「まったくもって理解不能」宇宙人の画家 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
まったくもって理解不能
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タイトルからエイリアンものかと思ったら、子供がいじめどころか殺し合い迄する異常な映画、漫画を描く子供が言ってるだけで画家も宇宙人も登場しない。
加賀の大観音像から発した怪光線で悪人だけが死ぬという、それも旧日本軍が鬼畜米英を殺すために作った秘密兵器という設定。悪党どもに神罰が下る発想はどんな宗教にもある終末思想。暴力団どころかいじめっ子までお陀仏という顛末、きれいな世界が取り戻せて万々歳だとさ。
映画の進行は支離滅裂、オペレッタというのはあるがラップで進行する映画は初めて観た、しかし役者は素人の学芸会レベルだからセリフの活舌も悪く聞き取れない、製作陣も不安に思ったのかテロップで説明、アニメというか漫画迄組み込んで、もはや何でもありのごった煮状態。よく言えば作家性の強烈な映画と言えなくもないが、思い込みの激しい学生の自主製作映画ならまだしも、とても観客にお金をもらって上映できる代物ではありません、星ゼロで悪しからず・・。
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