バブルのレビュー・感想・評価
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人魚姫の最後は幸福だった、そう思わせてくれた作品。
崩壊と再生。
全ての生き物に、宇宙に通ずる事象。
「崩壊」に嘆き、悲しみ、怒り、そんな感情さえ巻き起こす。
けどいつか必ず「再生」する。
だから人は信じて頑張れる。
そして人魚姫の結末への1つの考察を教えてくれる。
王子に会えた人魚姫は、足を得た代わりに本当は王子をころさなければならなかった。
けど、それはできない。なぜなら愛してるから。
だから、王子との幸せな日々に思いを馳せながら、でも王子が今後幸せに生きていけるのなら、喜んで泡となり消えていく。
ウタだって、姉(?)が東京を全て崩壊させるつもりだったが、自らの命を捨ててそれを止めた。
きっと幸せだったのだ。
だから喜んで地上に戻ってきた、王子と一緒に。
ディズニーみたいに、みんながみんなハッピーエンドでは終われない。
なぜならそれが世の中の理だから。
でもそんな理のなかで、王子様に出会えて、一緒に多くの時間を過ごせて、それだけで幸せなのだ。
先ずは人魚姫を読んでから見ましょう♥
『危険な所に集まる少年たち』
全てのウマシカ少年に告ぐ。
『東京は爆心地となった』
二十年前にベストセラーになった『危険●話』『東京に原●力発電●を』だったかなぁ。それをリスペクトしているの?
自虐的過ぎて不味いでしょ♥
『東京マグニチュード8.0』を大いにリスペクトしているのは良いだろうが。
ファンタジーではあるが、『少年終末旅行』
男が考えるアニメって、なんでこんなにも お『ウマシカ』なんだろうな?少年たちが理由分からぬ不思議な世界に迷い込んで、不思議な少女と出会う。その少女が世界を救う。
『世界は崩壊と再生を繰り返す』
現在の物理学における熱力学ではエントロピーの増大とか不可逆性の流れと言って、元に戻らない。覆水盆に返らずって言うでしょ。元に戻ると言う考えは仏教とかの宗教観に由来する。
ファンタジーと言ってもそう言った理屈は持っていないと、何でもありのファンタジーは緊張感を著しくかける。
つまり、機械や民間会社が悪で、正義感はあるがウマシカな少年達がチームワークで世界を救い、スタイルの良い美少女がウマシカな少年を誘導し、世界を再生に導く。
そう言ったパターン。日本のく~るなアニメはそれにハマっている。まぁ、昔からだけれどもね。
映像が綺麗と言うが老人が見ると目が痛くなる。年齢制限すぺし。
75歳の人は可視不可能で理解も不可能と思えるので、10万円あけるから国の為だけを考えて♥
バブルが弾けるって経済運動はこんな観念的で日本だけのものではない。
今や国家社会主義の国までもキャピタリズムで経済は回っている。つまり、東京も北京もニューヨークもモスクワも同じ運命に陥るはずだ。
アクション表現は良いが…
パルクールの映像は見ていて楽しい。
が、話はよくわからない。
泡って何?
ウタはなんで可愛い女の子の姿形になったの?なぜヒビキに触ると泡に?
何で重力がおかしくなったの?
何で東京タワーが爆心地?で何で東京が舞台なの?
