劇場公開日 2022年2月25日

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シラノのレビュー・感想・評価

全101件中、41~60件目を表示

5.0色々なシラノ・ド・ベルジュラックを見てきたが、このシラノが一番感動した。最後のセリフ迄聞き逃す事が出来ない。もう一度見たい。

2022年3月3日
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ストーリーは古典なので、結末まで分かってしまうが、ミュージカル映画なので、独唱だけでなく、コーラスとかデュエットが多くて、楽曲も聞きやすい曲ばかりと感じ、大変に感動した。
口パクをできる限りやらないで、セリフとして、歌っているのが、素晴らしいと思った。一曲を4カット位で撮影するのは、至難の技なのではと、感心した。
色々なシラノ・ド・ベルジュラックを見てきたが、このシラノが一番感動した。
ロクサーヌ役の女優さんがSwallowに出ていた女優さんだったんですね。綺麗な女優さんだと、Swallowの時から思っていた。はまり役だし、歌もうまい。

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マサシ

5.0詩的な台詞が綺麗

2022年3月3日
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泣ける

興奮

知的

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ʕ•ᴥ•ʔ

4.0シラノとクリスチャンの表情がいいね

2022年3月3日
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やきすこぶ

2.5予告編がおしゃれだったので観に行ったけど期待しすぎだったかな 全体...

2022年3月2日
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予告編がおしゃれだったので観に行ったけど期待しすぎだったかな
全体にちょっと古めかしい感じで映像も歌もその時は綺麗だけど印象に残らない
どの登場人物にも共感出来なかった
最後のシラノのセリフはどういう意味なのか考えさせられましたが。

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のりぞう

4.5好きなものは好きと

2022年3月2日
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シラノ・ド・ベルジュラックのあらすじは知っていて、鑑賞。

ロクサーヌは美しいけど、ちょっと意地悪で鈍感な気がする。どうしてこれを好きなのか。
シラノは自分にも他人にもルッキズムな人だったのか…?
シラノは素敵な内面を持ってるのに、自分の価値を認めてないってことは、ロクサーヌのことも内面より容姿ゆえに惹かれていたのか。

でも私はこのシラノがすごく好きなんだよなぁ。
表情はセクシーだし、剣は強いし!教養あるのに少年のような心を持って。こうゆう人に幸せになって欲しいのに。

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れい

3.5あなたは私を愛してる

2022年3月2日
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マスゾー

3.5言葉は魂。I love you. だけを繰り返すのはNGです。

2022年3月2日
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 この時代ならではなのかしらね、言葉に宿る重み。印刷物の普及も、ましてや音声や映像メディアのなかった時代。平安時代の貴族は和歌の一つも詠めないとまともな恋愛が出来なかったということですし。やはり人は自分だけに向けられた豊穣な言葉に一番弱いのだ。
 そもそも、毎日届く(ある意味とても重いよね。普通なら引きそう!)手紙に心酔する受容能力がロクサーヌに備わっていたのだから、シラノとは相性バッチリだったはずである。そんなロクサーヌのリベラルさを見抜けず、自分など相手にされないと思い込み影に回ることをシラノが決意してしまったことが展開を大きくこじらせた。もちろん彼女のクリスチャンに対する一目惚れも嘘ではなかったでしょう。若さゆえ。でも、そのことをシラノに告白することで、ロクサーヌも無意識ながらシラノを刺激したかったのではないのかなあ。
 落ちぶれたりといえども貴族のお屋敷や劇場のしつらえは大変見応えあり、ロクサーヌのふわっとした雰囲気と相まって、ロマン派の西洋絵画の世界が再現されていた。 ロクサーヌが、嫌ってる公爵に言い寄られてその場限りの生返事をする時の、言葉と裏腹の一瞬の目の演技(No way!みたいな)がとてもチャーミングだった。
 それにしてもあの戦場は17世紀の三十年戦争なのでしょうか。なんだか昨今のウクライナの景色とダブって悲しかった。21世紀だというのに。自分の明日の死を覚悟する戦争集団って悲しい。

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Kumiko21

3.5現代にはそぐわない気がする。

2022年3月2日
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ミュージカルとしては満足なんだけど話の内容がいまいち納得できず。悲恋の話として秀作なのか、時代が変わってしまって納得できないのか。言葉を愛するっていうベースがなんかピンとこない。ロングラン公演の理由がよくわからなかった。

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peanuts

4.0魂の愛…!ミュージカル調の音楽が心地よい

2022年3月2日
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0.5HD

3.5他人依存

2022年3月2日
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ブレミン

4.5プライドとコンプレックスの入り混じった表情

2022年3月2日
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 楽曲がすごくいい。ミュージカルとしての歌はもちろんのこと、インストメンタルとしてバックで流れる曲が感情を揺さぶる。

 原作のシラノは、容貌が醜悪というハンディを持っていたが、今作では低身長というハンディを背負っている。『ゲーム・オブ・スローンズ』では、肉体的欠点を知略と勇気で跳ね返したティリオン役を演じたピーター・ディンクレイジがシラノ。ピーター・ディンクレイジは、プライドとコンプレックスが入り混じった表情をするのがホント上手い。

 『Swallow/スワロウ』お姉さんのヘイリー・ベネットが歌が得意とは知らなかった。天衣無縫な笑顔で周りの男を虜にするロクサーヌにピッタリ。

 前半の華やかな舞台セットと対照的なダークな戦場のセットが物語の行く末を暗示する。結末がわかっていても涙をこらえることができない。

 運悪く『ウエスト・サイド・ストーリー』と同時期の公開になってしまったが、負けず劣らず素晴らしい作品なので、多くの人に見てほしい。

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bion

3.0シラノの忍耐強さは外見から生まれている?

