「色使い描写イラストのタッチどれをとっても最先端、しかし」スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース maruさんの映画レビュー(感想・評価)
色使い描写イラストのタッチどれをとっても最先端、しかし
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しかし見づらい。マルチバース?複数の世界のスパイダーマンがいて、スパイダーマンがスパイダーマンを追いかまわすシーンは圧巻で見ててわくわくしました。イラストのタッチで世界観を差別化することもとても素敵でした。
ですが、イラストのタッチを変えたことでベースの世界・物語の主人公の世界の「絵のタッチ」が主軸になるはずが、どの世界も個性的すぎてメイン世界のイラストのタッチの印象が薄く、(あれ?…あぁ今主人公の世界か)というふうに理解にタイムラグが生じる。
作り手は何度も何度も編集して世界観の棲み分けは一目でわかるだろうが、初見の人間にしたら時間がかかる。主軸とサブの世界のメリハリがもっとわかると、スッと物語に入っていけた気がする個人的に。
また、オチが「つづく!」的に終わったので、映画というより長〜い予告編(またはエピソード0)を見た気分。ただし必見です。
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