「すごく楽しい」映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
すごく楽しい
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しんのすけが、何もできていないのに忍法で渡り合う。頼もしい。しんのすけの物の怪はてっきり、ぶりぶりざえもんかと思ったらしろだった。敵が私利私欲に走る忍者の棟梁で、ほどよく憎らしく、やっつけてすっきりする。
ヒロインが子連れで妊婦の忍者。忍法が傀儡使いでかっこいい。
夏祭りでアクション仮面音頭を踊ろうと、ちんぞうが近づいていくと音頭が終わってしまって、地面を転げ回ってわがままを言う場面は、それまでが不自然にいい子すぎて、泣く。
クライマックスで忍者の里の女の子がちょっとだけでも見せ場があってよかった。
7歳の長男を誘ったら断られて、4歳の娘と妻と3人で見る。途中で娘と妻がトイレに行った。娘は前の座席の背もたれをどんどん蹴るのでやめさせるのが大変だった。他のお客さんもけっこうな人数が途中でトイレに行っていた。子ども映画らしい光景だ。
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