ホリック xxxHOLiCのレビュー・感想・評価
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xxxHOLiC大好きですが...ドラマ版の方が好きかな..
原作も読み込むほど好きでしたがちょっと残念でした。実写版ならドラマの方が原作に忠実で好きでした。(私はドラマ版をめちゃくちゃ推したい) 原作を知らない人が映画を見たら面白いってなるかもしれないですが、原作を知らないと分からないシーンも最初の方に詰め込まれていたのでなんとも言えないです。(雨童子や座敷童子など) そもそも最初のシーンから原作とは違って別物の作品になっていました。 セットの美しさはありキャストそれぞれの妖艶さはあり素敵でした。 ただやっぱり原作をよく知ってる身からすると消化不良というか、最後の四月一日のシーンが良かったし逆にこっから先が見たいんよ!!!って思ってしまう作品でした
セリフから少々難解
蜷川実花監督らしくとてもカラフルな映像と光と影で世界観をすごくよく表していました。 役者さんも良い演技をしていたと思います。吉岡里帆さんがかなりのセクシーな役で神木隆之介さんが羨ましい!! ただ、場面転換が多く詰め込みすぎて唐突な感じががが。 ホリックという作品が映画に向いてないのかもしれない。
3人が3人とも、高校生に見えねー!
いや、これ、高校生設定とか、無理でしょうに、どう足掻いてもw 蜷川実花が苦手です。と言うか、この方の話が苦手です。顔を見るだけで、イヤ、って逃げたくなるんですね。何か知らんけど。 しかしながら。 直近の映画三作に関しては、もうね。「好きだ」と認めざるを得ないです。と言うか認めて言いますよ。 結構、好き! いやー、蜷川実花のどこが好きになって来たかと言うとですね。なんか俗に「世界観」と表現されてるヤツですよ。具体的に上げてくとですね。 侑子が待ち受けている部屋や、四月一日が寝泊まりしている部屋の、「古道具屋」の様な奇妙な狭苦しさですよ。置物や調度品で埋め尽くされてるに近い、空間。床の露出面積、せま!暗い部屋、赤かったり黒かったり空色だったりする窓の外。この現実離れした空間の演出とか、惹かれます。 彩色のドギツサ、と言うか「多彩」ぶり。色の見本市かよ?って言うくらいに、多くの色を使い、画面を賑やかす演出。 基本、ダークであること。不幸ではない。絶望でもない。が、幸せは屈折してたり、満たされ過ぎてなかったりすると言う点。 内心描写の「決め打ち感」、と言うか「ピンポイント感」と言うか、「狭さ」。もうね。分からない人には、絶対に理解できんだろう!でも、それで良いよ。と言う独りよがりにも見えるんですが。絶対に、多数・大衆を向いていない、自分勝手感。 玉木ティナ。が、出てる事。ま、今回は脚線美の出番が無かったけど。と言うか、露出少なすぎ。と言うか、今回は吉岡里帆タンの露出度に、感激したーーーーー! いや、最初、吉岡里帆だとは思いもしませんでした。このパツ金でエロいおねーさんは誰なんよ?え?え?え?えーーーーー!吉岡里帆さんじゃ、あーりませんか!腰が抜けそうになるくらい、びっくりしたけど、拍手したくなるくらい嬉しかったw 面白かった。結構。
蜷川さんの描くホリックの世界
蜷川実花さんは、原作をそのまま忠実に再現する監督ではありません。 原作も、蜷川さんの写真も、両方好きな自分としては、少し複雑な気持ちで見に行きました。 結果、原作の要素を残しつつ、蜷川監督の作品として、別作品として見られたのでとても楽しめました。 百目鬼くんのキャラが変わっていたり、新キャラがいたり・・・原作と違う部分はありますが、一番懸念していた散文的なストーリーになってメッセージ性がわからなくなることがなかったのがよかったです。 散文的な演出も好きですが、ホリックに関しては原作の醸し出すメッセージや、四月一日が成長するところが好きなので、そこを曲解されたくなかったです。 よく2時間で完結するシナリオにまとめたなぁというところと、実際にいそうなキャラ設定に落とし込んだのが、すごいと思います。(その点ではひまわりちゃんだけ異質で、こんな子いないでしょ感はあります) 映像はとても素敵なので、蜷川ワールドが好きな方は映画館で見ると没入できていいと思います。 「思考停止するな、進め」という蜷川さんのメッセージとホリックの世界観(「必然」や「対価」)は相性がいいです。 あくまで、原作を3次元に再現しているわけではなく、ホリックの世界観を蜷川さんが解釈・咀嚼して表現した、別作品です。
