映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝のレビュー・感想・評価
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設定に無理がありすぎて面白くない
設定に無理がありすぎて面白くなかった。違和感があったポイント。
・ちよめがみさえ出産の同室にいたのが後付け感ある。
・妊婦のくせにちよめが動けすぎ。あんなにアクション出来るわけない。
・現代なのにバリバリの忍者が出てくるの違和感。時代がごちゃごちゃ。
・人間が動物になるのが違和感。しかも最後まで動物のまま、せめて人間に戻してやれよ。
・もののけ術の安売り。ゴリラだけの特権かと思いきや、みんなバンバン使えるので最強の術感がない。
・世界のヘソ、ニントル、地球崩壊、壮大なSF要素がクレしんの世界観に合わない。
天カスに遠く及ばない作品だった。近年のクレしん映画では駄作の部類。
あくまでも「ギャグ」アニメだからなあ
前作が良すぎたためか、このノリで観てしまうと痛い目に遭ってしまうかも知れません。
私はどちらかといえば前やったカンフーに近いのかなと思いました。結構ツッコミどころも多くまあそれなりに楽しむことができますし、親子揃ってなら思わず泣けちゃうシーンもあって良いと思います。
また野原家だけの活躍というわけでもなく、へそ隠家だけの活躍というわけでもない、最後は防衛隊も加わって「トゥモロー!!」となっていたのが印象的でした。
あと最後に伝えたいのはなんと言ってもギャグ漫画だということです。「げらげら笑おう」と予告にもある通りやはり映画クレヨンしんちゃんの根本にはギャグ、笑いがあります。涙はあくまでも後からついて来るもんだということを忘れないでください。ただ今回物語が同時並行して進むので理解するのに少し苦しむ人も居るかも知れません。
また、全部理解しない方がいいですね。わからなくなるところもあるし。
忍法クレヨンしんちゃんの術
映画クレヨンしんちゃん30作目。
記念すべき映画化30周年の題材は、『雲黒斎の野望』『戦国大合戦』以来となる、時代劇もの。
厳密に言うと、忍者。
これまでも映画や原作漫画で忍者が出てくるエピソードやキャラはあったような気がしたが、がっつりメイン題材になるのは初。
これまで無かったのが不思議なくらい『クレヨンしんちゃん』の世界にフィット。どんなジャンルでも変幻自在にしんのすけの“お遊び”に。
そういや昨今、忍者ごっこして遊ぶ子供は皆無状態。時代とは言え…。しかし劇中、これが巧みに活かされている。
節目の30年で『クレヨンしんちゃん』×忍者。単にそれだけではない。
30年目で明かされる、しんのすけの驚きの出生の秘密…?!
ある日、野原家に突然の訪問者。しんのすけが産まれた産婦人科医の院長と、若い妊婦と一人の男の子。
院長は顔を見せぬほど深々と平謝り。曰く、5年前の出産時、とんでもないミスがあった。
しんのすけと別の男の子の取り違えが…!
30年目で衝撃の事実。しんのすけは、ひろしとみさえの子供ではない…!?
これが事実だったら、共に過ごしてきた5年間(『クレヨンしんちゃん』の30年)がひっくり返る。
幾ら30周年の特別な題材とは言え、こんなのアリ…?
はい、ご安心を。いきなりネタバレで言っちゃうけど、そんな事実は一切ございません。
予告編やキャッチコピーなどで“オラは誰の子?!”“とーちゃんかーちゃんの子じゃない…?”はちょっと大袈裟感のある掴みネタ。
これにはあくまで訳アリが…。
妊婦と男の子はある所からやって来た。
屁祖隠ちよめと息子の珍蔵。“忍者の里”の忍者母子。
ちよめはしんのすけの本当の母親として名乗り出、珍蔵が二人の本当の子供であると言うが…。
困惑するひろしとみさえ。
その夜、謎の忍者集団の襲撃により、しんのすけは忍者の里に連れ去られてしまう…!
今も忍者たちが隠れ生活している“忍者の里”。
ここには、“地球のへそ”がある。超巨大純金で塞いでいる。
が、この純金が外れかかっている。もし、外れたら…? 地球のへそから莫大なエネルギー“ニントル”が放出され、地球は枯渇し、死の星になってしまう…!