たまたまの自然現象が東京タワー中心に起こるかね。
つまりディストピアの東京で重力無視したボーイミーツガールアクション作りたかっただけじゃないの?と思ってしまった。
ファンタジーなんで全部論理的に説明しろとは言わないけど、とにかく何で?ということが多すぎて物語に入っていけない。
ディストピア東京で飛び交う少年少女を愛でるアニメと割り切って見る分にはいいのでは。
美しいディストピアでしたが
◉誰もが無関心な展開
序盤で途方もない危機や謎が次々に提示される。東京を支配下に置こうとする泡と、落ちた者を真底へ呑み込む渦。美少女の姿をした人魚姫ウタ。主人公のヒビキとウタにしか聞こえない歌声。東京タワーが爆発する寸前にヒビキに見えたもの。
しかし主役グループも含めて、それらのものを間近に見ている人々や、周辺世界にいるであろう人たちが、異常な事態の割に無関心。
謎や危機があるならば、それを煽っていくから、物語は楽しくなっていくと思うのですが、パルクールの仲間も東京周辺の人たちも、淡々と日々を送るだけに見えた。
◉ディストピアのドキュメント
作品のメインシーンは「泡に襲来され廃都市となった東京では近年、若者たちが監視の目を逃れてパルクールに夢中になっています。泡は数は減りましたが、緩やかに浮遊しています」と言う趣旨のドキュメントに近かったように感じました。
だから、水没都市のディストピアの眺めが飛びっきり美しいだけで、空を軽々と飛び回る若者たちの誰もが、そのまま妙に薄っぺらだった。
◉澱みに浮かぶうたかたは
天からは「泡沫=うたかた」の形をした生命体が降って重力を支配して、海からは人魚姫であるウタの一族が人類を狙っているらしいのは分かった。つまり、いずれもヒトにとっては「悪」。ただ、その二つを納得ゆく形で物語に取り込むことはせずに、泡繋がりで天と海を合わせて、終焉に向かってしまった。
ウタを拘束した人魚姫の姉の黒いシルエットを見て、何となく昔の少女漫画のドキドキを思い出しました。実はこの姉が一番インパクトがあって、予想外の話が始まるかとさえ思えました。
うたかた=泡沫は消えたり生じたりして、崩壊と再生を繰り返すものだから、明るい廃墟を背景に目一杯虚無感に浸り、そしてウタの再生も心の何処かで信じると言うのが本作の趣旨だったとしたら、また別の話になる訳ですが。
バブル
泡降って街が水没したとかなんか天気の子っぽかったり、ウタが歌ったりするのを見てギルティクラウンの楪いのりを思い出したり何かとオリジナリティが無かったような気がする。画は本当にグッド!
何かの工作かと思う低レビューの数に驚きを隠せない
かくいう自分も「バブルおもんないんだってね」という言葉を鵜呑みにして優先順位を下げてしまいました。
今激しく後悔しています。Dolby Cinemaで観るべきでした。
正直、そんなに難解なキャラクター造形ではないので感情移入できないっていう人がいるのが不思議です。
童話の人魚姫すら感情移入して読めないんですかね…まあ「あんな女々しいもん理解不能or理解したくない」って方はいるのかな。
自分はSFが好きだし「宇宙が崩壊と再生を繰り返している」という天文学的知見にロマンを感じている人間なので、そう言った事に一切興味のない方にはつまらない作品なのかもしれません。
そこを抜いても世界観の見せ方とパルクール(多分パルクールで映画を作ろうというのが企画の要素の一つにありそうですが)のカメラワークは良かったですし、蟻地獄をウタとヒビキが飛び越えるところでちゃんとカタルシスを感じて劇伴と相まって鳥肌立ったので話の構成もメリハリがあって良かったと思います。
人魚姫をなぞって一見のストーリーは分かりやすく、深掘りすればSF (ウタは未知から来たなにか)要素がありなかなか良い出来だったと思います。
なのでなんでここまで叩かれてるのか本当にわからないんですよね…ネトフリ出資なのが気に入らない誰かさんたちなのかな。
充分に面白い
賛否両論というより、☆3がボリューム層で面白いと感じた側と、面白くないと感じた側に分かれていく感じでしょう。
内容、良い点・悪い点についてはほかの皆さんがいくらでもレビューしてくださっているので割愛。
大きく評価が分かれた点は「説明不足」と「キャラの掘り下げ」「ストーリーの深み」あたりでしょうか。
個人的には説明不足とは思っていません。
泡に関しても「ああ、なるほど。こんな感じの背景があるんだろうな」と、なんとなく察せます。
