ミックステープ 伝えられずにいたことのレビュー・感想・評価
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最後の曲が良いね。 『ダンシング・ムーンナイト』
僕はミックステープが駄目だった。曲調が違う曲が、自分の意志に反して、次から次へと出てくるのが嫌だった。『オブラディ・オブラダ』を聞きたい時に『ゲット・バック』は合わないと思った。だから、同じ曲を繰り返し聞くか、クラシックとかJAZZの長いインストルメンタルを聞く様になった。
最後の曲が良いね。
『ダンシング・ムーンナイト』
でも、僕がこの映画の挿入歌で知るのは『リンダリンダ』だけだった。
この頃『ミレニアム』とか称して、コンピュータが誤動作するとか騒いでいたのを思い出す。
その他で、特に懐かしかったのは、スケルトンマッ○の候補の無い言葉を入れると『クウァ』と云うドナルドの鳴き声の要な結果音。記憶が確かなら、懐かしい。
さて、ミレニアムと言うが、21世紀はこの翌年。
僕は2000年12月31日の21時頃から見た映画が、何故か『タイタニック』だった。つまり、20世紀最後に見た映画。そして、開けて24時50分から見たのは『2001年宇宙の旅』ベタな発想だったと今でも思っている。
この映画のバアバが言うように、ビジュアル系のロックバンドって、不良と思われていたと思う。僕はそう思わないが、ビジュアル系バンドはメロディーの綺麗な曲が少ない様に思う。そして『見た目で虚勢を張ろうとするのか』ってずっと思っていた。僕個人として。
でも、忌野清志郎さんが現れて、というか、知って、僕は目が覚めた。日本人作った曲の中で、僕は『スロー・バラード』が一番好きだ。特に後半の梅津和時さんのSAXの泣きが最高!
追伸
この映画のバアバやレコード店店主アンチと僕は同世代だろうな。と思った。
良い話
なんだけど、ちょっと途中飽きてしまった。
テンポが悪いのか、同じことの繰り返しなシーンも多かったなと感じたのは気のせいか?
ブルーハーツのリンダリンダが出てきた時は、おっ!となったけど。
おばあちゃん(若過ぎ〜)が語ってくれないことには、ビバリーも納得できないだろう。
健気に笑顔を浮かべるビバリーが印象的。
選曲、曲順を考えたことがあるならぜひ!
洋楽を聴き始めたのは中1のとき。1つ年上の親戚が洋楽を聴き始めろとカセットテープをくれたことがきっかけだった。いろんなバンドの曲が入ったミックステープ。それから自分も何本ものカセットテープをダビングし、人にあげたりもしたことを思い出す。そんな映画だった。
交通事故で亡くなった両親がダビングしたミックステープを見つけた女の子が主人公。テープがダメになって聴けなかったから、どんな曲なのか探し歩くという話。レコード屋の店長に助けを求めるシーンで、ミックステープは作った人の意思が込められているから曲順通りに聴かないとダメだというセリフがいい。どんな曲を入れるのか、順番どうするかとか考えたよなーと感慨に浸るところだ。
曲探しにクラスメートが仲間も加わり、RPGのようにミッションをこなし成長していく姿がなんとも愛おしく思えてくる。
今やネットで検索すれば簡単に曲が探せる時代。当時もそれなりにネット検索できたけど、ここまで進化しCDとかのフィジカルが衰退するとは思わなかった。そんな時代設定も絶妙だった。
「リンダリンダ」がミックステープに入っていたのも嬉しくなる。この曲が英語圏の人にどのように響くのだろう。そんなことも想像して楽しくなる映画だった。
この映画を勧めてきたのは高校からの友人。いろいろといいものを勧めてくれる人たちに恵まれてきたんだなと実感する。
すばらしかった
僕には生き別れの娘がいるのだけど、全く慕ってもらえないので、死に別れの両親に対してこのように親しみを抱いている娘を見ると心が苦しくなり、心の底からうらやましい。音楽がテーマで、音楽が常に中心にドラマを展開させて気持ちがいい。ライブの場面でのビターな展開からレコード屋のおじさんが、ミュージシャンをしめてくれる暖かい場面に至るところもすごくいい。今やサブスクリプションの時代が訪れて、レコード屋やCDの文化は壊滅状態だ。
主人公が心を閉ざして友達を拒否するところは、おいおいダメだぞと思うのだけど、友達が粘り強く主人公をかまってくれて本当によかった。
ザ・クイックの曲の場面がすごくいい。
名曲をテープに吹き込んで
ビバリーは遺児でおばあさんに育てられている。
見落としかもしれないが、両親をうしなった経緯が、えがかれていなかった。
1999年の話だがレトロに主題はなく、父母がつくったミックステープをもとに、少女がじぶんのルーツをさぐろうとする。
父母は生き急いだロックンローラーで、選曲もそれを反映していた。