代々それを守る努めなのが、屁祖隠家。“もののけの術”で巨大な動物になり、栓(純金)で塞ぐ。
珍蔵の父も祖父も。が、もののけの術を使い過ぎると動物になってしまう。
ところが、珍蔵はまだもののけの術が使えない。
そんな定められた掟、偉そうな長老の横暴から息子を守る為、ちよめは珍蔵を連れて外の世界へ。
何故野原一家かと言うと、5年前、ちよめが里の仕事で外の世界に居た時急に産気付き、たまたま産婦人科医の同じ病室だったのが、野原一家。
その時の野原一家の平々凡々な幸せそうな姿に憧れ、我が子にもそんな暮らしをさせたいと、取り違えをでっち上げ…。
そもそもの動機やちよめの理由が弱い気がするが…、それを差し引けば、今回も安心安定で楽しめる映画『クレヨンしんちゃん』。
忍者の里にやって来ても、いつも通りマイペースのしんのすけ。
当然本当は忍者の子供ではないので、忍術など使えない。使えないけど、“忍法おバカ”で周囲を振り回す。
一方の珍蔵は…、野原家で普通の子供の暮らし。
しんのすけと違って、礼儀正しい真面目な子。
しんのすけとちよめ。
珍蔵とひろしみさえ。
しんのすけを取り戻そうと外部からの侵入が禁じられている忍者の里へ向かうひろしとみさえ。忍者の里の危機に立ち向かうしんのすけとちよめ。
“二組の親子”の奮闘と、親子愛が今回の主軸。
時折挿入される幼き頃のしんのすけの思い出。
しんのすけの目線で、ひろしとみさえの愛情を受ける。
それを夢で見、涙ぐむしんのすけ。
里を出る事を決心した際の、「オラは野原しんのすけだゾ!」。
逃げる時転び足を擦りむき、また涙ぐむ。
嵐を呼ぶ幼稚園児が代名詞だけど、まだまだ5歳の子供。
とーちゃんかーちゃんが恋しい。
誰が何と言おうと、オラはとーちゃんかーちゃんの子供だゾ!
珍蔵も然り。
一見出来た子供だけど、随分と我慢している。それを見抜くみさえ。
ある時遂に、不満や欲求が爆発。駄々をこねる。
純粋な子供でいたい駄々。
子供はそうであっていいんじゃないか。甘えたい時は甘え、遊びたい時は遊びたい。
我慢せず、無理をしないで。
それはちよめにも言える。
一人で全部を背負おうとする。
助けが欲しい時は助けを乞うたっていい。
必ず、みさえやひろしのような愛情と人情深い、同じ子を持つ親が助けてくれる。
親子の関係や子の在り方、親の在り方…。
変わらぬ『クレヨンしんちゃん』のテーマは本作でもしっかりと。
らしいギャグもたっぷりと。
突飛な世界観や設定もさることながら、一番ウケたのは、刺客忍者。
“辺賀久才蔵”とその忍術“最臭日”。シャレの効いたネーミングセンスは相変わらず巧い!
もう一人の刺客に、アノ歌手。“もののけ”繋がり…?
アノ超人気アニメの声優と、それを彷彿させる術の名。
今回の敵は、長老。偉そうな性格に、自分だけは近代的な贅沢な暮らし。その資金は、純粋を削って。そのせいで危機に瀕している。
映画『クレヨンしんちゃん』の悪役でもかなりのヤな奴。その横暴さにブチギレられ、秘書にブッ飛ばされるシーンは痛快。
ちよめのゲスト声優が川栄李奈とは最初気付かなかった。そういや以前も主役の声を務めたアニメ映画あったけど(奇しくも『クレヨンしんちゃん』と関わりある湯浅政明監督作品)、なかなか巧い!
ゲストお笑い芸人は、ハライチ。定番のネタも披露。
もののけの術により、珍蔵の父と祖父は動物の姿に。
ナマケモノ祖父、ゴリラ父。母ちよめだけじゃなく、この二キャラも絶妙。
終盤父が負傷し、術が使えなくなる。息子に託す。
術が使えなかった珍蔵だが…、分かっていても子供の成長をストレートに。
クライマックスは、外れた純金栓を地球のへそに戻す。
地球の危機レベルの大スケールと、大忍法作戦!
ちよめが開発した巨大くぐつロボにひろしとみさえが乗り動かし、珍蔵はもののけの術で巨大動物になり(オオカミ? リス? と思っていたら…!)、噴出したニントルでしんのすけたちももののけの術で動物に大変身!