2022年3月1日
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出演者の歌唱力はレベル高いと思います。
古典的な耐え忍ぶ愛のストーリーを美女と野獣的に描いている。
いつまで真実を隠し続けるのかな?と言うのがポイント。

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デコ山

4.0本当に御免なさい!全く何も知らない状態からの鑑賞で…。

2022年3月1日
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予備知識も何も無い状態で,漠然とミュージカルという事で、鑑賞してみた。
鑑賞後,色々と調べ出し、どんだけ自分の無知さ加減を身に沁みて感じた。
ふぅ〜ん⁉︎1897年初演以降という程の古〜い,歴史のある名作『シラノ・ド・ベルジュラック』を改めてミュージカルとして作り直し、本来の基になっているものは3頭身では無く、鼻が人より大きい事のコンプレックスで,容姿の良い同じガスコン青年隊?のクリスチャンに代わって,恋文を綴って恋仲となるようだ。
がしかし,戦場でクリスチャンは命を落とし、長い15年の歳月を掛けて,ソコでやっと恋文の相手を知る事になるようだ。〜馴れ初めを知って行く内に,作品の本当の面白さを知れた気がした❣️という処…。

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サクちゃん

4.0絶賛!素晴らしい! だがしかし、

2022年3月1日
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楽曲だけが唯一の弱点か。
見終わって心に残るフレーズが皆無。

ミュージカルなら、逆にそれさえよければ全てが許されるのに😭あーもったいない。もったいない。

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ジャム太

4.0No war

2022年2月28日
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「シラノ・ド・ベルジュラック」はこれまでに見たことがなく、今作の映画版で初めての鑑賞。
時代に翻弄される3人の悲しい恋の物語。
優雅なダンスが魅力的だった(特にパンや剣で曲に合わせて踊るシーンはお気に入り)。

一人の女性を愛する二人の騎士、一人はハンサムだけど、教養が少なく、気の利いた言葉や詩を書くことできない。もう一人の騎士シラノは特殊な容姿の持ち主ではあるが、剣の腕前は一流で教養もあり言葉の魔術師のように詩的な言葉を生み出すセンスの持ち主。自分の容姿へのコンプレックスゆえにロクサーヌに勇気を出して伝えることができないシラノ。
想いを伝える事により嫌われて会えなくなるのなら、想いを秘めて彼女の傍に居たい…いや、わかるよ、この気持ち。シラノの気持ちを考えると胸がギュッて押し潰されそうに。
そして、クリスチャンのロクサーヌに宛てた恋文を代筆するシラノの気持ちを考えると、あまりにも切なくて胸が痛む。
あぁ、シラノ、君はなんていい奴なんだ😭
そして、やがて芽生えたシラノとクリスチャンとの友情にも胸が熱くなる。

悲しき3人の物語、時代が違えばまた違った結果になったのだろうか…?

手紙からポケベル、メールに移行し、今はLINEやSNSのDMなどで手軽に、そして驚くほどにリアルタイムでやり取りができる。インターネットが世界に与えた恩恵は計り知れないけれど、だからこそ手書きの、手間暇かけて書かれる手紙が愛おしくもなる。言葉の魅力について改めて考えさせられる作品となった。

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マキ

4.0とても良い映画

2022年2月28日
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主演のピーター・ディンクレイジが名演でしたね。

シンプルな恋愛物語で、手紙に書かれた詩がとても素敵でした。

そして、なんと言っても、音楽が美しく登場人物たちの心の"ヒダ"と言うか、心の揺れ具合まで伝わって来るようなメロディでした。

この冬、最高のデート・ムービーの一本です!

オススメ!笑

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stoneage

5.0反復すら出来なかった学生時代が懐かしい(恥ずかしい)

2022年2月28日
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『言葉のあや』というと一般的には、いく通りかの解釈ができる言い方のことを指し、相手方があまり正しくはない理解や認識をした時などに、敢えて訂正まではしないけれど一応、君、少し違うよと釘を刺しておくような時に使ったりします。
「ま、言葉のあやですからどう取ろうとご自由に」

でも、本来は言葉の文彩(綾)と書くように、表現に彩りを添えるものでもあります。
学の浅い私の中では、古代ギリシャ・ローマ時代からのレトリックのイメージは弁論(悪くすれば詭弁まで含めて)術みたいな印象がありますが、本当に他人を説得するためには、理屈を並べて言い負かすよりも寧ろいい気分にさせ、いつの間にか味方にしてしまうほうがいいに決まってます。そして相手の好意を導き出すことを目指す場合、レトリックは、説得という目的から離れ、もっぱら魅力的な表現そのものを目的とする機能を期待されることになり、言葉の文彩はその先の詩作の世界に辿り着いてもおかしくない。
近代における修辞、表現法の理論についての第一人者と呼ばれるのが、19世紀初頭に活躍したフランスのピエール・フォンタニエという人だそうです。

