「記憶がなくなっていくのは、なくなってしまえばある意味幸せかもしれない」百花 かずジーさんの映画レビュー(感想・評価)
記憶がなくなっていくのは、なくなってしまえばある意味幸せかもしれない
認知症が進む母と対峙する息子の話を、自分に置き換えて興味深く見られました。
”親孝行したいときには親はなし”という言葉があるように、記憶がなくなっても生きている限り親孝行はできるものです。
親というのは一時期煩わしかったりしたものですが、自分が親になると親の苦労がわかります。
親も人の子、一人の女性として色んな過去があって然るべきだと理解できるようになる。
息子としては、過去の記憶と事実がわかっていく中で、母を許す気持ちに変化していくのだろう。
見られたくないもの”日記”は私も同感でした。
ただ、認知症が進むと、そんなことはちっぽけなことだと、開き直れるんだろうな~
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