元々もののけの術は、子供の遊びから生まれた術。
地球の危機を救う野原一家&屁祖隠一家の活躍であると同時に、忍者ごっこをしなくなった現代っ子たちが、ブッ飛びの方法で元気いっぱいの忍者ごっこをまるでしているよう。
何だかそれが見ていて嬉しくなった。
今回も面白かったのは面白かったが、近年のBESTではなかった。
だけど、今回も教えてくれる。
たくさんのギャグ笑い。
ハートフルな感動。
家族愛。
子供らしさ。
忍法クレヨンしんちゃんの術。
帰って天カス学園のBlu-rayを見ました
※別の所でレビューしていたものを、サイトを統一するために持ってきました。以下それと同じです。
しんちゃん映画ワースト一位です。星0.5です。 ワクワクしたのは見る前だけでした。
感想初めて、一回しか見ていません。 時系列ぐちゃぐちゃです。
疑問点、不満点
・忍者の母親が妊婦なのはもちろん構わないのですが、自分が野原家を巻き込んだのに決着の場面になって生まれるからと離脱するのはどうかと。産まれそうなのに参加しろということではありません。勝手な理由で野原家を巻き込んだならきちんと責任を取って欲しかった。丸投げじゃないですか。そもそもこの設定がいるのか?(一応記述しておきますが妊婦さん批判ではありません。)
・忍者の母親と夫は、子どもの世話のことでちょっと揉めていました。この2人が分かり合えたのはヘソがはまって無事解決したから。(へそを抑えるために忙しいから夫は子どもの世話を手伝えなかった、と解釈) 根本的なことは何も解決していません。またへそが出そうになったら同じことになるんじゃないの?
・忍者の子供が使えなかったもののけの術?を何故防衛隊がパッと使えたのか。(ヘソが外れてエネルギーが…、元々もののけの術は子どもの術だから…とありましたが、なら何故忍者の子供はそれまで使えなかったの?子供が使えていないのに子供の術というのはおかしい。辻褄が合いません。そこらへんの説明が無い。才能の問題だとしても、へそ塞がったらエネルギー足りないからいつかは使えなくなっちゃうんじゃないですか?)
・ポッと出てきた防衛隊が、周り大変なのにキャッキャキャッキャと術を試すのは違和感がありました。周り大慌てでへそをどうにかしようと頑張っているのに遊んでいる。子どもだから状況が把握できていないのかもしれませんが、いつも危機を察知して全力で頑張るカスカベ防衛隊です。みんなを助けよう!からの術試しなら分かりますが忍術使ってみたい!楽しそう!わーい使えたー!はどうなんでしょう。ちょっと周りの状況と合っていない。場違いすぎる。
・場違いと言えば、周りてんやわんやなのに忍者の子供が防衛隊の踊りに僕も混ざりたい!と地面に寝転がって駄々をこねるシーンがありましたが、これも何故今?と思いました。親も微笑みながら見てましたがそんな状況じゃないでしょう。 混ざりたそうにしているシーンは冒頭にありました。その抑えていたものをとって親に自分の気持ちを出すシーンは重要ですが、もっと他の場面で上手に混ぜたら良かったのでは?無理やり入れた感満載でした。
・途中出てきた忍者の女の子のいる意味がない。最後へそをはめるのに出てきましたがそれだけ。
・ラスボス?黒幕?のおじいさんが何の報いも受けず川に流されて終わり。何の伏線もなく裏切った、横暴さに耐えきれなくなった秘書がブチギレて術を返して川に流れて退場。その後も反省して村に戻ったのか、どこかに行き着いて呆然としているのか何もわからない。おじいさんが里の外の文化を取り込んでいるのは分かりましたがそれが?←このおじいさんがそれを禁忌としていましたが、別に村人にも解放していいのでは?支配力を高めたいのかもしれませんが。へその金を自分で溜め込んでるだけでよくなかったですか。悪いキャラなのは分かりましたが、魅力のある悪役では無い。ラスボスを懲らしめること、へそをどうにかすることが目的だと思っていたのであまりの雑な退場に唖然としました。すっきりしない。
