ハケンアニメ!のレビュー・感想・評価
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良いよ!
文句なし!しのごの言わず、観たらいい!
ルパン三世、宇宙戦艦ヤマト、銀河鉄道999、機動戦士ガンダム、イデオン〜数々のアニメが熱い世代に育った自分的にはビシビシ刺さる!(実際には裏側のお話だけど)
吉岡里帆が、中村倫也が、柄本佑が、そして脇を固める布陣がとてもとても良かった!
ただのお仕事コメディー映画と思うなかれ!めちゃ胸熱映画です!
チョコじゃない…
「血ヘド吐くまで走ってみろ。今よりちったぁマシになんよ。」そう言ったアクマ(ピンポン)の台詞を思い出したました。
途中途中に出てくる言葉の数々が突き刺さる。そして創造の天才は観察の努力家であるとも知る。人の(心の)声を聞かない人は、人に声が伝わらない。王道と言えばそれまでだけれども、色んな角度から生き方を考える事が出来る秀作でした。
話の根幹のアニメ2本のお陰で、3本分の旨味たっぷり、多幸感満載でございます。
期待してなかったのに
中盤まで
「派遣の人いつ出てくるんやろ…」
と心配してたら
「覇権かい!」
でした
感想は
泣くはずない映画なのにほんのり涙目に何度かなった!
それしかできない不器用な人だからこそ
ゆずれない、ゆずっちゃうと
それすらできない「可哀想な人」になっちゃう
だから
カッコ悪さや不器用さを出してでも譲らない
「私は可哀想なんかじゃない!」
なんか感動した
なんだかよくわかんないけど泣いちゃった!
(涙目嘘バレ)
いや、号泣とかじゃないケド
丁度いい
「観て良かった」
とちゃんと思える映画でした
そしてまた観にいっちゃったw
まるでポンポさんと対をなす映画。
結論からいうと
「観に行って損なし」の一言。
アニメ制作会社を舞台にした
素晴らしいワーキングムービー。
昨年、映画好きの間で
好評を博したアニメ映画
[映画大好きポンポさん]が
「映画を作るアニメ」だった事に対して
今作は「アニメを作る映画」。
ポンポさんは
作品を生み出す人間の「狂気」を描き、
ハケンアニメは
作品を生み出す人間の「作り続ける意味」を
描いていた気がする。
気になった点としては
今の時代にテレビ視聴率で争っていた所は違和感があること。
もうテレビ見ない人が多いから
局の人間が喜ぶほどの視聴率は叩き出せないかな、と。
これ以上は内容バレのはなしになるので抑えますが、
とりあえず観て良かったです。
個人的にはここ数ヶ月で見た作品のどれよりも満足出来たかと思います。
余談ですが
この映画を二子玉川の映画館で観賞した所、
本編が終わった瞬間に映画グッズキャンペーンの告知が入ってきました。
余韻もへったくれもないわ、
その画面が終わるまで館内明るくならないわでもう…
さらには「QRコードを読んでね」と言われても上映中はスマホの電源切っておりますが。。。
あの映画館だけだったのでしょうか。
せめて本編始まる前にやってくれ、と思いました。
ビジネスを成立させるのは人の情熱
ハッピーエンドだし、流れは良い意味でシンプルなので、多くの人に薦められる作品。
置いてけぼり食らうこともない、上手いストーリー展開が尚良い。
業種業界問わず、たくさんの人と関わって仕事してる人なら共感できる点が多いはず。
もしアニメ好き向けに舵を切りすぎた企画してたら大失敗というか痛い実写化と変わらなかったと思う。
とても絶妙なさじ加減であり◯。
笑える場面はほぼない。
仕事で悩んでる人や仕事が生活の大半を占めてる人が観る映画。
強いて言うなら、リアリズムを感じるからこそ、マスクしてる人いないなぁとかアクリル板ないなぁとか、リモートで仕事してる場面ないなぁとか、少しノスタルジックを感じてしまったのは、残念というか仕方ないけど勿体ない。
これは面白かったー!
