「後悔と贖罪と哀惜と」スターフィッシュ ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
後悔と贖罪と哀惜と
主人公オーブリーが親友グレイスを亡くしたことによる
後悔と贖罪と哀惜を描いた作品だと受け取りました。
私は、オーブリーとグレイスは恋人同士だったように理解しました。
SFスリラーとして、オーブリーが親友(恋人)が残したヒントをもとに
世界を救う映画かと思いきや、全然違いましたね(笑)
SF映画ではありません!(キッパリ)
SFを舞台にしてオーブリーが自分と向き合い、グレイスへの想いを馳せていく
新しい見せ方で、独自固有な映画だと思いました。
ラストの映像美は必見ですし、全編を通して音楽がカギになっているのも
面白いです。
あ、映像美はラストが圧巻ですが、全編通して独特の薄暗さが醸し出す美しさも
印象に残りました。
それにしても主人公オーブリーを演じたバージニア・ガードナーは
ほぼひとりでの演技で、ここまで引き込ませる力は素晴らしいと思いましたし、
今後注目したい俳優になりました。
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