・みさえが母親に助けて欲しいなら言いなさい的なこと言いましたがこれは新婚旅行でも言ってませんでしたか?そういう良いキャラなのは重々承知ですが、同じパターンをするのか…とキャラの押し売りのようなものを感じてしまいました。
良い点
・「しんのすけ」とみさえとひろしが名前を呼ぶところを回想するシーン。名前が書かれた幼稚園の必要な道具が並んでいるシーンは、何気ない場面ですが2人からのしんのすけへの愛情をとても感じ、自分の子供の時を思い出して、うるっときました。
・しんのすけとひろし、みさえの再会シーン。しんのすけが涙をこらえるシーンはやっぱり子どもなんだな、とかわいらしさを感じました。
・エンディング
エンディング早よ来てと思ったのは久しぶりです。 話が急スピードすぎて感情移入が出来ず、忍術も名ばかり。何でもあり。忍術である必要がない。 天カス学園が凄すぎたので期待値をあげすぎたのかもしれません。 帰って直ぐに天カス学園を見ました。何回も見ましたがやっぱり最高でした。
途中までお話の方向性が揺らいでいる感じを受けたのですが、最後は綺麗なエンディング。なかなか良い感じです。
毎年欠かさず見ている訳ではないのですが (…汗)
今年の作品の設定(出生時の取り違え)が気になって
2年ぶりにクレしん鑑賞です。
日本のどこかにある忍びの里
そこから逃げてきた母子が野原一家にやってきた。
「5年前、ウチの子としんのすけ君が
生まれた病院で取り違えられてしまったのです」
「ええええぇ ?」
とりあえずその日は泊める事に。 だが
母子には追手の魔の手が伸びていた。 どきどき
奮戦力及ばず、さらわれてしまう母子。 きゃー
…と思いきや
コドモの方は …しんのすけの方だった
しんちゃんがさらわれちゃった どうしよう
というわけで
忍びの里にはしんのすけ + しのびの母(ちよめ)
野原家にはしんのすけ以外 + 珍蔵クン(ちよめの息子)5才
離れてしまった野原一家 と屁祖隠一家
無事に再会できるのか。
地球のヘソは守られるのか
地球の未来ははどうなるのか
…
とまあ、話は進みます。
野原一家に珍蔵母子 それに
春日部防衛隊も加わって
みんなで動物に変身して地球のヘソにフタするぞ
で
最後の場面。
皆が川原を散歩するシーンなのですが
さりげなさの中に 「平和」 を感じさせてくれます。
後味の爽やかな作品です。
観て良かった。
◇ あれこれ
■赤ちゃんとり違え
と聞いて頭に浮かんだ作品が
「さすらいの太陽」 でした。
(※ 昭和のTVアニメ作品)
本来ならお金持ちの家の娘のハズが貧しい家で育ち
持ち前の明るさで歌手を目指す。
立ちはだかるライバルは、取り違えのもう一人の娘…
うーん。
ハードというかドロドロというか…。
こちらはそんな内容ではありませんでした。 ほっ。
(まあ、クレしんですから)
■オマージュかも? …と思った箇所
悪ノリ気味も含め、あちらこちらに
他の作品へのオマージュが散りばめられている気が…。
鬼滅の刃
○○の呼吸…とか言っていたような。。 技はお下品…。
クレしんの過去作品
刺客の名前が「雲黒斎」みたいな名前だった気が…
ナウシカ?
「しょせん血塗られた道だ」 のようなセリフ (クシャナ殿下)
からくりサーカス?