80年代の終わりごろ洋楽厨だったわたしは好きな曲をあつめて(カセット)テープをつくった。なん本もつくった。
本作のタイトルMixtapeとは、そんな好きな曲をあつめたテープのことだが、珠玉の名曲集をつくろうと意気込んで、高いメタルテープを買いドルビーCで録音した記憶がある人なら、かならず響くセリフがあった。(わたしはノンドルビー派だったが。)
レコードショップの店主Anti役のNick Thuneがこう言う。
『ミックステープは順番通りじゃなきゃ(意味がない)。ミックステープはメッセージだから。作り手から聞き手へのメッセージであり、曲順もその一部だ。微妙な間やテンポの変化、フェイドアウト、フェイドイン、すべて大切なんだ。』
(映画より)
わたしは孤独な洋楽厨でひとりで調べひとりで探してひとりで集めてひとりで聴いていた。とくに珍しいこととも、寂しいこととも思わないが、おんがくをだれかと共有した経験がない。必然的に、だれかに聴かせようとしてミックステープをつくったこともない。
ただし。
好きな曲を集めてテープにするとき曲順に(ものすごく)こだわった。悩み抜いて決めた。わたしにとって名曲集=MixtapeはSgtペパーズやヴァンダイクパークスとおなじトータルアルバムでなければなかったからだ。最初から最後まで全曲を通して聴くことが無類の価値を持っていた。フェイド/アウト/インはもちろん秒未満のポーズやバイアスが掛けられる高級なカセットデッキを使って録音し、何時間もかけて曲名/アーティスト名のインデックスをていねいに書いた。あの当時それらの作業はしぬほど楽しかった。
イージュー☆ライダーに「名曲をテープに吹き込んで」という一節があるがMixtapeづくりはおそらく世代が共有した原体験だった。わたしたちはもじどおり名曲をテープに吹き込んできたのだった。映画はそれを思い出させた。
旧世代を描いているわりに学園部分は若年層向けな感じ。2000年問題が出てくる映画ならもっと積極的なレトロアピールがあってもよかった。John Carney世代なのは、肌感ででわかる。及第なできだが、わかっている大人がつくった映画だった。
ビバリーはむかしのアビゲイルブレスリンに似ていた。
いじめっこが車いすの障がい者でヒスパニック系。=けたちがいな多様性を感じた。
日本の学園ドラマで車いすのいじめっこがあらわれるまでにあと何年かかるだろうか。
どんな日だった?最高!
認めたくないけど恋してる --- メッセージはきっとある。何か伝えたかったら?魔法が起きるかも。ただ楽しむことが大事、楽しめばいい。これは冬の寒空に咲く大輪の花火だ!! 2倍クールで風変わり、マレットも最高!
これ自分が作りたかった!タイトルからもう最高だろうと思ってたら、これはズルい。アンチもいいキャラ。この作品に対してなかなかアンチになれない。はい、大好物です。嫉妬した、「その手があったか!」と妬いちゃった。みんな最悪に備える世紀末の2000年問題や、ネット&ストリーミング時代じゃなく不便だからこそのロマンチックなシチュエーション、燃える設定。オタク心くすぐるやつ。
曲を探してる --- ミックステープはメッセージだから順番に聴く。心の拠り所、藁にもすがる唯一のつながり。昔に亡くなってしまったクールな両親のことをなんでも知りたい。それは成長する過程で当たり前のことで、ないものねだりとまで言わなくても一種のアイデンティティー・クライシス。夏でも犬にセーターを着せる隣人。郵便配達員として『ファーゴ』の『モダン・ファミリー』ママが今回はバァバ。
次の曲。その過程でなにより友だちもできていく。学校のグループ課題。最近、ロックなんて死ぬほど退屈だと思ってた(『オアシス:ネブワース1996』と『ビートルズ:Get Back』は別)けど、これはキュン。久しぶりにロマン感じられたかも。ハミ出し者が実は学校で一番イケてて、チープ・トリックはもちろん最高だ!Dancing In The Moonlightもいいよな〜♪
MOM DAD
2000年問題
サボらないでね
負け犬の印
Love Riot"丘の上の日を思い出す歌"
SPAM
堅物に低俗なバンドを見せる
グループ課題
死ぬまで生み出せ
マスコット投票 Think about your future.
F.キャパシター「彼女は問題を起こしてばかりでね」前はセーターが好きだった、いつだって笑顔だった「ロックを聴き始めるとセーターを嫌う」「グランマ・ムーディー!ビバリーが好きだ」
ワイルドキャッツ!ワイルドキャッツ!
負け犬同士「ママみたいに失敗する!」
いい子だった「ママと同じものが好きだったか知りたい!」
何か伝えたかったら?魔法が起きるかも
TOSS 間違いの歌 KIM MOODY
親友シスターズ!
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