「2度目鑑賞。 楽曲、ロケーションが美しい」シラノ 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
2度目鑑賞。 楽曲、ロケーションが美しい
2度目の鑑賞。
水曜日夜7時の回、貸し切り。
ライティング(キャンドル、陽光、影)、歌、殺陣、衣装、舞う手紙、ダンス、奥行きのある構図(ダンスシーンだけでなくほとんどの場面で背景に人が動いている)、どれだけ時間をかけて撮影したんだろう。
丁寧に作られているから何度観ても飽きることがない。
初見の時は、ピーター・ディンクレイジの歌声に魅せられたけど、ヘイリー・ベネットの歌声もすごく良かった。
最後キスしない方がよかったと思ってたけど、途中、キスには特別な意味があったんだ。と気づいたらより感動。
狂おしいほどに人を愛することにみんなが飢えているからこそ、これほどまでに胸を打たれるんだろうな。
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ピーター・ディンクレイジの声、歌、殺陣、悲しみに魅せられる。
遅ればせながらゲーム・オブ・スローンズ見終わったばかりだったので余計に魅せられた。
字幕がちょっとと思うところがあったなぁ。
英語だったからかなぁ、少し違和感が。
ストーリーは古典だからあっと驚くようなことはないけれど、音楽が素晴らしく、ロケーションも美しい。
こういった古典のオーソドックスな映画化が定期的に制作されることを望みます。
昔観たジェラール・ドパルデュー版も良かったけれど、スティーブ・マーティンとダリル・ハンナの「ロクサーヌ」がおすすめです。
三船敏郎さんの時代劇もありましたね。
犬王の共感ありがとうございます。正に、犬王はピノキオと私の中で退治しています。
また、このシラノも社会から醜く言われる者たちを美しく描いたと思いました。加えて、長回しカットで感心しました。共感は既にしていましたね。
フォローさせていただきます。