「足りないお祭り感。」355 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
足りないお祭り感。
アメリカ、ドイツ、イギリス、コロンビア、中国の女性諜報員が即席でチームとなり、どんな電子機器をもハッキング出来るデバイスを追う話。
コロンビアの麻薬組織を張り込んでいたら偶然危険なデバイスの存在が発覚し、それを巡って各国の諜報員とテロ組織が争奪戦を繰り広げるストーリー。
コロンビアの件が終わり、取りあえずCIAを軸にパリで話しが始まって行くけれど、あらかじめ紹介されているあらすじを読んでいるとハラハラしないだろう鬼ごっこ。かといって読んでいないと、あんたどこの人?今何をしてるの?ともなりそうな感じも。
そして諜報員の犠牲もそれまではちゃんとみせていたのに急にセリフだけだし、結構序盤からこれって…。
一人、また一人と正体や狙いが不明な状況でメインどころが集まって行くけれど、どうせ仲間になるのが判っているからやっぱりハラハラしないししね。
登場人物が多くややこしそうではあるものの、決して難しくも堅苦しくもないし、話としては悪くないのだけれど、もう少し楽しそうな感じとかワクワク感があっても良さそうなのに、何故かそういう感覚にはならず、あーそうなるよねーという展開の連続。
ちゃんとドンパチやチェイスもたっぷりあるんですけどね、なんかイマイチノリキレず物足りなかったかな。
そして2ヵ月後もちょっとクドかった。
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talismanさんのコメント
2022年2月4日
ワクワク感、楽しー感はなかったかもです。007である程度実現はされてましたが、女性がメインで、アクションシーンがダラダラと長くなかったので想像以上によかったよ~でした。