ハケンアニメ!のレビュー・感想・評価
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派遣アニメだと思ってた。覇権アニメね。
見始めてすぐ、これは面白いと思った。
この監督こそ!素晴らしい。
辻村深月が苦手で手に取る事がないので全くノーチェックだったのだが
吉岡里帆 中村倫也 柄本佑 尾野真千子という四本の柱を 絶妙な脇がぐっと支えて
おまけに その評判のツイート(リプライ)が色分けされていたり アニメーションで表現されていたりと一瞬たりとも飽きさせない構成は圧巻だった。
全部見てもいない劇中劇のアニメーションの最終回でウルっとさせるって どういうワザだよー!!
実際はここまで製作サイドの意見が通るのは稀であるし
首脳(トップ)の意向が9割が実情。
(もちろん 有名監督なら話は別だが)
理想 なのだとしても 面白い物を見せてもらったなーという出来であった。
非常に面白く見た。
アニメ最前線
今や世界的存在になっている日本アニメの最前線をみるような面白さがありました。個性的なキャラクターが多くてなかなか共感しにくいところが後半、いい意味で瓦解して、深いところで融合していく感じがよかったです。特にそういう役が似合うなぁと思ったのは、中村倫也ですね。「ファーストラブ」(21)でもそのキャラがとても物語にしっくりきて、なかなかいい俳優だなって思いました。
ファンタジー
監督とかプロデューサーに焦点があたった作品だった。業界人では無い私から見たら普通に面白い映画だったし、主題歌のジェニーハイも良かった。ただ業界人から見たら不評というのを聞くと、確かにそうかもしれない。映画だから多少有り得ない部分があってもいいと思う。この作品が誰に向けて作られたかは分からないが、大衆にウケる"見れる映画"を作るにはリアルではなくてファンタジー要素が必要だから。
一つの作品を作り上げるって、とてつもない。
映画やTVアニメ。あのエンドロールの長さも、今回納得。
より良いものを作るために、妥協しない。
すごいなあ。
だけど個人的には胸に刺さらなかった。
それに途中どっちのアニメのことか、わからなくなるし。
豪華共演陣の中、柄本佑さんのかっこよさがクール。
アニメ制作会社の人達に感謝…….
テレビやスマホから簡単にみれるアニメ。
つまんない、とか躍動感がないよね〜とか
声優が棒読みだ、とか。。。
アニメ1話作るのにこんなに大変だっただなんて!!
こんなにたくさんの人が関わって
色んな人に頭下げて、それぞれがアニメに対する思いがあるからこそ衝突しあって、、、いつも本当にありがとうございます。アニメ大好きです!
ストーリー展開、とても良かった。
個人的に、この映画は吉岡里帆さんが
主演だったのが大成功の鍵だったのでは、、?
彼女は、声がいいし、こういう『一般的』
(と言ったら王子監督に怒られる?)な役が
とても似合う。可愛いのにすごい。
すごいのに可愛い!笑
製作陣の個性も立っててとても面白かった!!!
(キツめの口調のお姉さん、かっこいいっす✨)
テンポよく進んでいたけど途中間延びしてしまった感があって残念。
あと、もう少しクスっと笑えるシーンがあったら
もっと良かったな〜。
中村くんは天才っぽい役が似合うけど、
もう少しふざけてる感じの人が良かったかも〜
最後の方ガチ感が溢れ出ちゃって、、、
エンドロールの後で、〆。一応ハッピーエンド!
TVアニメ「SHIROBAKO」の完成度の高さを感じます。
天才監督に挑む、新人アニメ監督の奮闘を描く物語。
人気小説、その小説の第2章を原作にした映画のようです。アニメ好きとしては観ておきたかった映画で、鑑賞後の感想も中々の佳作のように思いました。
主人公の斉藤と、彼女をしっかりと演じきった吉岡里帆が良いですね。
不幸な生い立ち。その生い立ちに一筋の光をもたらした天才監督・王子の背中を追う斉藤。プレッシャーに蝕まれながら、それでも前に進みます。中盤迄の苦しみがあるだけに、後半の展開が良いですね。スタッフや声優との関係改善等が描かれ、カタルシスを感じさせてくれます。
全体的にテンポも良く、王子との対立軸もしっかりとしていて、良い映画だと思いました。
ただ、良い映画だけに、逆に残念に感じたところが3点程。
一つ目は、アニメ業界の説明が乏しいこと。私はアニメが大好きなので分かりますが、興味がない人は理解するのは難しいシーンがチラホラ。斉藤のモノローグ等で説明してもテンポは落ちなかったと思うのですが・・・
二つ目は、斉藤と行城との関係。ロビーでいきなりキレて行城を擁護する斉藤。でも、そこまでの関係を考えると脈絡がなさ過ぎて驚きます。もう少し前振りを用意するか・・・逆に、斉藤が自分の発した言葉に驚き戸惑うか・・・どちらかがないと唐突過ぎて納得感がありません。
そして最後。先に褒めた対立軸。天才監督と新人監督の設定になっていましたが、これはどうなんでしょう。天才監督がそのプレッシャーに苛まれながらも必死に完成度の高い作品を目指しているわけで、新人監督が追いあげるシチュは説得力に欠けるように思われます。
後半、斉藤が書き直しを決断しクライマックスに突入しますが、同じことはそれ以前に行城もしているわけで、折角のクライマックスが二番煎じになってしまっていることもマイナスに感じました。
対立軸を作るなら、コナンやガンダムのようなビッグネームとの対立軸にしてしまった方が、よりコントラストがはっきりして良かったのではないでしょうか?
