劇場公開日 2022年7月22日

「友情、淡い恋心、勇気、わかりやすいジュブナイル映画」ゴーストブック おばけずかん カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5友情、淡い恋心、勇気、わかりやすいジュブナイル映画

2022年8月10日
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鑑賞方法:映画館

ストーリーは原作があるのかな?典型的な子供向けのお話で非常にわかりやすく、劇場で子供達が大声で先を予測し(暗くて見えなかったが多分)得意顔。

妖怪達も愛らしく恐ろしさは皆無。
ラスボスも荘厳で強そうで怖いと感じるギリギリの造形。(金色の龍!)

ランドセル背負ってたので小学校生だと思うが、主演の子たちは少なく見積もっても中学生にしか見えなかった。(サニーかわいい)

造形の完成度が高いハーフでティーンの女の子はずっと見てられるw。(心なしかセットよりロケの時の方が背が高くなっていたような)

服装や髪型、住居など皆すごくおしゃれで何故かハーフの生徒が多い不思議な学校のため、田舎の郷愁や懐かしさのような感覚は薄れてしまう。(丸坊主にランニングシャツでスイカとか食べて欲しかったのは勝手な偏見か?)

ガッキーも年とったなぁと実感。
東宝映画ならもう少ししっかりとお芝居ができる東宝芸能の女優さんを出して欲しかったりする。(でもラストの涙はさすがにジーンと来た)

日本のVFX技術はここ15年くらい進化していないように思うのだが、本作品に限って言えば鑑賞者の年齢層からしても過度なものは必要なく、丁度良かったのではないかと思う。

個人的には嫌いではないタイプの映画で楽しく観る事ができた。

カツベン二郎