等身大の人形使い
他にもあった気がしますが、記憶容量が… (汗)。
◇最後に
しんちゃんの名前の由来
というか 命名のエピソード
明らかになっていました。
「しんのすけ」 と呼ばれ、えへっ と笑顔に。
「そうか、”しんのすけ”か」
うん。いいね。
これも、印象に残るシーンです。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
ニンジャ→子供向け 話→子供が出来た親向け
というわかりやすい構成。
映画のオリジナルキャラもニンジャもあんまり意味はなく
「今年はこういう話でいきたい。子供向けにキャッチーなものはないか?」と考えてニンジャ要素を入れたような印象。
話は終始起伏がなく終わってしまう。
去年の方が好みだったかな。
感動と笑いが入り混じった内容
今回は、親子の絆をメインとし、子ども(しんちゃん)からの視点、親からの視点が描かれていました
特にしんちゃんが、産まれてから成長するまでのシーンがとても泣ける内容で、何気ない日常に、幸せが詰まっているんだと、改めて考えさせられる内容でした
思わず、目から涙がでてしまいました
そして、欠かさず、お笑いもあったので、親子共に楽しめる映画となっています
独身男でも泣ける
中盤のしんのすけ回想シーンは泣けました。
自分はまだ独身ですが、親にこんなに大切に育てられたのかなと思うとグッとくるものがありました。
自分にも子どもができたら絶対可愛がろうと思いました。
今作は個人的にギャグもハマりました。
前作は笑える箇所が少なかったんですが、再会場面でサルを放り込んでくるところとかツボりました笑
リスのくだりから結局モモンガだったのも面白かったです。
減点は終盤の展開ですね。
中盤でグッときた分、後半は少し期待はずれでした。
ゴリラの父ちゃんやナマケモノのおじいちゃんに声を当てるなら最初からは喋れるようにしといて良かったんじゃ…って感じたり。
決戦の最中に病院のシーンが挟まってテンポも悪く感じました。
とはいえ十分笑わせてもらい感動したので4点にしています。
すごく楽しい
しんのすけが、何もできていないのに忍法で渡り合う。頼もしい。しんのすけの物の怪はてっきり、ぶりぶりざえもんかと思ったらしろだった。敵が私利私欲に走る忍者の棟梁で、ほどよく憎らしく、やっつけてすっきりする。
ヒロインが子連れで妊婦の忍者。忍法が傀儡使いでかっこいい。
夏祭りでアクション仮面音頭を踊ろうと、ちんぞうが近づいていくと音頭が終わってしまって、地面を転げ回ってわがままを言う場面は、それまでが不自然にいい子すぎて、泣く。
クライマックスで忍者の里の女の子がちょっとだけでも見せ場があってよかった。
7歳の長男を誘ったら断られて、4歳の娘と妻と3人で見る。途中で娘と妻がトイレに行った。娘は前の座席の背もたれをどんどん蹴るのでやめさせるのが大変だった。他のお客さんもけっこうな人数が途中でトイレに行っていた。子ども映画らしい光景だ。
圧倒的クレしんクオリティ。(最後に来年のクレしん予告に関するネタバレあり)
クレヨンしんちゃんの映画はらくがキングダムから映画館で見始めた。
去年の花の天カス学園が鳥肌ものの高クオリティすぎて今作の予告を見た時去年ほど面白くなるのか?とかなり疑問だった。
結果は杞憂だった。
本当にすごい。
クレしん映画30周年とだけあってしんちゃんのルーツに関する話から始まり、いろんな人々の成長を余すところなく描いていて一部の隙もない脚本に驚かされる。
離れ離れになった野原一家が再び会うシーンは最初大笑いして、その後しんちゃんの涙にこちらもホロリ。
しんちゃんがこういうシーンで泣くイメージが無かったので余計に心打たれた。
途中行儀良くしていた珍蔵がイヤイヤ期に突入するところなんか、イヤイヤ言い出すまでの心の流れとか伏線が凄すぎて感服した。
ただ、最後子供は元来モノノケの術が使えるというのはちょっと無理がある気が一瞬した。
が、みんなで玉を運び出すとそんなことどうでも良くなってしまった。
そして途中現れたイケメンの伏線も回収したのは驚きと共に大爆笑。
そして最後夜が明けた時に赤ちゃんの産声が流れたのがベタながら無茶苦茶感動。
そして最後の主題歌「♪陽〜はま〜た昇る〜から〜」タイトルそういう意味だったのか!!!
と主題歌の伏線回収?もびっくりした。
そして、、、、
来年!!!
3Dしんちゃん!?!?
楽しみすぎる!!!!!!!!!!
もうすっかりクレしん映画の虜です。
30年の集大成泣ける!笑える!最高映画!