或は、傲慢になってしまった天才監督との対比にするか・・・
私的評価は普通にしました。
新人監督役の吉岡里帆の熱演が光った。 「男たちの憧れのマドンナ」的...
新人監督役の吉岡里帆の熱演が光った。
「男たちの憧れのマドンナ」的な存在ではなく、「ちょっとかわいい」程度の力不足の新人監督が仲間たちの協力を得ながら懸命に制作に打ち込む姿は胸を打たれる。
ライバルとなる天才監督もまた余裕をかますばかりではなく、もがき、苦悩しながら作品を生み出す様子もリアルだ。
吉岡里帆さん
吉岡里帆さんが観たくて鑑賞です。
とても良かったんですが、なんか、こうした役の彼女は余り期待してないのかもしれません。もっと彼女の良さが出せる役があるのではないでしょうか(既作なら「ゾッキ」とか、他の女優さんの作品なら「ちひろさん」とか)。このフィールドに行こうとするとライパル女優さんがわんさかいるような気がします。
私はアニメは余り見ないし、その業界にもカルチャーにも興味ありません。ですので、その辺りの要素は楽しめませんでした。対決とか裏側とかではなくて、サイトウ監督のプライベートな要素をもっと入れて欲しかったです。
1クールのアニメ枠で新人監督と天才監督でハケンを争い合うストーリー...
1クールのアニメ枠で新人監督と天才監督でハケンを争い合うストーリー。
監督、作り手、声優、プロモーター、テレビサイド、アニメ業界をわかりやすく、おもしろく描いている。
キャストも良く、展開も良いので世界にどんどん入り込める。
アニメを創りだす作り手の真剣さやそれぞれの想いを知るとぐっとくるシーンが多い。
アニメも声優もホンモノ、こだわりが説得性を増し、おもしろさを増している。
サウンドバックは全12話観てみたいと思った。
良作。とてもおもしろかったです。
仕事への情熱が伝わる
一見楽しそうなアニメ制作。現場では色々と困難があり、理想通りとはいかない。新人監督役の吉岡里帆の成長と、周囲のスタッフメンバーが本気モードで監督について行く様子が見ていて面白かった。
なかなか良かったです。
地味なんですが斎藤瞳役の人の子役時代の子役の子が茶色の瞳をしていて芸が細かいなと思いました。
アニメを作る人って魔法使いみたいなもの。
1度どこかで聞いたセリフなんですが、本当にそうだと思いました。
ステッキを無くして魔法少女のことを信じていなかった女の子が魔法少女(大人だから魔女?)になれたんです。
繊細さと緻密さとセンスが光る仕事人たち(魔法使い)のおかげで日々素晴らしいアニメが制作されている。
エンドロールで声優さん達のお名前もありましたが、役名も出して欲しいなと思いました。
侮るなかれ、その熱量
辻村深月さん原作の小説を映画化。彼女の小説はイイ意味で大衆向けで、ほどよいメッセージ性がある作品が多いイメージである。
こちらに関しては原作未読。正直吉岡里帆の演技も他のドラマなど観ていても演技は下手ではないと思うのだが引かれてなかった。そのうえ、悪い意味で今ぽっい演出が無駄に多そうと悪いイメージが先行していたのであった。
しかし、公開してしばらくたち、配信が始まったので視聴してみたところ、ストーリーには特に捻りなどはないのだがしっかり王道を描ききっている。
その上、吉岡里帆の演技もピタッとハマってるではないか。さらに、主題歌のジェニーハイの「エクレール」は元々好きな曲ではあったのだがここまで作品に寄せているとは思ってなかった。
やはり、熱量は伝染するのだ。
中身のアニメも、時間は短くとも凄く丁寧に作画されていた。皆さんも言ってる通り、ものづくりしている方は間違いなく馬鹿にできないし、心打たれる作品。
熱い感情の連鎖
アニメ業界を舞台としたお仕事人間ドラマ。とても感動しました。アニメの事は詳しくありませんが、どんな業界であろうと、仕事は人の感情で出来ている。お金とか技術力とかも大切ですが、まずは人の感情なのだなと。
一口にアニメ業界といっても、そこには、監督やプロデューサーだけではなく、作画、編集、アニメーター、声優…本当に沢山の専門家達が関わっている。みんなプライドかけて仕事しているから主張も激しい。そんな中、主人公の斎藤瞳は監督として関わっていくのだけれど、“新人”だし“女性”だし…という事で周囲から軽んじられている。真面目で頑固な性格も災いして人間関係もギクシャクする。壁にぶち当たりながらも、様々な人と関わり合う中で、初心を貫きつつも、周囲の人達に歩み寄り、少しずつ“チーム斎藤”を作り上げていく姿に感動しました。
