「少年たちの友情と恋の物語」ゴーストブック おばけずかん shitoさんの映画レビュー(感想・評価)
少年たちの友情と恋の物語
クリックして本文を読む
子ども向けかなと思いつつ、ここのレビュー見てたら賛否分かれてたので、これは自分の目で観ないとと思い観てきました。
結果、個人的には結構面白かった。
慣れた子役というより本当に今時の小学生かっていうくらいに初々しい感じが逆に良かった。
祠にお祈りに行ったのも、なんの迷いもなく命を賭けゴーストブックを手にして試練に挑戦したのも、全て湊を助けたいがための真っ直ぐな行動をする3人のブレない意思と決意には、忘れていたことを思い出させるというか、今更ながらに学ぶべきものがあった。
それを重く感じさせないガッキーの存在と子ども達のやり取りにほっこりしたり、大人が1人いることで、物語が締まる感じの絶妙さも良かったのかも。一瞬しか出てこない家族や悪態つく妹も兄の状況を察しての言動だとわかると、一気に存在価値が出てきたし、妖怪達の契約なんだけど、それを超えた感じの頑張りと立ち回りも頼もしくもあった。
子ども向けだとあまり期待してなかったが、クスッとした笑いあり、うるっとした涙ありの展開でスッキリした気持ちで映画館を出ることができた。
監督が酷いラストのドラクエの監督だと後から知ったので、☆マイナス1ということで。
コメントする