で、その察しがあっていようが間違っていようが、特に問題ではなく、
すべての事実関係を説明台詞等で明言されて、解き明かされなければ消化不良になる人には向かないです。
なんとなくわかった気になって、それで満足できるのであれば、楽しめたと思います。
キャラの掘り下げについては二時間かそこらであれだけのキャラを掘れるわけもなく。
いわく「キャラ萌え」的な期待をしていた人、あるいは自分がキャラクターを理解・把握できることを求める人には物足りないかと。
ストーリーについては人魚姫をあの世界観で焼き直したのであれば、あれで充分です。
酷評を見てから見に行ったので、ハードルが下がっていたというのもあるでしょう。
あれだけの豪華キャストをかき集めた!すごい!と映画を見るたびにCMを食らって、
さらにあの美麗な映像なので、上映開始と同時に見に行ったりするとあまりのハードルの高さにはじき返されて酷評になっている、
ストーリーの不明点は明確に説明されないので、そういうものと割り切れない人には意味不明・雰囲気アニメという評価になる(実際、雰囲気のアニメです)
私自身「重力が壊れた」の壊れっぷりがあまりわかりませんし、あの渦に飲まれたらどうなるんだか解説してほしいところです。
ネトフリで先行上映してしまってせっかくの美麗な映像をスマホ画面やテレビで見てしまう恐れがあり、
ハッピーエンドではなく(虚淵さんだなぁ)、見ようによってはグロい描写も出てきます(荒木さんだなぁ)
人を選ぶアニメ映画だと考えてよさそうですが、個人的には大満足です。
しかし。
せっかく作った世界観とキャラクター達です。
二時間で消化をおえるのはあまりにもったいない。
2クールくらいのアニメにして最終的に劇場版でタワーを目指す話にするか、
ネトフリで「ただただ食料を求めてパルクールをするアニメ」を作ってもよかったのではないでしょうか。
声優については……。個人的には声優には声優を使え、と考える派です。
今回は主人公のコミュ障っぷりと、ウタの人外感が際立つので(「AIの歌声を聞かせて」と同じ理由で)アリだったんではないかと。
ひたすら上手くいっていない
楽しめなかった。楽しませる諸々の要素が機能していなかったように感じる。
『君の名は。』を迷走させた『天気の子』をさらに大迷走させたようなオリジナル作品に見える。
企画書に載っていた言葉はまず『エアギア』『Free!』『天気の子』で、
後から軸となるコンセプトを考えて加えられたのが『人魚姫』だったと感じた。
それほど、あっちこっちとっちらかっている。
①企画
アクション世界観としてのエアギア採用はともかく、天気の子はデートムービーで、Free!は明確な女性向けである。
混ざらないどころか混ぜてはいけない洗剤を混ぜてしまった感じ。
天気の子系だと思って観に行ったら(実際、テーマや世界観は実に天気の子)、Free!的なイケメン生肌演出がたびたび挟まり困惑した。テニミュの俳優を主人公の声にしている時点で「察しろ」だったのかもしれないが、それはあまりにもハイコンテクストな仕様に思う。というか、察されて女性しか観ないのもよくないだろう。
②映像
動画を作成してくれたスタッフの頑張りは冒頭から素晴しいと思うが、キャラクターデザインがマニアックな趣味に走っているせいで、アクションシーンが「すごいと思うが、かっこいいとは思えない」シーンに終わってしまっている。
映像作品なら「すごいと思うが、かっこいいとは思わないシーン」と「すごいと思わないが、かっこいいと思えるシーン」の二者択一なら、後者の方が優れている。かっこいいと思わせたいシーンではかっこよく、かわいいと思わせたいシーンではかわいく、それは映像や演出としての丁寧さだけでなくキャラクターデザインでもかなりが決まる。本作は止めるべきキャラデザを止めなかったため、いくら頑張って作れども、映像が「すごいけどかっこよくない」「すごいけどかわいくない」の次元にとどまっている。
③キャラクターデザイン
小畑健先生は絵は上手いがキャラクターデザインは苦手な人である。
それらは、全然別系統の能力だ。小畑建先生の『ラル&グラド』の主人公とヒロインや、『バクマン』のヒロインを見てほしい。非常に癖があり、人を選んできた結果がある。
また、そもそもキャラデザへの造詣の時点で、小畑先生や本作品のコアメンバーには疑問が残る。
