「言魂とは。」シラノ ジジの母さんの映画レビュー(感想・評価)
言魂とは。
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ずいぶんと前にこんな事件があった。所謂、出会い系サイトで出会った男子高校生と既婚女性の事件。メールだけのやり取りで恋に落ちた男子高校生がどうにか彼女の住まいを捜して行ってみれば既婚女性。女性は単なる火遊び。男子高校生は彼女を刺してという顛末。言葉は言の葉とも言魂ともいい、特に象形文字を用いる我が国では祝いの言葉にも呪いの言葉にもなる。サロンでポエムを謳う教養人のロクサーヌ、言葉マジックを操る架空の恋人に恋して、結局は姿形を持ってるクリスチャンと結婚してしまう。言葉って恐ろしいですね。ブルボン王朝ではフリークと呼ばれるシラノですが、剣の殺陣は素晴らしい。男らしいし、強い。おまけに詩人で寄り添うシモベ。ベルバラのオスカルに付き従うアンドレみたいと思って目がハートになってしまいますね。ロクサーヌ以外に麗しい女性が出てこないので(次女は別)☆はちょっと少なめ。男性陣の真っ白お化粧は要らなかったと思います。
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