これもある種の必然
映画化するにあたってキャラクター性に多少の変更があるのは仕方ないことだと思っているから、四月一日たちの性格などについては触れないでおこう、不満はあるが。
原作やアニメ、ドラマ全てで語られるエピソード「キョゲン」について。ホリック全体を通して描かれるテーマ「自分で選択すること」がさっそく破られた。人間の意思による無意識の枷がアヤカシの所為であるかのような描写には首を傾げる。
1番冷めた点が蜘蛛とひまわりちゃんのシーン。熱演であることは認めるがサブカル演劇感が否めない。蜘蛛たちの出しゃばりによってホリックの魅力である不気味さが消えた。
ループに関しては言うまでもなく呆れるが、「成長」というテーマを表現するには手っ取り早いだろう。
ラスト、なんじゃこりゃ。妖怪大戦争かよ、神木隆之介だけにってか。
原作ストーリーの「妖しさ」と監督の「アーティスティック性」が変な方向に尖っていき「映画を見る自分を俯瞰で見られる」特殊な映画体験だった。
がっかりした。
キャラの出来がヤバい。
まず、まるだし/もろだしのコスプレイヤー感が酷くて早速ムカついた。あとなんで子役使わないの。
侑子さんは喋り過ぎ。普段は余計なこと喋るけどスイッチ入ると四月一日の成長の為、今、必要な言葉を最小限に発するだけ、ってのが侑子さん。
あと衣装派手すぎ。
あと部屋ごちゃごちゃし過ぎ。笑
四月一日はネタでは怒るけどもっと優しい。
感情の起伏はあるけど元来穏やか。侑子さんにあんな突っ掛かり方しない。
百目鬼はあんなオラオラキャラじゃない。
ひまわり、会って数分の男に怖い話して?って囁かれて突然舞台劇みたい語りだす。意味不。
全体的に話に脈絡なさすぎ。詰め込み過ぎ。
キャラ登場させ過ぎ。
対価
世界観は美しいがお話の流れが分かりづらい。
ダイナーや太宰治の時はなんとなく起承転結はあってストーリーもなんとなくわかったのだが、今作は本当によくわからない。
途中のループや女郎蜘蛛との戦いあたりは引き込まれたものの、その女郎蜘蛛のラストもポカーンで、その後に出てきた化け物に至ってはさらに(´⊙ω⊙`)という感じ。
その化け物が放たれることでどうなるのかとか序盤で軽く触れられるもののあまり世界の危機という実感が感じられなかった。
最後神木隆之介さんがゆうこの真似をするのは神木さんを持ってしてもコントでしかなかった。
蜷川実花さんらしさは抜群
原作は曖昧のままで視聴。CLAMPの作品は繋がりがあるものですが、映画なので、HOLICの最低限の内容くらいかなという印象。 今回はストーリーに重きをおかず、蜷川実花の作品とのことで、小物類、美術系を重視してみました! 映画の尺内でなんとかまとめれているのは凄いなと思いました!が、内容はそんなに...という印象。 小物のこだわりは蜷川実花さんらしさ抜群でした。私は嫌いではないので、良かったかなと思います。 柴咲コウさんの侑子が似合ってました!神木くんの演技も良かったです。 原作好きな方は多分なにこれ?!ってなる内容な気もします。
演技力すご
神木くんをはじめキャストの演技力に迫力があった。そのおかげか、原作は知らないで観に行ったけども置いてけぼりにはならなかった。 映像もとっても綺麗。夢を見ているみたいだった。 原作をしっかり読んでみたいと思えたから、良い映画だったのだと思う。侑子さん、何者だったのかな。 最後ちょっとだけ、笑いそうになってしまった。
Habit