例えば、本作は「バトルクール」というパルクール(というより『エア・ギア』の『バルーン』)で水没した廃墟を跳び回るゲームが見せ場となるが、これに対して「動きやすい服装や髪型(スパッツ+生足)」と、「リアリティ重視だが、映像映えしないデザイン」を置いてしまっている点など。
対して、原典として敷かれているであろう『エア・ギア』は「跳んだり、蹴りを放ったときに画面として美しく見える服装(紐やら鎖やらコートやら)」が重視されたデザインになっている。今回のリアリティラインならば、クソリアリティよりもこちらが正解。
これらの違いは、チームとして「あれいいよね」と真似しようとしたものの、「なぜそれがいいと感じたのか」まで見抜けなかったという結果であり、コアメンバーは突き返さなければならなかった内容に思う。もし「まずい」と思いながらもなあなあで進めたのなら、商業における集団創作の姿勢として大きな問題がある。
④脚本
監督のキャリアを見るに、もしかして、テレビ版『進撃の巨人』について、「見所のない作品を、自分たちの超絶アクション動画でヒットさせてやった」みたいな勘違いがあるのでは? とすら感じた。
少しでもそう思う要素があるならそれは大きな間違いで、『進撃の巨人』は昨今の『鬼滅の刃』や『東京リベンジャーズ』とは違って、「アニメ化前も相当な人気を誇っていた作品」なのだ。あの絵で、しかも月刊連載で、初期から。つまり、元々キャラ立てやシナリオが抜群にいい。
対して、監督とWITSTUDIOには「脚本やキャラデザの重要度は低く、すごい映像を見せつければ進撃の巨人のように人気になる。自分たちにはすごい映像が作れるから勝てる」という誤解があったのではないか。そうでなければ、ここまでフックのない脚本を頑張って映像化しないと思う。
京都アニメーションもやりがちなミスだが、観客は「すごい映像」ではなくて「面白い映像物語」を求めている。映像技術的なすごさで勝った負けたを測るのは、業界内部の人間と、「そもそも感情移入を求めていない」極めて特殊な顧客だけだ。
本作の脚本については、「エア・ギアの世界観で」「天気の子しよう」「亜種的なフレーバーでFree!も」「えーと、人魚姫」「ラル&グラド的なのも再チャレンジしていい?」という、ツギハギ漂流脚本である。たぶんコアメンバーがあれいいよねあれいいよねの勢いで、意気投合して決定してしまったのだろう。
結果「こういうセリフ」「こういうシーン」をノルマに課せられた脚本は止まらず、感情移入や憧れを与えたいシーンでそれらの不発が続く、ずっと続くという、「無自覚に、商売としての脚本の重要性を軽視している人達が考えた、やりたいものをやりきる脚本」で着地してしまったと感じる。
それにしても、もう少しセリフを変えれば味が出たと思うのだが。
……そもそも、なぜこの尺の映画に脚本が3人もクレジットされているのかが不明。脚本の人間は増員したところでコミュニケーションコストが跳ね上がるだけで、品質向上は希である。また、虚淵先生をはじめニトロプラスの書き手は自社中心の作品以外ではあまり評判がふるわないと、ここ10年ほどで感じる。宣伝におけるインパクト重視の監督やプロデューサーに対して、脚本の重要度を説く力が弱いという弱点を抱えているのではないかと思う。
⑤歌
元々言葉を知らなかった子なので、歌に歌詞がなく、吐息のようなものだけ……
だけどそれではやっぱり「キまらない」のは、作っていて気づいてほしかった。
ヒビキが最初に教えた言葉を、旋律に乗せて歌にして主題歌に……とか、脚本回りの調整で回避すべきことだった。「歌の無い歌なんてなんだか神秘的、新しい」の逆張りだけでいけるほど甘くない。
正直、ウタの歌が挟まるたびにかなり恥ずかしくなった。歌が下手というのではなくて、制作者側の逆張り頼みにある意図が恥ずかしいと感じた。
⑥細かい所
キャラデザの弱さもあるが、主人公を含めてブルーブレイズのキャラが立ってない。
バトルクールが「食料をかけて」なので真剣味がない、熱くない。なぜなら食料はマコトたち研究チームの援助がある時点で余裕に見えるから。結果、「どうしても勝ってほしい」というような感情移入が起きない。感情移入ではなく憧れも起きないのは前述の通り。
バトルクールの内容も「走るだけ」なので、5人いても上位互換下位互換の話になっている。せめて役割分担が必要なルールに仕込もう。この雑仕様なので、最後に足手まといにしかならないメンバーを連れて行ったときは悲しいご都合を感じた。