つまり、フランスも含めたヨーロッパでは、言葉で人を魅了することは、単に文学的な意味にとどまらず、恋愛感情まで届くほどの教養=人格として男も女も受け止める土壌があったということです。
現代日本では口先男はチャラいということで片付けられてしまうかもしれませんが、この時代なら、バルコニーでキスを受けられるほどの魅力にもなり得たのです、きっと。逆に言えば、表面的な修辞では騙されない素養をそれなりの出自の女子なら持っていたのだと思います。

騎士道精神のみならず詩心まで兼ね備えたシラノ。
天は二物までは与えたけれど、三つ目までは与えてくれなかった。神からの試練なのでしょうか。

分厚い辞書を見れば、この世のあらゆることは簡単に言い表せるように錯覚してしまいますが、表現の大半は比喩です。
好きな相手の美しさを伝えるのにも、綺麗だ、素敵だ、などの直接的表現だけでは他の人の思いとは差別化できません。
結局、薔薇、百合、牡丹、芍薬などの花に例えたり、クレオパトラや楊貴妃など歴史上の美女に例えたり、或いは比較したり…
掃き溜めに鶴、泥中の蓮…うん、これはちょっと違うかも😆

というわけで、あれだけロクサーヌの心を捉えた言葉が一体どれほどの気持ちと時間をかけて生まれたのか。
それを想像するだけで心の底から熱く儚く泣けてくるのです。

学生時代にラブレターを何回も書き直した挙句、結局ポストの前で引き返した経験、投函したあとに心臓が異様に高鳴った経験のある方(私だ❗️)は、是非昔の熱い気持ちを思い出して味わってください。
(好きだ❗️を反復する勇気すらなかったように記憶しています、あー、恥ずかしい)

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グレシャムの法則

3.5私にとってちょうど良い「規定」作品

2022年2月28日
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さて、ピーター・ディンクレイジとヘイリー・ベネットという「好きな俳優の共演」で楽しみにしていた作品。ピーターの哀愁とヘイリーの美しさは今回も裏切らず、二人の演技、歌ともに満足度は高いです。なお、本作は戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』という古典であり、物語そのものは観ていて予想できる展開のため、いわゆる目新しさはありません。が、それと言うのも、その後の多くの作品に影響を与えているからなのでしょう。
それにしても、この『シラノ・ド・ベルジュラック』は「恋愛とルッキズム」という分かり易く、どの時代や国・人種にも置き換えられる普遍的な問題がテーマであることから、日本でも繰り返し上演や映像化がされているようで、中でも『白野弁十郎』や『或る剣豪の生涯』というローカライズ作品があることに興味津々。
古典の楽しみ方には「見比べ」が出来る点もあると思いますが、私自身は唯一『愛しのロクサーヌ(87)』が関連作品の鑑賞で、いきなりかなりな「変化球」。正直の内容も全く覚えておらず、今回の『シラノ』が、今後の掘り下げをするにはちょうど良い「規定」作品になりそうです。

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TWDera

2.5ミュージカルじゃなければ・・

2022年2月28日
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いろいろ考えてしまって結局ノレませんでした。
最初にこの映画の予告を見た時、その着眼点の素晴らしさから大変期待しました。
鼻の大きな醜男シラノドベルジュラックの話を小人症の設定にして作り直すという試みは、それだけで傑作の生まれる予感があります。(ノートルダムっぽいですが)
ですが、いざキャスティングを考えると、現在のハリウッドでこの役ができるのは(CG処理を施さないのであれば)、ほぼピーター・ディンクレイジ1人しかいないのです。
もちろん彼を批判しているわけではないですし、彼が小人症の人たちの地位向上に大きく貢献してきたことも間違いないと思います。ですが、この映画は結果的に彼のための映画になってしまっています。
そしてその弊害として、ミュージカル映画なのに歌唱によるオーディションがされていないであろう、ということです。(少なくとも主役は)
私が引っかかったのはその点なのです。ディンクレイジの歌がお世辞にも上手いとは言えないことからいろいろ考え始めてしまいました。
彼を主役に決めた時点でそれはしょうがないことですけどね。歌でオーディションするのではなく、決まった主役に歌をなんとか練習させるしかないわけですから。
結論として、これがミュージカル映画でなかったらもう少し評価できたかもしれません。

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koyama

3.5ピーター・ディンクレイジの演技に感動…

2022年2月28日
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切なくも儚いストーリーと力強く綴られる恋文に感動しました。

特にピーター・ディンクレイジの表情演技は安定の素晴らしさで、音楽も相まってギュッと心を鷲掴みされたような感覚になりました…。

ただ音楽やストーリーが良かっただけに、ダンスシーンの演出が少し地味な点や、ラストシーンなどの構成が少々分かりづらかったのが惜しいなと感じました。

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ちーたら