劇場公開日 2022年5月13日

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「童話か青春初恋映画か科学哲学の講義か」バブル Chuck Finleyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0童話か青春初恋映画か科学哲学の講義か

2022年7月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

難しい

幸せ

泡と渦の映像が綺麗。
各シーン内の話の流し方がスムーズで快い。
若者が自然に集団規律を持って生活していて楽しそう。

う〜ん、
これまでの、並みのジャパニメーションにはなかった何か新しくて素晴らしいっぽいものがある気がするんですが、同時に良い映画にある、あって欲しい何かが抜けているような気がして、どうも“心よい”以上に話に夢中になれない。
私の弱い頭が作品の深さや夢を理解出来ないだけかもしれませんが、それでもIQ114だったか?あるイイ大人が時間やお金を使って観ているのだから、表現を自在にできるアニメ映画なら分からせて欲しい、どっぷり楽しませて欲しいと思ってしまいます。
うたが実は異世界から転生してきたスライムでもないのであれば、単純な理解を求めて「あぁ〇〇姫が底本か」くらい思うのは仕方ないどうと思います。そんな認識でも持てれば、“近未来災害SF風童話”として楽しめますし。

かなりイイんだけどイマイチはっきりと楽しめない、なんか昔邦画で似た印象の映画あったなあ、と考えたら「スワロウテイル (1996)」が真逆に趣旨が暗いけど、似てるような気がしました。勝手にそう思ったら少し落ち着いてレビューを書く考えになりました。

で、委託調査の人らは別として、あの何チーム分もの若者たちは、なんで毎日あんな被災地でパルクールなんかしてるんでしたっけ?

keebirdz