アニメの制作現場の裏側を見られた感じで社会勉強になった(笑)
天才の王子監督(中村倫也さん)&プロデューサーの有科(尾野真千子さん)
新人監督の斎藤(吉岡里帆さん)&プロデューサーの行城(柄本佑さん)
この2組のバディーが作るアニメ番組が同じ時間帯に放送され、どちらが視聴率を取れるのかを戦うストーリー。
アニメの制作現場が多目に登場。
実際の現場を覗いてる感じに引き込まれる。
2組の監督とプロデューサーのやり取りも面白かった。
クールで生意気な感じの行城なんだけど、斎藤の能力を評価している感じがとても良い。
吉岡里帆さん目当てだったけど、やっぱり良い。
終始メガネ姿が少し残念。
後半にベランダで涙するシーンがとても良い。
中村倫也さん。相変わらず良いな。
監督のプレッシャーを誰にも見せない感じがカッコ良い。
アニメ声の声優さんが可愛い。
調べたら高野麻里佳さんっていう本当の声優さんだった。
早速チャンネル登録済み(笑)
劇中のアニメも完成度が高い印象。
自分は「サンドバッグ」の方がお気に入り。
スピンオフの上映に期待したいところ。
エンドロールにも劇中アニメのロールが登場して長目だけど、最後まで観て満足度が更に上がった感じでした( ´∀`)
尾野真千子の圧巻の演技
原作を知らないので、タイトルをもろに勘違いしてしまった。「ハケン」は「派遣」ではなく「覇権」であった訳だ。
アニメは世界に誇れる日本の文化だが、徐々にその中心が外国に移りつつある。アニメーターの収入は低く、中には中国からの仕事を受けている人もいると聞く。少し前までは日本が中国に仕事を出していたのに、逆転してしまった訳だ。
アニメーターは長時間労働が当たり前で、業務委託の請負契約だから労働基準法は適用されない。それでもアニメが好きで、アニメの仕事に携わっていたい若者たちは、身を粉にして働く。
そのような状況を踏まえて本作品を観た。吉岡里帆が演じた主人公斎藤瞳はアニメ制作会社の正社員だから、時間外勤務手当などはきちんと支給されているものと信じるが、もしかしたら正社員という名の請負契約かもしれない。経団連会長を出したトヨタやキヤノンでも行なわれていた偽装請負だ。斉藤瞳はまさかそんなことはないと思うが。
さて本作品はひとことで言えば、青春お仕事ドラマである。周囲と衝突したり和解したりしながら主人公が成長し、それにともなって仕事の内容も充実していくという王道の物語だ。本作品には中村倫也演じる王子千晴というライバルが登場するが、それもお仕事ドラマにありがちである。
本作品がユニークなのは、それぞれのプロデューサーの奮闘が描かれていることだ。斎藤瞳の作品には柄本佑の行城、王子千晴の作品には尾野真千子の有科というプロデューサーがそれぞれいて、陰に陽に監督を支える。ふたりのプロデューサーぶりが対照的で、同じく対照的なふたりの監督とともに、四輪となって物語を進めていく。
監督ふたりの演技もよかったのだが、プロデューサーふたりの演技が更によかった。そのおかげで、単なるお仕事ドラマ以上の立体的な作品になっている。特に有科プロデューサーを演じた尾野真千子の演技は完全に主役を凌駕していて、実は有科プロデューサーが主人公だといってもおかしくないほど圧巻の演技だった。
本作品によって日本のアニメーターの実情が広く知られて、その立場が向上することを陰ながら願う。
チヨダコーキと黒木氏も出して欲しかった
原作ファン、辻村作品ファンとしては、タイトルの2名を出して欲しかった。そして、あわよくばチヨダコーキのほかの作品も映像化し、世の人に辻村作品を認知してほしいと欲が出て来ました。
今作品については、フィギュア絡みのところをバッサリカットしたのなら、ご当地イベントのところもいらないのでは?という気もしました。
吉岡里帆さんは素晴らしい演技で、斎藤監督あっぱれです。
完成されている
暇だし何か映画でも見るか、というテンションでノーマークでの視聴だったが、展開がアツく、キャストもハマっており、気づいたら終わってたというくらいにはのめり込んでいた
見て後悔のない映画と思う
アニメ制作、大変なんだなぁ
これからはもっと噛み締めて鑑賞しようと思わせてくれた
アニメ業界の厳しさ
ハケンって、「派遣」ではなく「覇権」のことだったのですね。
全然わからないまま、見始めた。
アニメ制作にかかわる、多くの方たちの熱意や妥協を許さない姿勢、
まさに「覇権」、同じ時間帯に放送される有名監督(中村倫也)の作品に勝つために、
もがき続ける新人監督(吉岡里穂)の格闘ぶりを描いた作品。
声優さんやスタッフとのぶつかり合い、ライバルとの闘いなど、
ホントに厳しい世界だな、と勉強させられた。
そして最終話でも、土壇場でシナリオを変更し、「誰かに届けば」という思いで
スタッフ、チーム一丸となって、作り上げたところは感動もの。
映画内で作られていたアニメをちゃんと見てみたい笑
エンドロール後もお見逃しなく!
好きをつらぬけ
入り口で貰ったポストカードにそう書いてあった。
好きなことを仕事に出来る人は
一体どれくらいいるんだろう…
仕事にしてしまったばかりに
好きで無くなってしまった人もいるだろうなぁ、
自分はあんまり何も考えないで今の仕事についたなぁ、
とか、この手の作品を見るといつもそんなことを考える。
一つのモノをいろんな人が集まってぶつかりながら作り上げていく。職種、業種関係なく、出来上がった時の達成感、高揚感、一体感。
吉岡里帆さん、素敵です。
行き詰まった時、自分を見てくれている、理解してくれている人が一人でもいることでどんなに勇気づけられるか。
柄本佑さん、めちゃめちゃカッコいいじゃないですか。
熱い熱い作品でした。
ささりました!
