのトンデモストーリーだが、気がつくと終盤まで手に汗握って肩がゴリゴリに凝っている自分がいた。そしてラスト、これでは終わらん、来るぞ来るぞ、ほらやっぱ来たー!え?いやいや追いかけんの?そんな…えーい、もうとにかく頑張れクロエ姐さん!いてまえ〜!…ですっきり大団円。一生ついていきます喧嘩が怖いけど。というわけでこれはこれで結構アリじゃないか。それに「アイチ?いやいや姐さん二式水戦は三菱だろ?ん待てあれは武装した零式水偵だから愛知で合ってる!」「連合国空軍?アメリカは陸軍航空隊だろが。え?1942年に寄せ集めの”Allied Air Force”とやらが創設されてる?」とトンデモ映画のわりに結構考証も正確。何よりB17の下部銃座ネタではこれまで見た中で最も閉塞感や剥き出しの恐怖がリアルに伝わってきた。パラシュートも持ち込めないらしいし、あんなblack of blackな部署にだけは配置されたくないな。
消化不良。
サスペンスありの劣化版エイリアン
空飛ぶ爆撃機で怪物グレムリンと戦う女性兵士の姿を描く。予告編を見た感じだと、銃座や機内で戦う姿はエイリアンと戦うシガニー・ウィーバーとダブってしまっていた。
でも、離陸してからしばらくの間、男たちは声だけの出演で、クロエ演じるモードがなぜ爆撃機に乗ることになったのか、秘密の作戦とは何かを探り探られる心理戦がメインの話だった。まるでサスペンス。
そこにグレムリンが登場し、さらに日本の零戦も登場するというカオス状態に。モードの真意がわかってからは徐々にアクションシーンが増えたので想像していた映画になっていったのだが、どうにも違和感を拭えない。
1人でグレムリンと戦うイメージの予告編だったからかも。「頼れるのは私だけ」じゃないよな。いろいろと助けてもらってるし。それにしても一回機体から落ちて、敵機の爆発の衝撃で吹き飛ばされて機内に戻ってくるってシーンはひどい。苦笑しかなかった。
でも、全体の印象はそんなに悪くはない。やはり、最後のクロエの立ち姿は「エイリアン」のシガニー・ウィーバーを連想させる強さを感じた。
クロエ大好き!
やっぱり1番はシバタ、2番はドイで、6番辺りにクロエかな・・・って、それはV9時台のジャイアンツだよ!と、最初からとぼけてしまってごめんなさい。高田の背番号も知らないくせに♪などと口ずさんでみても、クロエの背番号も知らないくせにとは言わない。そんな替え歌を流行らせたいと思ってはみたけど、クロエ(chloe)の発音はクロイに近いので断念。
そんなクロエファンにも違和感のある軍人さんキャラ。やっぱり少女時代のほうが圧倒的に印象に残ってるのですが、身体は逞しくなっているし、童顔とが不釣り合いのような気がしてならない。キッカス2でも大人の身体になってたからなぁ~
『トワイライトゾーン 超次元の体験』(1983)でジョン・リスゴーが飛行機の窓から見えるグレムリンに怯えた様子を思い出す。そして『世にも不思議なアメージング・ストーリー』(1987)でこの映画と同じくB-17爆撃機のドーム型銃座に座った兵士が車輪が出なくなり胴体着陸するしかなくなった恐怖にも通じる。これはスピルバーグ監督。ロザンヌ・リャン監督もこの2作から影響を受けてたんだろうな~と想像できるのです。などと過去作を思い出しつつ、ギャレットの衝撃的真実に驚かされた。
やっぱ強いわ!キッカスのあの幼いクロエを思い出す。いいね、いいね。と、次なる展開にワクワクさせられた・・・のですが、残念な結果に。あれ、終わり?何とも尻切れトンボ。あっけにとられている内に、軍隊で活躍する女性たちのスナップショット。いやいや、活躍する女性って、軍隊だけじゃないでしょ。零戦攻撃とか良かったのに、なんとも余韻を残さない映画となりました。トワイライトゾーンとアメージング・ストーリーをまた見たくなってきた。
80年代のベストなB級映画
もはやこれは、Grunge版ジブリ映画だ
空の悪魔グレムリン
えっとぉ、ギャグ映画ですか?
“あり得ない”の境界線って
人それぞれ違うので
共感は求めませんが
いやいや、やり過ぎでしょ(^_^;)
「キック・アス」」トムとジェリー」等
クロエ・グレース・モレッツ嬢
大好きなんですよ!
映画に関して包容力もある方なので
そこそこぶっ飛んでても
「うむ。クロエ、かわいいから許す!」
ってつもりだったんですが、許さん(^_^;)
「エイリアン」シリーズの末期のシガニーや、
「海底47m」のヒロインよりも強い。
…うーん、でも、この手の映画めっちゃ観てきたし
何がそんなに“あり得ない”って気になってるのか?
考えたんですが、
多分、クロエが泣き叫ばずに立ち向かうからかも。
怖がりながらの解決ではなく、
「てへへ!やっちゃったぁ」レベル。
※さすがに言い過ぎ(^_^;)
監督さんの演出の問題だとだな。
クロエな悪くない。
と、アイドルヲタみたいな感想でした(^_^;)
闘うクロエの復活に胸熱
大好きな闘うクロエの復活に
嬉しくてハートが火傷しそうです😭
作品の半分(いや7割?)近くを
たった一人で保たせる凄さに痺れました。
しかも身動き取れない銃座の中で。
ラストの一切物怖じしないクロエは
初めてヒットガールに会ったあの衝撃と感動を
再び思い出させてくれました。
ここ最近長尺作品が目立ちますが
83分と魅力的な尺に
素敵な興奮スイッチが鏤められた
愛すべきB級作品。
大好き!
クロエ・グレース・モレッツ
全てが噛み合わない。
あまりに評価低いので怖いもの見たさと、クロエ見たさで鑑賞。
なるほど、、確かにこれは設定、プロットがきつい。
特殊任務が個人的な事情だったり、それに襲いかかる零戦とグレムリンだったり、、高度2000mだと-12°cくらいかな、、しかもかなりのスピードだと思うんだが、、まあいいや。謎が解けるとガッカリ感半端無し。
とにかく一つも噛み合ってない。
で、まとめは戦争に参加、巻き込まれた女性がんばった、母は強かったと、、とって付けた感じだった。
それが描きたかったならなにか要素削って彼女のバックグラウンド描くべきだった様な気がする。しかしそれじゃ客が入らないから化け物出さざるを得なかった様に見えちゃった。
NZ映画、指輪で有名なWetaが頑張っているから美術もCGも無駄にレベル高い。
変だ
第二次大戦の爆撃機がゼロ戦と戦うだけでも充分面白くて、そこに恋愛と赤ん坊のサスペンスがあって、それはそれで面白い。ところがそこに更にモンスターが現れて、渋滞気味だし食い合わせも悪い。モンスターパニック映画として見れば、銃座の感じがすごくリアルで、軍としての規律もしっかり描いていて物語に寄与しており、背景がしっかりしている。モンスターも面白かったのだけど、モンスターなしで他の要素を充実させた方がもっと面白いような気もする。
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