クレヨンしんちゃん30周年でこれまでのクレヨンしんちゃん映画は、気になったらレンタルして観る程度の人間でしたが、今作は、野原家の家族の素晴らしさを題材的にした良い作品だったなと思いました。そして安定のおバカな設定のおへその栓が抜けたら明日の世界が、来ない〜っていうおバカちっくな物語笑えて最高でした。そして拐われたしんのすけを助けるべく全員で助けに向かう野原家の一致団結が激アツ展開でした。そしてしんのすけが、水切りをするシーンでいつもの4人がおらず、お母さんお父さんに会いたいと叫びちゃんとした5歳児らしい姿を見せ過去の30作品やアニメの映像を散りばめた映像は、涙無しでは見れませんでした……おバカだけでは無いそしてお涙頂戴だけではない映画でした。30作品として素晴らしかったです。そして冒頭のしんのすけ誕生のシーンもすごく感動して開始早々で涙出そうでした。満点評価でした。
来年も予告を見て良さそうであれば見たいです。
節目を迎える年の上映となりましたが、変わったことはせずに例年通りの...
節目を迎える年の上映となりましたが、変わったことはせずに例年通りの満足なクオリティでした。
毎年お馴染みの映画新キャラですが、川栄李奈さんが演じるキャラを筆頭に個性的で面白い面々が勢揃いです。
ゲスト声優のハライチさんの使い所も面白かったです。
その反面オリジナルキャラクターの扱いがぞんざいだったので、かすかべ防衛隊ファンとしては少し寂しかったです。
ストーリーに重きを置いている訳ではなくドタバタ展開される細かいシーンによって構成されている気がしました。
本筋のストーリーに重大な伏線がある訳では無いように見受けられ、じっくり考察したい人にとっては退屈なのかなと思いました。
ここで泣かせたいんだろうな〜という場面が3つほどありましたが、先に挙げたドタバタのせいで泣かせ所へ向かう助走が足りず、少し盛り上げに欠けているように感じました。
クレヨンしんちゃんという作品が好きな方にはもちろん楽しめると思いますし、大怪獣バトルが始まるのでお子さんも飽きずに見られると思います。
個人的には他アニメやゲームのオマージュが細部に練り込まれていて上映中とてもワクワクしました。
陽はまた昇るから
幼少期からずーっと途切れることなく観ているクレヨンしんちゃんシリーズ。ここ3年の勢いは素晴らしく、特に昨年の「花の天カス学園」は生涯No.1に堂々とその名を刻みつける大傑作でした。そのためハードルが高くなってしまってはアレだなと思いフランクな気持ちで鑑賞しました。今年は親子愛×ギャグという感じでB級グルメのような感じで楽しめるかなと思いました。
今年は悪く言えばややペースダウン、良く言えばシンプルに面白い作品でした。前作のまとまりの良さが素晴らしかっただけに、オリジナルキャラクターたちの役割の微妙さだったり、伏線の貼り方や解決方法がやや雑だったりとどうしても目にあまるところが多かったのが難点な映画でした。
勿論、コメディ部分は例年通り面白く、しんちゃんがハチャメチャやっていて笑えますし、忍者とヒーローを掛け合わせたような必殺技を叫びながらの忍法にはドキドキワクワクさせられました。しんちゃんたちがヌルヌル動く作画は凄いし、今までの作品よりもキャラの撮り方に拘っているなとも思いました。事態の収集をつける際の解決方法ももののけの術で全員がもののけを呼び出すという怪獣映画っぽくなりますが、少し前のしんちゃん映画を彷彿とさせる大胆さでしたが良かったです。巨大シロかわいい…。
ただご都合がすぎる展開が多かったのは事実で、長老をいきなり秘書的な人がぶん殴って退場させたり、カスカベ防衛隊と野原家をごっちゃにしちゃったのもなぁ…。ただエンドロールの映像はとてもほのぼのしていて、それでいてなんでもないシーンなのに美しく最高でした。緑黄色社会の主題歌もハマっていてとても聴き心地が良かったです。
しかし来年…特報の様子から行くと心配で仕方ありません。絶対に3DCGでアニメは作らないで欲しいです。しんちゃんたちは2Dのあのデフォルメでこそ生きるキャラクターたちなので、革命だとか新次元とか関係ないです。これで過去作をリメイクとかしだしたらマジでお終いです。ミュウツーレボ○ューションやスタンドバイミードラ○もんの二の舞にはなりませんように。ほんとジャブの予告であってください…。
鑑賞日 4/22
鑑賞時間 18:20〜20:10
座席 F-10
一つの時代を締めくくる作品なのかもしれない
30周年記念作品が忍者モノで大丈夫なのか…?
