「認知症初期のイメージビデオ?」百花 グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
認知症初期のイメージビデオ?
どうした元気❗️
がんばれ元気‼️
本当に余計なお世話だと思うのですが、そう言いたくなりませんか⁉️
これだけ実績のある川村元気さんなので、奥深さが感じられないのは自分の頭の悪さなのかな(分かる人には分かるのかもしれません)、と思いつつも作品に対してあまり深みが感じられませんでした。
あのCGのバーチャル歌手は、まるで若い頃の原田美枝子さんも実はそれで描いたのですよ、と言ってるみたいで、私には意味不明でした(忘れることについてのなんらかの示唆はあるにしても)。それにせっかく起用していただいた河合優実さんや北村有起哉さんの演技力や魅力も生かされてないのもとても残念でした😤
正直言って監督本人の原作小説についても、あまり面白くも深くもないという個人的な印象があったので、映画でそれを挽回してくれるのかな、と期待していたのですが、
ほとんど同じ印象でした。
夫婦でも親子でも、同じ場所にいたはずの思い出の印象がまったく違うということはいくらでもあるし(もしかして、アレがプロポーズだったの?と夫婦で見解が相違することだってありますよね🤗)、この映画のクライマックスと思われるシーンの菅田将暉さんのセリフももそれほど刺さってきませんでした。
認知症初期の方にとって、世界はこう見えている、という啓発のためのイメージビデオのようでした。
グレシャムさん、なるほど時間と共に広がる記憶のギャップの映像表現ですね。
川村元気は、この後も監督を続けるなら、いつかあっと驚く作品を撮るかもしれないと思いました。
今回は、ちょっと自分のノスタルジーに酔ってる面があったかもしれませんが。
グレシャムさん
ダメでしたか(^.^)
小説も読まれてるんですね。サスガです❗
私は、絶賛とまではいきませんが、良かったと思います。
あの母と息子の因縁は必要なのか疑問に思ってたのですが、母親を全面的に慕っていない息子という設定が最後に効いてたなと、感心しました。
深いか深くないかは、おっしゃるとおりで、深くはなかったかもしれません。息子は、だからどうするのか…見えませんでしたからね。
ごめんやす。川村監督、お若いのに認知に対してよく認識されたされた方なんだな、と感心ばかりでした。息子から見た母への深い愛情で現実味溢れて。今の時代、すぐ目の前でおきている現状に深く考えさせられました。
おはようございます。
私は、優しくはないですよ・・。
今作は、川村さんが、かなり気負って制作したな・・、とは思いましたが
それ以上にラストの幾つかのシーンにヤラレマシタ。では。
グレシャムさんへ
コメントありがとうございました!
かなりハマったbloodです。大林的に始まって、小津的に時間を流して、山田的に転がして、東欧的に締めました!な川村元気監督作品。フランス的でも韓国的でも無いのが良かったですw