アクセル・フォールのレビュー・感想・評価

高層ビルのエレベーターに閉じ込められ、拷問を受ける女性の苦難を描いた物語。

物語は二本立て。高層エレベーターの急下降の拷問を受ける女性を描くシチュエーションスリラー。そして、その物語の最中にノイズのように入れられるＳＦファンタジー。

シチュエーションスリラーとしては、悪くない作品だと思います。しかし、ファンタジー要素は正直いって余計なものでしかありません。「蛇足」と言う言葉がありますが、特大な足を付け足した印象で、映画の完成ど大幅に下げてしまいました。

評価も厳しめです。

女性が監禁され、地上数十回のところから急降下、急上昇という拷問を受ける。
こちらも捕らえられた父親がＣＩＡの諜報員で、重要な情報を握っているらしい。
繰り返される拷問が観るに堪えない。
結局父親は殺され、女性の能力が覚醒するが、父の仇への復讐はしないまま終わってしまう。
何とも不完全燃焼な話だ。

気がつくとエレベーターの中で、急降下と急上昇を繰り返す。
主人公のスマホに母が襲われる様子が入ってくる。
そして父が・・・。
予想外の展開になるのだが、唖然。

ストーリーが私には難解でしたし、閉じこめられている主人がセリフより、動くたびに「ゔう〜っ」とか「あぁ〜」ばかりでうっとうしかった。
なんか見て損した感がはんぱねない。

目覚めると拘束されて目隠しされていた女性に巻き起こる話。

母親が殺され父親が拷問される姿をみせられてから始まって、場所とか誰が何の為にとかはみえてくるし、お目々ぴっかりとかはあるけれど…。

エレベーターが急降下し急ブレーキがかかり、天井や床に叩きつけられるという、ヒュイーン、ドン、ウゥッ！キューン、ガン、アァッ！吐け～っ！をひたすらみせられるという、そういうのをみてゾクゾクしちゃう人向けの作品ですか!?という感じで、自分にはハマらなかった。

ちょっとよその子とは違う女の子が、どうやら悪人に囚われたらしく、エレベーター内に閉じ込められ上がったり落ちたりさせられる物語。

何故囚われているのかとか父親が拷問を受けている理由とかちゃんとストーリーは有るっぽいが物分かりの悪いワタクシには殆んどよくわからず。。

基本的にずっと父親が虐げられてるのを見せられながら娘は上げられ下げられと、同じようなシーンが繰り返されるためこちらはウトウトと・・・。しかも、そこそこ点滅してるから目を閉じたくなるんよ。。

なんなら悪党さん、服を脱げの場面、もうちょっとごり押してよ。・・・すみません。

中盤以降は思いもよらぬ展開になっていき目が覚めかけたが程なくして上下運動に戻り・・・。

シチュエーションモノはハマれば凄く面白いんだけど、そうじゃなかったときは・・・かなりアレですね。

まさかの続編あり？なし？みたいな感じだったけど、やるとしたらまたシチュエーション系？あるいはX-○EN系？

どうせなら後者希望します。

あと、どうでも良いが緊急時の為の外部通話機能なのにどのエレベーターからかかってきてるかわからないとは・・・流石としか言いようがない。まさにハイテクの仮面ですね。

何もかもが中途半端になってしまい
残念な結果の映画となってしまいました。
事前情報無しでのぞんだにも関わらず内容は序盤で想像がつき
そこを裏切って突き抜ける展開を期待したものの特に何も無く。
濁してうやむやなポイントがいくつかあり、
まさか2でも作る気なんだろうか？と心配になりました。
一番不満なのは原題に意味があるのに
全く明後日の方向な邦題がつけられている事ですね。
たぶん邦題つけた人は簡単なレビューだけ読んでつけたと思われます。