「事実は小説より奇なり。」355 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
事実は小説より奇なり。
画素数が増えるデジタルカメラと同じ。美人やイケメンを鮮明な映画にするのは良いが、加工された画像である事は一目瞭然。しかし、良心の呵責からかもしれないが、折角、鮮明に取っているのに、人物自体がアニメーションの動きをする。演技する者に対して、演出家が施した演技には到底見えない。それが演出家の確信的施しなのか、コンピュータのキャパの問題なのかは分からないが。演者が自らの体を使って演技しているとは思えない。だから、ハリウッドの俳優はストを決行したんだと思った。僕が指摘しているのは、アクションだけではない事を強調しておく。もはや、フルCGアニメーションと言っても過言でない。
さて、それは兎も角、この映画のストーリーや設定には矛盾だらけで、言ったらキリがない。基本的な指摘をすれば、俳優がみんな似たような顔で分かりにくい事。男なら髭面、女性なら、奥二重で胸は作り物のような巨乳。まぁ流行りなんだろうが、古臭く感じる。昔のワンレンボディコンやアメリカンAVと同じような時代がやって来たのだろうか。
相変わらず、悪者はどこかの国の民間組織で、それに毅然と立ち向かう各国のスパイと言う事だが、冷静に考えると、中国 対 民間会社 になるがそれはそれで良いのだろうか。仮想敵国プロパガンダ映画だと思うし、こんなチープな展開であるなら、現実社会の方が面白い。
マサシさん、コメントありがとうございます。
そして、サザンオールスターズといえば、好きなミュージシャンをそのままリスペクトしてるところがいいですね~「いとしのフィート」なんて、もろリトル・フィートをリスペクトしていたり・・・