「コメディ寄りの民族主義的ゾンビ」ゾンビボーダーランド めざせ!アンデッドのいない国境地帯へ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
コメディ寄りの民族主義的ゾンビ
クロアチアとその歴史を知らなければ難しい内容のゾンビ映画。クロアチア人の自虐的内容の多い前半は普通に楽しむことができるけど、ワクチンが偶然見つかったところから理解不能に陥りました。
第二次大戦中から親ナチ派が民族浄化を図ろうとしていたり、セルビア人がそのままクロアチアに留まったことなどから、反クロアチア的な思想は弱かったのだろうか。そんな感情や思惑が渦巻く中、セルビア人の血を酒に入れるとワクチンになるとか・・・かなり突飛な発想だけど、大セルビアを目指すヴェスナが謎の宇宙ステーションメンバーと取引をしているため、さらにややこしくなる。
ゾンビ化した人々もワクチンにより回復したと思われたが、自分たちを「新セルビア人」と名乗りクロアチアを支配しようとする。もう頭がついていけません・・・
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