蜷川監督最新作…。「Diner」が美術全振りのような映画で内容はお粗末だったのもあり、期待はせず鑑賞。 大方予想通りな展開でした。 監督がストーリーよりも背景やビジュアルに拘る人なのは知っていたのですが、それにしても内容がスッカスカです。キャラクターの掘り下げがなっていなくて、どのキャラも本性を理解できないまま進んでいきますしこれは監督&脚本の人が悪いです。 なぜ四月一日に皆縋るのか、四月一日は果たして成長したのか、なぜ急に弓が光ったのか、扉のモンスターはなんだったのか、原作をチラッとしか読んでないのもあって世界観にはついていけませんでした。決して寝てはいないんですが、面白いくらい記憶に残ってないです。 でもまぁ良かった点はあったのでそこは救いがあるかなと。 ・吉岡里帆さんがとにかく美しい ・背景の凝り具合はやはりすごい ・セカオワの主題歌が良い 蜷川監督は多分何かしら映画を手がけるとは思いますが、その時はストーリーが面白くなっている事を願います。 鑑賞日 5/5 鑑賞時間 16:20〜18:20 座席 F-10
無理にまとめず、淡々と依頼こなす系でよかった
タイトルのとおり、無理にまとめず、淡々と依頼こなす系でよかった、と思います。 個人的に、ホリックの醍醐味は謎めいた女主人の侑子さんとその侑子さんに振り回される四月一日が数々の願いを叶えていくところだと思っていて(多くの人もそうだと思いますが)、 願いを叶える過程で四月一日が見聞きし、体験する出来事が、これまた謎めいた、少し怖いものだったり、どこか懐かしいようなものだったり、心が暖かくなるようなものだったり... といったところにこの作品の魅力が詰め込まれていて 、そんな中で百目鬼くんやヒマワリちゃんの背景があって、物語があって、特別な作品になっていると思っています。 ミセに客がきて願いを叶えるというお決まりの展開は冒頭の一件のみで、あとは映画ホリックをフィナーレにもっていくためのストーリー展開でした。 いろんな願いを叶えていく小話をせめて3件ほど見られると思っていた私には、これはかなり残念でした。 小さな依頼をこなしつつ、お話をまとめ上げる方法はいくらでもあったと思うのですが.. 原作の象徴的なシーンを不自然に詰め込んで、大きな敵を倒すような展開で無理にまとめ上げる必要はなかったのでは、と疑問でした。 ホリックのような作品でこういったストーリー展開を選ぶのはかなり挑戦だと思いました。逆に、映画は映画として割り切って、全然別の話にするならそれはそれで需要はあるのかもしれませんが、 中途半端に原作を踏襲しているので、変な端折り方というか、時間足りてない感、解釈違いの印象が拭えませんでした。 全体のストーリー構成以外でも、 メイクのコスプレ感、ミセの全く落ち着かない毒々しいライトとごちゃごちゃと並べられた装飾品、四月一日の暗すぎるキャラ、百目鬼くん・ひまわりちゃんとの原作とはかけ離れた関係性、女郎蜘蛛の下品で馬鹿そうなキャラ、"そういうのキライ"と言った対象が全くの見当違い 違和感、違和感、違和感...の連続でした。 作り込まれた映像美という蜷川ワールドは楽しめるとは思いますが、なんだか毒々しくて、表現する作品がホリックである必要はなかったのでは、合っていないのでは、と感じました。 静寂の美しさのなかにハッとさせられる凛とした美しさ、鋭さというものを表現できなかったものでしょうか。 これが舞台なら、よくここまでまとめた、と言えるのかもしれません。限られた時間で、実写でよく頑張った!というように。 ですが、CGも使って良い役者さんも使って、低コスト映画ではないでしょうに、様々な点で何故もっとこうしなかったんだろう、、と悔やまれます。 ホリックの世界を正しく理解し、表現できる人にもう一度映像化してほしい、と願ってしまいます。 役者さんの演技は全体的に良かったので、そこにかなり助けられている作品でした。 侑子さん役の柴咲さんは、きれいな方なのでコスプレメイクさせなくて良かったと思います。もう少し深みのある低い声を出せる人、どこか畏怖される美しさの凄みのある人が良かったのではと思います。 女郎蜘蛛の吉岡さんは、どうしても優しそうな印象があるので合ってなかったと思います。女郎蜘蛛が原作通りのキャラのほうがまだ合ってたかもしれません。
なかなか面白かった
原作の事は全く知らないでの鑑賞でした。
過去に観た吉田恵里香さんの映画は楽しめたので、今作も鑑賞する事にしました。
なかなか物騒なオープニングで、最初から映画に引き込まれました。
そして、願いの対価として一番大切な物を要求されるんです。
これ面白いなと思いました。
