「バズが何もしなきゃよかったんじゃ?」バズ・ライトイヤー コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
バズが何もしなきゃよかったんじゃ?
そつのない……というか、特徴の薄いディズニー&ピクサームービー。
帰ろうとする故郷って結局どこよ?って話。
とにかく、バズの独り相撲というか、バズが動けば動くほど事態が悪化する全ての元凶で。
周りの連中も状況を悪化させるマイナス要素しかなく。
解決は偶然だし、ヒーロー性は弱い。
ファミリー向けってより、80〜90年代によくあった、『スターウォーズ』の二番煎じな、男の子向けなへっぽこSF映画テイスト。
観れば観るほど苛つくあたりも、へっぽこ。
なんで、『トイストーリー』でアンディ少年は、あんなキャラトイが欲しかったんだろうか?と、疑問すら抱いてしまいました。
私はへっぽこSF映画、わりと好きだったから、懐かしく楽しめたけど……
これ、一般層、特に子どもや女性客とかにはどうなのか?
エンドロールが終わり、ディズニーマークやIMAX版、吹替版スタッフの名前が出た後に、さらに映像があるので、油断せずに明るくなるまで席は立たない方が良いです。
コメントする