「共感はできたが意外性に欠ける」アキラとあきら oぷよさんoさんの映画レビュー(感想・評価)
共感はできたが意外性に欠ける
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話題性の高い映画ということで、公開日に見に行きました。
WOWOWのドラマを見ていないので、因果関係等が全く分からず「何かを詰め込んだ?」といった感じにしか見られませんでした。
大事な役なのに、ジャニーズ俳優の演技レベルが低かったり、台詞だけで「無理矢理ストーリーの漏れ」をカバーするようなところが、目につきました。
また主役の二人が「東大卒同志」と言うのも気に喰わなかったです。
く「東大と京大(または一橋)」のほうが面白かったのでは?と思います。
同じ大学出身だと、既に大学で出会っていると思いますし、最近同じ大学卒(かつ同じ学部)の人間が、同じ会社に入らない傾向もあるので。
一番良かったところは、奥田さんの登場シーン。頭取としての威厳が全く違いました。
また冷徹だった江口さんが、最後に人間味のある対応を取られたところも良かったです。
私自身、自営業で稼業を閉じる経験と、「銀行員は冷たい」と感じる経験はすでに持っていたので、新鮮味が全く無かったというのもあります。
また、永年のトレーダーでもあり、プロマネでもある私には、ストーリーにも意外性を感じられませんでした。
そもそも、期待が大きすぎたというのもあるかもしれません。
「誰が土下座するか」というシーンは、「これまでの池井戸さんの傾向とは違った」という点は、評価したいと思います。
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