劇中のアニメも良かった!それぞれの監督のこだわりが凝縮されたラスト、最高でした。
自分の作品が世間の多くの人達に受け入れられるのも嬉しいですが、一番伝えたかった特別な存在である太陽君に届いた時の喜びは格別。近所の少年・太陽君が友人達と「サバク」のおもちゃで遊ぶ姿を目にし、ベランダで喜びを嚙みしめる彼女の姿に私も泣きそうになりました。
映画では、斎藤監督と王子監督中心に描かれてますが、3章からなる原作は章ごとに主人公が有科プロデューサー→斎藤監督→アニメーター並澤、と変わっていくので、ひとつの業界を様々な立場から、より立体的に感じる事ができ、面白いです。彼女達一人ひとりが抱える悩みや不安、そして、それを乗り越えていく姿が様々な角度から見えてきて共感したり涙したりしました。特に、並澤さんが活躍する最終章は、人と人との繋がりや、成長を感じ、読んでいて気持ちの昂りが抑えきれない程でした。原作未読の方はぜひこの感動と興奮も味わっていただきたいです。
刺され 誰かの胸に
アニメ好きではないので、あまり期待せず、柄本佑さんが出てるからネトフリで観るか〜くらいの軽い気持ちで鑑賞。めちゃくちゃ面白い!グッときた。
アニメに限らず、音楽家の人や小説家、映画をつくる人などなど…0から1を、しかも明確な正解がないものを作り上げることって本当に大変だ。
けれど、監督に限らず、全てのスタッフがいいものをつくるというプライドを持って取り組む姿に胸を打たれた。
わたしたちが普段何気なく見させていただいてるものは、たくさんの人の努力と想いが詰まっているんだなあ、と感謝の気持ちでいっぱい。
仕事ってどうしても、いろんな人と関わって行うから、それがストレスの元凶になりやすいんだけれど、主人公が段々と関係性をつくり、リスペクトを持って接するようになるところが良かった。良い人間関係なくして良い仕事なんてないよなあ、と改めて思わせてくれた。
とっても元気の出る、最高のお仕事映画でした!!!
仕事やものづくりへの情熱がとてもよかった!
アカデミー賞ノミネート作品でNetflixで見れたので今更ながら視聴👀
尾野さん演じるプロデューサーが
王子監督の作りたいものをつくるために、と頭を下げるシーンを見て、
そこまで大袈裟なものではないけど、
自分自身が仕事で周りの疑心暗鬼を振り払ってやりたい!と主張した経験が重なった。
ものづくりは自己満足だけではダメだし、
多大なプレッシャーがかかると思うけど、
それを乗り越える過程や葛藤を見させてもらってとても勇気が湧きました。
サウンドバックが届けたかったように
この作品も見ることで普段の自分が1歩前進するための応援映画に感じました!
ありきたり、だけど、
裏のメッセージを感じ取り3.5!!
べつにアニメじゃなくてもいいんじゃない
なんか評価高いみたいだけど、実写お仕事系のテンプレにしか思えなかった
正直、映画としてはどっかで見たようなシーンばかりで既視感ありありなんですけど
ネタがアニメ業界だった以外で目新しさは欠片もない
と言うか、アニメ業界ネタでここまでガチでマジなのはちょっと変
実はこの映画の製作者ってアニメあんまり興味ないんじゃないのか?
取材やらは一応きちんとしてるんだろうけど、視聴率競争だとか実際のところアニメ業界にそぐわないんですよね。SNSやらもあんなんやってるの一部のオタクだけなのにまるで全国民が注目してるような描き方してたりイメージだけでやってるなという気がしてならない
だからこそ、べつにアニメ業界じゃなくてもよくない?に繋がるわけですが
あとちょっと触れたけど、ガチでマジで余裕がなさすぎる、遊びのない作品って好きじゃないんですよね。主人公の話だけじゃなくてね
なんか暑苦しいと言うか鬱陶しいと言うか、息が詰まりそう
アニメというものを
辻村深月さんの原作を基に作られた作品です。
この映画は、アニメ業界を舞台にその作品の放映に辺りどちらか良い作品か?その覇権争いを獲る物語でした。
吉岡里帆さん演じる映画監督の姿やその作品に携わる人達の姿が生々しく素晴らしいと感じました。
普段、見ている作品でも絵コンテやプロデューサーや背景に声優にとこれだけの行程を経て、放映されていると考えてみるとすごい事だなと感じました。
いまでは、多くの作品があり、そんな事をあまり考えずに観るのもなかなか大変だと思う。
それでも何かを作り、誰かに届ける事の素晴らしさを感じました。
この中で登場する作品も単純にクオリティーが高いのでそれだけでも観たい気持ちになりました!
全379件中、21~40件目を表示