「育ちがいいのセリフ」アキラとあきら 菜野 灯さんの映画レビュー(感想・評価)
育ちがいいのセリフ
原作を読んでから鑑賞しました。まずは、配役として、グループ企業の御曹司の階堂に横浜流星、町工場の息子の山崎に竹内涼真は納得。
山崎が、御曹司の階堂から、おまえは育ちがいいと言われてるのはおもしろい。金持ちの息子は決して育ちがいい、性格がまっすぐとは限らないし、山崎は育ちは裕福ではなかったが、まっすぐな気持ちは純に育ってるので、この意味ではすごく納得。
この二人、たしかにそれぞれが男前で、特に女性にとってはたまらないんではないでしょうか。女性だけアンケートとって、どっちが好き?ってとってみて割合がどうなるのか興味ある。
お色気話は原作通り、ほぼ皆無な分、男前同士の確執、友情、熱意、など真っ直ぐな気持ちのぶつかり合いがぶれずにあって、感動します。融資の基礎知識がないと、細かい点はピンと来ないですが、映画鑑賞にそのあたりの知識は特に必要なく、二人の若い男前をみたければ、おすすめですね。
余談:
竹内涼真はサッカー選手目指してたらしいだけあって、体格かなりいいです。上背はある上に、かなり肩幅あるし、上半身の分厚さは並みではないです。
自分にないものをもってる人の方がそのときは違和感あっても、あとあと自分のためになることは多いんですよね。
池井戸潤はまっすぐですよね、下町ロケットの主人公もまっすぐ、育ちがいいですよ。純です。
今晩は
私は男性ですが、今作に限って言えば竹内さんが演じたような男が好きですね。
けれども横浜さんも極真空手の世界チャンピオンになった方なので(知ったかぶりで書いていますが、職場の女子社員の方に教えてもらいました。)お二人ともスポーツを極められている事を考えると、難しいなあ。
で、一緒に仕事をするとなると、偉そうですが私が竹内さんが演じた方のタイプに近いので、横浜さんが演じた冷静沈着な男が欲しいですね。
すいません・・。映画の事を語っていない。
池井戸潤さんの作品は、私の様な不惑のおぢさんにはタマラナイ世界観があり30代後半に嵌りました。
で、不惑になり今作の不動の様な立場になると、観方が変わって来て、それはそれで面白いんですね。では。
これからも宜しくお願いいたします。