「バイオレンスアクションの皮を被ったBL」ヘルドッグス soleilヾ(´ε`○)さんの映画レビュー(感想・評価)
バイオレンスアクションの皮を被ったBL
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設定がわかりにくい。
設定をぼんやりさせたら会話でわからせるはず…だが、演出だろうけど、セリフが聞こえにくいので会話から設定を読み解くのも困難。
しかもカットのテンポも速い。置いてけぼり感すごい。
登場人物が多いのに、設定も説明もぼんやりすぎて今どこで誰がどういう感情でどうなってるんだ…と終始「?」のまま進む。
岡田くんのセリフがボソボソすぎるし、坂口健太郎のサイコパス感も全くないし、MIYABIも棒読みだし、人間模様もよみとりにくい。
ちょこちょこ挟まれるヤクザの女のリーゼントとか、キャッキャできるポイントはあるけど、なんだかなぁ。
まとめると、
狐狼の血ほどのストーリー性や残虐性はなく、
ファブルほどの心躍るアクションもない。
ただし、MIYABIの造形美と型を教える岡田くんと坂口健太郎のイチャイチャと最後の岡田くんとMIYABIが撃ち合った後にハァハァしながら顔(髪?)を撫でるところはBL感の絶頂でニヤニヤできる。
「渇き。」みたいに、原作小説は面白いんだろうなー。2時間にまとめるとこうなっちゃうのかな。残念無念。
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