「黒澤明だけでなく」百花 Kapibara Filmさんの映画レビュー(感想・評価)
黒澤明だけでなく
田中絹代、杉村春子、音羽信子も笑っていると思う。まず、原田さんがよくこの映画にお付き合いされたと思う。大地の子守唄のおりんが素晴らしく、本日見に行ったが、なんの感情移入もできないできだった。「恍惚の人」「花いちもんめ」にほど遠く。なぜ山田洋次さんがこの作品を勧めたのか、とても疑問だった。監督は東宝のプロデューサーのようだが、20年、30年撮れない監督もいるわけで、その方たちにこのクオリティじゃ、とても失礼だと思った。東宝という名前の笠を着て自分のわがままを通すのはもうそろそろやめた方が良いと作品を見て感じた。
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いなかびとさんのコメント
2022年9月11日
いつ映画が撮れるだろうかと待っている助監督に失礼ですよね。この程度の作品では。まったく同感です。新藤兼人の「愛妻物語」を思い出しました。
震災後、原田美枝子が一人でアパートを出る場面があります。他に人がいません。現実味がありません。