「一流の人は越境する」マゴーネ 土田康彦「運命の交差点」についての研究 Boncompagno da Tacaocaさんの映画レビュー(感想・評価)
一流の人は越境する
ヴェネツィアのガラス彫刻家土田氏を追ったドキュメンタリーだが、イタリアで出会った人との縁を大事にして自分の世界を広げていった彼が、日本からイタリアに来た一流の人々をインスパイアし、またインスパイアされていく素晴らしい連鎖の物語。最初は監督の語りがやや過剰で煩くも感じたが、芸術家の言語化しにくいものを言葉にしていたのかもしれない。特にフェンシングの選手のように、その道を極めるにはフェンシングだけでは足りず、土田氏との出会いを大切にしているのがいい。
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