「子供だけじゃないから」ハケンアニメ! りかさんの映画レビュー(感想・評価)
子供だけじゃないから
アニメにも闘いがあるとは。
何の為に戦うのか。
一位にならないと、認めてもらえないのか。
その判断基準は、
視聴者が押すボタンにかかっているのか。
作中で行城も言っているように
面白くても売れない場合も、
面白くなくても売れる場合もあるから、
ということだったら、
覇権を取ったからと言って、
面白いか面白くないか、
心に刺さるのか刺さらないのか、
わからないのでは?
と思った。じゃなぜ?
作中、アニメや
王子と斎藤のバトルが、
アニメ的?に映し出されておもしろかった。
アニメの現場で働く人たちの苦労が、
少しわかった気がした。
クリエィティブな仕事には、
精神面での極限までの追い込みがあり、
体調面で心配になった。
今回の王子とのバトルは、
仕事が増えるかそうでないか、これも大きいが
作品の出来不出来ということにならないと思った。
だから、斎藤が
入社動機の心をずっと持ち続けて(退社したが)
昔の自分のような子供の心に刺さる作品を
作っていけばいいのだ。
こんにちは。
アニメを作る現場を淡々と見せられても微妙ですから、勝負する内容になったと思います。勝負と言えば負けるより勝ちたいですから、おのずと白熱になりますね。
こんにちは。
りかさん、コメントありがとうございます。
ラストの描写は斉藤監督本人と関わる人たちが満足したようで良かったと思います。
覇権勝負自体は数字で計る事しかできませんが、ライバルと切磋琢磨するプロセスが醍醐味でしたね。
りかさん、共感とコメントありがとうございます。
(…って、しかも大量。ありがとうございます)
アニメ作品に限った事ではないのですが、世間一般にウケる
作品と自分の好きな作品とは、別モノと割り切っています。
・_・ハイ
もちろん自分の気に入った作品の視聴率が高ければ、それを
嬉しいと感じる気持ちもありますが、「自分が面白い作品」に
出会えた時の嬉しさの方が上回る気がしますね。
(マニアな面もミーハーな面も、自分には同居してマス)・_・
りかさん、私はアニメおたくとは言えないでしょうね。
中学生のころに空前のアニメブームが巻き起こった世代の年寄りで、その頃はアニメにハマりましたが、劇場版だけですね観てたのは。テレビのアニメ番組を見てたのは小学生までです。
でも、十代の吸収力って凄いと自分でも思います。
あの頃学んだアニメの知識は今も忘れていませんから。
この映画で見られる近代アニメの制作風景は、技術革新で全く面変りしていて驚きますが、基本的な工程や役割分担は変わっていませんね。
車が進化してもアクセルを踏んで進み、ハンドルを切って曲がる…みたいな基本動作部分は不変なんですよね。
あ、車に例えちゃダメですね。もうじき自動運転が当たり前になっちゃいますから💦
モノづくりの原点みたいなのが伝わってきて、熱いお仕事映画でした❗