と心配していたが、杞憂でした。
個人的には映画館史上最も泣かされました。
序盤の出産シーンでうるうるきて、中盤のあるシーンでクレしん愛が炸裂し、涙腺が崩壊。
クレヨンしんちゃんと共に育ってきた人にはジーンと響く愛のあるシーンでした。
戦闘シーンも躍動感があって観ていて自然と力が入ったし、キャラクターそれぞれの個も立っていた!
ここからはクレしんオタクの完全な個人的な考察でしか無いのですが、、、
最高傑作なのは疑いようが無いのはオトナ帝国ですね。
その要素を分解して、天カス学園(2021)と今作でそれを越えようとしてるのかな?と感じました。
前者はタワーのシーン、後者はひろしの回想シーン。
それにさらに一個前のラクガキングダムもブタノヒズメのオマージュ感あって、この3作で新時代を作るのかなって思ってエンドロールを見ていましたが、、、!
兎にも角にも、人生の節目節目で観ていきたい映画でした!
来年も楽しみ〜〜〜!!!
安定のクオリティ。
今回の映画は、アクションや笑いの要素がかなり組み込まれていて、飽きが来ることなく観ることが出来ました。悪く言うならば息切れするかもしれません(笑)
CMでは、かなり引っ張っていた親子問題、これは前半にサクッと謎が解けるので、モヤモヤ考えたりせず楽しめたのがとてもよかった。
ただ、少々個人的に気になるところがいくつかあります。
まず、最終局面等でもう少し忍びの里の人々全体との協力描写があれば、メインキャラとのわだかまりもなくなりもっと良い大団円を迎えられたのでは?と思ってしまったのと、
しんのすけに対する造形が甘く、数日やそこらでしんのすけは泣かないし、もっと能天気でお気楽に過ごせる。というのが僕の見解です。
前者は僕の要望です。笑
そして後者、これに関しては僕が前時代的な考え方、所謂懐古厨であると思います。
今と昔は違いますし、自分の世代として観てきたものでなく、今の世代が感じてるしんのすけ像はこうであるのかなと。
寂しくもあり残念でもありますがしっかりと受け入れて、また来年の映画も劇場で観れることを楽しみにしてます(^-^)
面白いけど…
今年の映画クレヨンしんちゃん、家族愛がテーマということで見てきましたが、普通のアニメ映画なら素晴らしい完成度!なんですが、クレしんはレベルが高すぎる!特に去年の傑作が凄すぎただけです。ちゃんと今回もいい映画なんですよ。でも、流石に去年と比べるとちょっと劣るというかなんというか。泣けるシーンも笑えるシーンも多く、満足感は高いのですが、一昨年のラクガキングダムと似たような現象が起きてしまっていて、ラクガキングダムは登場人物が多すぎて回せていない事が少し欠点となっていたのですが、今年のは起こる事が多すぎてごちゃごちゃした印象がありました。例えば、忍者がテーマなのに最後は動物&ロボット?で終わるとか、くノ一忍者にキレられて長老?みたいな悪役がすぐに退場させられるとか。これだけの出来事が有れば、ちょっと分かりずらいかな?という感想でした。しかし、普通のアニメ映画なら傑作ですよ。クレしんだからハードルが高すぎただけ。今年の映画の中で個人的にはコナン以上ドラえもん以下って感じですかね?それでも、ちゃんと笑えて泣けるいい映画になってますので、是非皆様も一度ご覧になってはいかがでしょうか?(個人的には、最後のへそを閉めるシーンでゴリラのお父さんが手伝ってくれたらもっと良かったかも)
「あくまでも」ギャグが原点
前作が良すぎたためか、このノリで観てしまうと痛い目に遭ってしまうかも知れません。
私はどちらかといえば前やったカンフーに近いのかなと思いました。結構ツッコミどころも多くまあそれなりに楽しむことができますし、親子揃ってなら思わず泣けちゃうシーンもあって良いと思います。
また野原家だけの活躍というわけでもなく、へそ隠家だけの活躍というわけでもない、最後は防衛隊も加わって「トゥモロー!!」となっていたのが印象的でした。
あと最後に伝えたいのはなんと言ってもギャグ漫画だということです。「げらげら笑おう」と予告にもある通りやはり映画クレヨンしんちゃんの根本にはギャグ、笑いがあります。涙はあくまでも後からついて来るもんだということを忘れないでください。ただ今回物語が同時並行して進むので理解するのに少し苦しむ人も居るかも知れません。
全20件を表示