アクションシーンの演出も、対象を中央において背景を流す形でぴょんぴょんなので、スピード感が弱い。もっとストップ&ゴーで緩急付けて、大小左右に振って「超高速の戦いをしている」絵の説得力が欲しかった。走るのもマラソン的な走りではなく、短距離走のような走りに絵作りしてほしかった。
泡に覆われた東京だが、出入り自在という時点で真剣味のない設定。出られないぐらいにしてほしかった。
人間を拉致までして立ちはだかるボスが「再生数稼ぎのため」。死んでも茶番を崩さないスタイル(でも蟻地獄や蜘蛛の巣があるから茶番に寄る方が変なのだが)。もっと核心に迫ってほしい。
一番キャラ立ってて好きになれそうなのがアンダーテイカーのリーダーというのは、他のすべてが上手くいっていないからだが、でもアンダーテイカーのリーダーは面白くて良かった。
⑦参考までに
ガラガラの映画館、中央で見たため後ろに二人。女性二人の連れ合い。
最初の30分でため息が聞こえた。
そして女性が発しがちな、無言のアドレナリン。
ここまで冒頭からずっと感情移入させてくれないとそういう反応になるよな、と思った。
コアメンバーは、作品観と商業観を根本的なところから見直してほしい。
映像のキレイさは良いのだが
映像はとてもキレイだし、カメラワークも良いのだがストーリーに引き込まれなかった。
登場人物それぞれをしっかり描いてないためか主人公にも共感することが出来なかった。
もう少し主人公たち仲間内での葛藤や人間性をもっとだして欲しかったです。
そしてバブルという事象のみが起こり、その対処に立ち向かっていく理由としてはなんとも弱く感じられた。
崩れた東京都内と泡の人魚姫の物語
予告からずっと見たかったと思ってずっとずっと待っていた映画でした!いつもどの映画でも崩れたり浸水したりする東京は、いつ見ても東京がなくなったら本当に日本は、終わるんじゃないかって思いますね笑
うーん、事前準備として評価をちらっとだけ見て鑑賞をしましたが、評価ほど悪くは無かったと感じましたが、これに類似した作品を頭で思い浮かべましたら、あ、そうか音楽と映像が素晴らしく綺麗なのに物語が薄っぺらく説明不足が多い事でみんな幻滅しちゃったのかなと思いますね笑そうです「龍とそばかすの姫」のような悲しみを覚えたんだと思いますね笑
まず物資が数少ないくせしてあんな危ない競技を国の規定を破ってまでやってる極悪人達が多すぎっておもいましたし、何故この人らはこの泡の中に簡単に入れちゃうんってツッコミが多数ありましたね笑しかも何故大量に泡が世界全体に落ちて東京だけあんな浸水するん、ウタとヒビキの接触だけで泡の神様(?)ウタのお姉ちゃんらしき人も、怒りすぎやろって思いましたね。
けど!!やはりそれだけに歌と映像に圧巻されて涙まで出る最高な映画でした。是非Netflixやスマホやタブレットの映像ではなく映画館の画面で見ることおすすめします!!さらに明日は映画の日なので是非!!
圧倒的な駄作
シナリオ、キャラデザ、感情移入できない世界的、演出、声優全てにおいて最高峰の駄作に感じた。
面白い部分を探す事もできなかった。
本当にお金をかけてこんな作品を作りたかったのか、担当者に聞いてみたい。
ボーイミーツガール?な良作
人魚姫をベースに、ナウシカとクトゥルーと青春を混ぜ混んだ怪作です。
地球外から泡のような生命なのか情報体なのかよく分からないものが、人間と出会って心というものを知るという話です。
主人公のヒビキは王子、ヒロインのウタは人魚姫、母体の泡は人魚の王という役割。
バトルパルクールのアクションがとてもカッコいいし、主人公とヒロインのシンクロも心が通じていて、作中にあったお互いに会ったから本当の自分になったという発言を上手く補強出来ていると思います。
ヒロインが泡を出して遊んでるシーンもクライマックスの母体の泡に心を伝えるシーンに繋がるし、泡の形も人との思い出が想起されてとてもいい。
サブキャラも中々キャラが立っていて、世界観を知るのに役に立ってます。
葬儀屋?のもつ謎の推進力ブーツも良いし、
何より見た目も良いですね。
ナウシカの漫画の土鬼皇みたいで、そのせいで母体泡も王蟲に見えて何となく言いたいことが分かりました。
そしてラストのあのシーン。
ヒロインが泡に還り、主人公が泡を集めるところは本当に哀れで、悲しい。
観て良かった作品だと思います。
瞬きも呼吸することも忘れて、最後まで見入ってしまいました.