ワタヌキは大切な物が分からないので、見つけないといけないわけです。
だけど、見つけたら失う事になるから、その辺の葛藤みたいなのが面白そうだと思ったの。
ただ、それが映画のテーマって感じではなく話は進んで行きます。
それでですね、いろいろ有ってラスト、ワタヌキは母親の様な存在を失って新しい日常を手に入れるの。
これ、ワタヌキにとっての大切な物が母親の存在って考えると面白いですよね。
最初、願いの対価として大切な物を差し出すって聞いた時、願いと大切な物はトレードで逆のベクトルだと思ったんです。
だけど、母親の存在こそが足枷になって先に進めないでいたのなら、大切な物と願いはトレードの関係でなく、付随したものなんじゃないかな。
私達が生きて行く中で、そういう事って有るのかもしれない。
そう思うと、なかなか考えさせられる面白い映画なんじゃないですかね。
色が好き
お話の内容はある程度筋が読めて わかりやすいので、いいです なんも深読みせず楽しめる 神木君が好きで映画はなるたけ観てますが ファンではないので実年齢とかは知らないですけど、高校生ではないよな 1番良かったのは吉岡里帆です 今までそんなに好きではなかったので 他でどんな役をしてるのか知らなかったんですが この蜘蛛役良かった〜 この蜘蛛に見つめられたら 固まるな〜って思ってしまった で、やはり蜷川実花さん カラフルさが他の映画と違うので好きです
運命とか生きる意味を考えた
今年20本目。 初めて蜷川実花さんの作品を鑑賞した。作品の特徴は何だろう。映像の色が艶やかなところ?ミステリアスな人をキャスティングしているところ?舞台のような派手な演技や演出?ともかく原作とは違うんだろうなと予想している。その世界観に適応するのは難しかった。 また、マゾ、サド、ロリ、ショタ、BL等の各方面からの性的な刺激を与えるような映像だった気がする。私と鑑賞した友人は「吉岡里帆エロかった」「柴咲コウ可愛すぎ」を連発していた。まあ異論は無いが。 目に見えないモノが見えてしまう主人公はとても悩んでおり、何でも願いを叶えてくれる女性のお店に誘われる。しかし、その願いを叶えるためには対価を支払わなければならない。等価交換というやつだ。私も何かを手に入れるためには代償は必要なものだと思う。 自分の人生で何を成し遂げようとするか考えたり、どんな事に重きを置くかで人の願いは変わってくる。その願いが見つかるまで自分の生きる理由を考え続けたい。
映像美の映画。。。
映画の物語自体よりも、映像背景とか角度とかに気を使っているんだろうな。。って感じでした。 物語自体はあやかしの物語ですが、柴咲さんのあやしい雰囲気がよかったですが、神木くんは演技はいつものようにいいんだけど、必要以上にカットにこだわっていて、なんとなく物語に入りきれないような気がしました。 あぁ、この角度にこだわったんだなとか、背景の色味とかが、蜷川ワールドだなぁ。。っていう。 原作のワタヌキはもともともう少しコメディっぽいイメージがありますが、今回はなんとなくクール?何事にもわりと醒めている感じの印象でしたが、クライマックスで敵に立ち向かうとき、強い思いを見せるんですが、妖怪戦争から何年だ?また妖怪と戦っている神木君がいるな。。。ってふと思いましたw ちなみにGWの真ん中だというのにこの映画貸切状態でした。。。 リアルにホリックのファン世代とか、蜷川ファンと会わないのかな。。。微妙だな。。。って感じでした。
なんというか
ビジュアル、映像美にこだわってる割に全体的にごちゃごちゃしててかつ内容は薄っぺらいっていう印象。
百目鬼くんの先祖が封じた呪い(モノノケ?)があんな一矢でまた封じられるのも、ご都合主義感が...
原作知らずに見たけど、本当の願いがある人にではないとお店は現れない割に、途中で出てきた女性(趣里さんが演じてた)の願い薄っぺらいし、頭の中にハテナがたくさん浮かぶ作品。映画館で見るような作品では正直ないかな。スペシャルドラマで止まる程度のクオリティ。あと主題歌のセカオワがミスマッチング。どうせこだわるなら音楽にも拘らないと顧客の心掴めないよー。
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