最近見た映画の中でも、バツグンに楽しめて、グッとくる作品でした。
予備知識全くない状態で行ったのですが、予想以上、期待以上でした!
派遣会社のアニメかと思ってたくらいです。
覇権だったとは!
映画も本気、アニメも本気。
評判が高いので、ちょっとハードルが上がりますが、本当に良い映画。
ある意味定番の展開のはずだけど、かっこいいし感動する。日本のアニメを誇りに思える。
そして、中のアニメも観たい。
あらすじとラストシーンしな観てないのに涙。
一流の声優さんを使っているのもいい。
どれとは言わないけどら最近はアニメを俳優さんが声をやって台無しになることも多いので。アニメファンも嬉しい。
途中のAR演出も良い。
これは日本にしか作れない映画ですね。
五等分の花嫁が大人気で映画館が混み混みですが、、、こっちも観てね。
そしてアニメ愛がすごい。
原作があるようなので多分原作からそうなのかも知れませんが、名台詞が隠れていたり隠れていなかったり。私のような知識不足な人でもニヤニヤしてしまう。
アニメは日本の宝。
これでもアニメーターの給料は中国の1/3なのか、、、なんとかならないかね。
全ての拘りと完成度が圧倒的な傑作
想像を遥かに超える傑作でした。
アニメ業界で情熱と現実の狭間で命を削る
監督とスタッフ&関係者の姿に震えました。
数多の刺さる言葉と行動に何度も目頭が。
観客を楽しませ飽きさせない
幾つもの丁寧な仕掛けと拘りも素晴らしい。
断片的にしか観せられない劇中アニメが
本当に傑作と感じられる説得力。
確かにそこで観客を掴めなければ
全てが嘘になり感情移入出来ません。
そのアニメでもしっかり泣きました。
この作品自体が描かれている人達に匹敵する
圧倒的な熱量で作られたことが
ガンガン伝わって来ました🔥
そして個人的に満点のラスト。最高。
日本映画にしては珍しい「物量」で勝負しかける作品
面白かった。なかなかないタイプのエンタメを吉野監督は成立させたな、と。ひとことで言うと「情報戦」。日本の監督で情報を処理して伝えることに腐心できる監督はそうはいない。CGの使い方なども熟知していて、アニメスタジオというあまり映画的でないかもしれない舞台をあの手この手で見せている。
原作もアニメの職場ものというより、むしろ、再起をかけた天才監督と新人監督の視聴率をかけたデットヒートストーリーなのでよりエンタメ的つくり。おまけに熱いセリフ満載で、ものつくりに関わる人はたまらないだろう。偶然昨日みた「辻占恋慕」の浮き上がれるかどうかまったくわからない音楽業界の片隅の更に片隅の少数の人間模様に感動し、今日はまたえらい陽の当たり方の違う業界ものでまた感動。しっかり観客を楽しませることができてると思うのだけど、う〜ん、と思ったこともいくつか。
まず、視聴率競争。そこがポイントなのか?というところと、その情報を完全に本編と切り離したCGシークエンスで作り込んでいるところ。もっとドラマの中で観たかったが尺の問題か。そして、2つのアニメの何が視聴率を左右させてるか、それが最終回にどう繋がっているかがわからないところ。
途中半端に過去回想で少女時代に家に借金取りなど来ているが、そういのはいらないし、となりの少年も猫もそんなに効いてない。主人公が「興味もなかった」アニメの世界に入ったきっかけ(それがライバル監督の作)がとりわけ重要なモチーフなのにそれがブランクになっている。そしていま正に彼女とライバルが描いてるものの「何が」視聴者に刺さってSNSが盛り上がってるのかがノータッチ。ラストに「刺さる」前に、本当は視聴者に刺さっているはず。受け手側の変化を出す場所に電車、駅ビル前、ガチャポン売り場、校舎を改造したスタジオなど用意されてるけど、もう少し中身(つまりコンテ作業)を描いてないと、各スタッフ、声優へのアドバイスが活きてこない感じがする。
とは言え、見せる、という意味では面白かった。キャストも良かったけれど、キャストも「情報」の内であったのはもったいない、とは思いつつ、劇中のふたつのアニメの中身はとても興味をそそるものであって、「ミッドナイトスワン」が主軸でなく女の子のバレエで持っていったように、本作もアニメパートの見栄えがかなり良く、そこが高評価ポイントでもある。
派遣アニメではない
ブラックなイメージがあるアニメ業界なので、正直期待してなかったが、少年漫画的な熱い展開が胸熱!実は柄本さんがすごい、いい人だったりといった後半にかけての展開が熱い!主人公達の思いに感動。特に中村さんが飄々としてるけど、熱い思いを秘めた監督役を好演。
あと監督って、アニメのみならず大変なんだなあと実感した。
でも情熱でやってるけど、やはり過酷だし情熱だけでメシは食えぬよ。
エンドロール後にも映像があるよ!
全379件中、281~300件目を表示