レビュー本文
久々のアニメ映画でした。
背景美術のクォリティの高さに脱帽。
それに負けず劣らず、キャラクターの動きのアングルやスピード感が良かったです。 ほとんど無呼吸で瞬きを忘れて、最後まで見入っていました。
ストーリー的には説明不足や観客を置いてけぼりな感じは否めませんが、謎めいたところは自分の勝手な想像力で補いながら。
志尊淳くん、良かったです。 この映画のキーワードは、歌と音です。 ひびきの病気は、聴覚過敏?全ての音が同じ音量で聞こえてくるのでしょう。 ひびきがイヤマフをしていることで、自分と自分の聴覚を、外界(の音)から守っているのです。 そのひびきにしか聞こえない歌。 これが何を意味しているのか…。
そして、ひびきが言葉を知らない、命の恩人の少女に「ウタ」と名づける。
ひびき、ウタ、ひびき、ウタ…というシーンが、ほっこりして良かったです。
ひびきは、音に敏感なので、優しい音にも敏感です。 貝殻のペンダントウタに贈るシーンも良かったです。 自分にしか聞こえないはずの波の音を、歌にも聞こえる事を知った時が、ひびきが自分の殻になっているイヤマフを手放す第一歩でした。
「人魚姫」のアンデルセンの原作は、本当に切ないです。
「リトルマーメイド」が人魚姫のお話だと思って育った若い人達に、アンデルセンの原作と、アンデルセンがこの物語に込めた思いをぜひ読み取ってから、このアニメーションを見てほしいです。 美しい人魚姫の絵本を見て、ウタは人魚姫に自分を重ねる…。
でも、原作の王子は、人魚姫が嵐の海で自分を助けてくれた恩人とは気がつかないけれど、ひびきや仲間達はウタを救いに挑んで来てくれる。
そして、人魚姫ウタは、王子ひびきに見守られて逝ってしまいます。 が、また、バブルになって、ひびきのそばに漂っている?のです。
ウタは、歌であり、泡沫(ウタカタ)のウタだったのですね。
ひびきは、自分からイヤマフを外して、みんなの声を聞き、みんなの中に笑顔で入っていくのです。 ウタに会えたから本当の自分になれた。
この映画をイヤマフを離さないRくんやTくんにぜひ見せてあげたいと思います。 あの子達のイヤマフを外してくれるステキな出会いが、この先の未来に訪れますように🙏
人魚姫+未知との遭遇+……
(実写でいうところの)カメラワークがいいと聞いて映画館で見ました。たしかになかなかよかったです。
ストーリーは地球外生命体との出会いと別れ(正確には「別れ」ではない)ですが、ベースに「人魚姫」があり、要素としてはスピルバーグの「未知との遭遇」や荒廃した世界を描くディストピアものなど他の先行する作品はいくつか思い当たるだろうと思います。
たぶん地球外生命体なので人間のような性別はないはずですが、ある理由で女の子の姿をして現れます。
そのためにまたしても「男性のために女性が犠牲になる話」(新海誠ですら「天気の子」でそれを乗り越えたはず)に見えなくもないのが少し残念ですが、いろんなことを考え、想像させてくれる作品になっています。
こういう作品をテレビの画面で見てもしょうがないですよねぇ……
発想良し膨らませ方に難あり?
他の方も書いてる通り目玉のパルクールアクションは臨場感あり酔いそうな映像もありながら没入感あって素晴らしかった。
ところが、それ以外の設定が甘い。
例えばパルクールバトルの設定。
バトルで勝った方が負けた方の物資を奪えるそうだが、最初のバブルから5年、少年たちが住み始めてから2年は経っていると推測されるのに食料があるのはなぜなんだろう。
鶏とか動物系をかけるならまだわかるのだがポッキーとかが明らかに賭けられていたのでそのポッキーばどこから調達したんだろうか?
例えば、例えばであるが、パルクールバトルを政府ないしは企業主催の競馬のようなものにしてしまい、選手は政府から送られた物資を懸けて戦い、政府はその模様を配信して他の大衆からお金を稼ぐみたいなものだったらまだ納得できるのだが。
他にも触れると泡になってしまう「うた」がなぜ最初に主人公を救えたんだろうか?
最後の創造と破壊の所はよかっただけにもっとしっかり設定を詰めて欲しかった。
それにしてもこの映画を見てると薄汚い大人の思惑が少し見えてきて嫌になる。
例えばパルクールバトル。
これなんか絶対ゲーム化とか他のメディアミックス狙ってるだろと思ったし、最初の予告編や全体的な世界観、絵柄が新海監督っぽく思えてしまうのも嫌悪感。
まあ君の名は。も携わってる川村元気さん企画だからある程度は仕方ないのかもしれないが。
ゲームで出したらそれなりに売れるかもしれませんね。
一言で言えば100分尺のプロモーション映像を見せられた感じ。
タイトルに書いた一文でぼぼ以上、なのだがまあ蛇足で感想。(期待値高かった分かなり長くなってしまった。)
事前告知やプロモーション映像で期待して待ってました。何より映画オリジナルシナリオで、錚々たるあの制作陣。コケ映画フラグの可能性も若干感じられつつも、ネットフリックス先行勢の評価が出始めるまではシンウルトラマンより期待値は高かったです、が。
先行勢の「絵は綺麗()」という酷評は知った上で、劇場で見て納得した。
パートごとの映像は確かに綺麗。可愛いキャラがグリグリうごく格好良い映像が次から次へと繋がっていくのは壮観ではある。アップになると絵柄が変わって気持ち悪いという意見があったが、昨今のテレビクールアニメで多用されてる技法なので、演出の一つとして全然ありだろう。(記憶ではPAWORKSのVIVIでよく見た)
ただパルクールの動きはCG使いまくりで、カメラワークはどこかでみたような映像(まあ、進撃が下敷きなのは自明だが)なので感心はするが感動までではなかった。ドローン映像をアニメ化したようなといえば分かりやすいか。
人魚姫を下敷きにしていることを全編で訴えてるので(喋れないウタが人魚姫の一節だけは明らかに内容を理解した上で話すのはちと違和感。これくらいしかセリフつけられないのでしょうがないのかもしれないが影ナレの方が良かった気も)、虚淵演出という事前情報もあってラストの悲劇にどう持っていくのか、という点に収束してしまっている。
人魚姫オマージュしてますアピールはもう少しぼかしてもよかった。序盤からくどい。
個人的にはバブルの説明が少ないとか、世界観が分かりにくいとか。そういうのはあまり気にならなかった。むしろよよアニメオリジナルで新規設定でよくここまで作り上げたな、という感想。足りない箇所は全然脳内補完できる程度には材料は揃ってたと思う。ここら辺は流石の虚淵。
むしろ気になってストーリー(ある意味無いのだから気にする必要もないのかもだが)に没入できなかったのは、細かい設定や登場人物の行動の整合性が取れてない点。
例えば、最初にウタがチームに入れてもらう下りはいくら恩人?としても違和感あるし、全員何の疑問なく受け入れるご都合主義で済ませている。
誘拐された見返りに試合を申し込む悪役も行動原理(そもそも普通に申し込めば良かったのでは?それとも主役チームが断ったから?その辺の説明無)が不明だし、その誘拐犯相手にルール通りにパルクールの試合を受ける主人公はじめ他チームの連中の行動も受け入れがたい。何か説明されていない〝バブル内の独自ルール〝があるのかも知れないがそれがないので、見てる方はストレスが溜まる。マンガ版だとその辺しっかりいくようになつてるのかも知れないが。
超常現象的な回想シーンはまあそういうもんだと納得できるのだが、ウタの左手を掴んだ瞬間に明らかにおかしい描写があったにも関わらず、その後夜の花壇シーンで本気で気づいてないのか垂れ下がった袖には目もくれず、主人公ヒビキが好意を丸出しで近寄るのはどうなんだ?恋は盲目?という伏線なのか?それにしてはパルクールで一緒に飛んでいる横顔を見ただけで恋に落ちる演出はチープすぎはしないかと。
また、主人公が悪役チームに勝った祝勝会でデレる台詞があるが、勝ったのは贔屓目抜きにウタの功績大なのにリーダーの肩を持ちすぎでは。よく試合を振り返ると、ヒビキがチームとの結びつきを強めた描写ってリーダー踏み台にして渦を、飛び越えたくらいしか無かった気が。
他にも登場人物の台詞や行動に整合性取れない(説明不足)があるが、それらが積もり積もってストーリーのテンポを削ぐことになってたと思うんでふよね。
シンウルトラマンは逆にそういう細かいところが、後で振り返ってみるとすごく作り込まれていて、例えば主人公が未知の文化を学習する描写が、どちらの映画にも同じ演出で出てくるのだけど、両方見ると説得力の差が如実に出ていた。実写の役者の演技力とアニメ絵のハンデはあるが。
ただ全般的にそういう細かいところを気にしないでウタ可愛い&可哀想、主人公のツンデレ良き!でみる分には、おもしろい映画だと、なら尚更他人も書いてたがなぜネットフリックス先行なんだ。
横にそれるが、グッバイドングリーズに続いて劇場オリジナルシナリオの映画の難しさが一層明らかになったと思う。ジブリやシンカイの凄さが改めて再認識される。オープニングの東京は天気の子?だし、エンディングの赤→青の演出はナウシカか?だし、アイコン的な演出は手垢がついたのが多かった。
渦と輪廻の連想からのラストの救いと再生への前振りだけは、綺麗に成立したかな、とは思う。ただしこれも渦の話くどく出し過ぎでパヤオならもうちょいクールに伏線回収したとは思う。戦争の映像要らん、キャシャーンの二の舞になるぞ。
因みに本家パルクールに映画で出てきたようなビーチフラッグス的な競技は見つけられなかった。劇中の5対5対人戦はオリジナルルールなのだろう。冒頭の棒説明がなぜ棒なのかはそれで納得した。
挑戦的な取り組みだからしょうがないとは思うが、このコケカタだと、ネットフリックス先行配信は今後流行らないのではないかと危惧する。もしかすると製作費のかなりな部分をネットフリックスから供給受けてるのかもしれないが。
ラストパートは無い方が良いかな、と見た直後は思ったが、輪廻の伏線回収の意味で(もう少し余韻のある演出に寄せた方がよかったが)あれはあれで良いかなと思いなおした。
期待高かったのと、コナン、シンウルトラマンと良質な映画を、見たあとだったので星2としたが、映画オリジナルシナリオの作品としてはよく睡眠はとった上で、劇場で見るべきとおすすめする。
やりたいことができなかった?虚淵氏の作品が好きな人が見た感想
ストーリー構成で虚淵氏のやりたかったことは理解できたが映画という企画でだめになった感がある
これがゲームやシュタゲみたいな長編アニメだったならと思うと非常に面白かったなーと思ってしまった
沙耶+シュタゲみたいな話になってたと思う
ゲームとか長編アニメなら序盤に人魚姫というフレーズを出して日常編をじっくり、パルクルーだけの話で終わらせるed(アンダーテイカーを倒して終わりぐらいか?)⇛次のEDとかでシュタゲみたいに少しずつ東京タワーの泡についてや主人公の過去とウタとの繋がりなどがわかっていく(ウタが生き残ってしまうと降泡による世界がだめになるED?)⇛最終的には序盤の人魚姫というワードが回収され本映画みたいに少女一人を犠牲、泡にして世界平和が訪れる(世界平和で大団円は戦争してるぽい人たちが出てたので虚淵氏的にはそうなのかなーと、また姉の正体は前回EDのウタとかにするとかで止めた理由とかも納得できそう⇛ヒビキと結ばれたいからなどの理由とか)
ただ映画という短い枠になったので総集編みたいに色々飛んでたりいきなりすぎる急展開になってしまったという気がした
映像の見せ方とかストーリーの見せ方はおそらく監督によるもの
進撃の巨人の監督!というよりカバネリの監督!となると妙に合点がいき懐かしさを覚えた
(カバネリも色々惜しい作品)
こんな感じで何がだめだった?と考えると色々面白いことがわかりそうな作品でした
豪華スタッフの個性は間違いなく出ているので見方をかえると非常に妄想が捗るものでした
とりあえず、しっかり補完されたゲームやアニメができたらみたいに(できないと思いますが)
思い出せない。
今日(5月14日)観たばかりなのに、もうどんなストーリーだったか思い出せないくらい内容が希薄な作品でした。
ある日突然世界に泡(バブル)が降ってきて、東京だけ泡の発する声に共鳴する少年がいた為に泡の爆発?が起こり、東京タワーを中心にした巨大な泡(バブル)ドームが形成される。バブルの中では重力も狂ってるらしく、列車なんかも宙に浮いている。なのに登場人物たちはちゃんと地に足つけてる。
泡は宇宙人?外宇宙から飛来した記憶が泡にはあるんですよね。
パルクールは知らないけど、フランス映画?のヤマカシ(だったっけ)を思い出した。
女の子ウタは全然魅力を感じない。
男の子ヒビキにも魅力を感じない。
全てが説明不足で心に響いてこない。映像と音楽がすごいからリピート確定なんて評価をよく見かけるけど、わたしは竜そばの方が好きです。
ストーリーがもっとズシリとくる話が観たい。
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