ホリック xxxHOLiCのレビュー・感想・評価
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摩訶不思議
映像、そして役者さんの扮装(化けっぷり)が
楽しい。
特に「ミセ」で4月1日が作る「御飯」が美味しそうで、
美味しそうで、魅了されました。
(毎日、食べに行きたいです)
たまにはイイですね。
映像に身を委ねるのも。
配役が楽しい。
学生服の主人公・4月1日君尋(神木隆之介)=安定の信頼感。
ミセの主人・侑子(柴咲コウ)=妖艶でした(溜息)
弓の達人・百目鬼静(松村北斗)=弓を引く姿が美しい。
九軒ひまわり(玉城ティナ)=すこぶる可愛い。
女郎蜘蛛(吉岡里帆)=貫禄ありました。
アカグモ(磯村優斗)=天性の安っぽさがいい。
橋本愛も出てました。
感覚で楽しむ映画なので、ストーリーは二の次ですね。
蜷川実花ワールドを楽しみました。
何をしたいのかよくわからなかった
ただ美しい役者を眺める映画だった。
この映画を見たら染谷将太のホリックが恋しくなりました。役者がもう少し若い世代だったら良かった。役者選びが蜷川実花さんの趣味っぽいなぁって感じでした。
女郎蜘蛛(吉岡里帆)となら一緒に暮らしたい
見る気はなかったけど、超私的柴咲コウ祭り開催中のためアマプラにて鑑賞。まぁ、やっぱり蜷川実花ワールド。暗い気分をさらに暗くさせてくれた。極彩色なのにね・・・
願いを叶えるためには対価が必要。そんなおとぎ話をアヤカシが見えてしまう高校生の心から描いた作品。音楽が良ければもっとのめり込めたと思うけど、ストーリーとともに陳腐。それを映像力によってどれだけカバーできるのか・・・と、期待はしてなかったけど、柴咲コウの美しさに参ってしまった。妖艶さは吉岡里帆の方が上だと思っていたけど、存在感が違うなぁ。
タイムループものの作品はけっこう好きなのですが、単にループネタを借りました~程度のエピソードでした。どうせなら全体的にループさせればいいのに・・・また、百目鬼の友情をもっと上手く描けていたなら、もっと楽しめたかも。
いつも思う。絵は綺麗。
この人の映画が好きな人はいるのだろうか。
いるから何作も作品を撮っているとは思うのだけれど、いつも観て思うのは、化粧とか小道具とか映像は綺麗な部分はあるけど、内容は良くわかんないなってこと。
監督知らなくても映画観ても最後に名前出てくると、ああやっぱりなって思う。
これを出演したキャストが実際に観て面白いと思うのかな。
ブラックファンタジー
あやかしとは妖怪のことだが映画では黒煙のような妖気、人類は古来より人智を超えた不幸、災禍などは悪行のたたりとか妖怪のせいにしてきましたが21世紀の今日でも人の弱みに付け込む妙な占いや邪教の類が後を絶たないのはどうしたことでしょう。本作もそれに乗った寓話もどきですから多少醒めた目で観てしまいました。
それにしても高校生の癖に料理上手、魔女の胃袋をつかむというプロットは奇抜ですね、ハリポタのような魔法合戦や妖怪戦争のようなアクションも多少は期待していたのですが哲学めいた抽象的な話に寄せているので派手さはありません。
まあ、作家性の強い蜷川実花さんが描くブラックファンタジーですから内容よりもビジュアルな表現、世界観が見どころなのでしょう、最近も庭園美術館で「瞬く光の庭」と題した個展を開いていましたが本作でも美しい庭園美が愉しめます。
原作ファンは好きじゃないかも
毎回思うけど蜷川マジでちゃんと原作見てんのかな
ホリックはなァ‼️染谷将太のドラマが1番実写成功なんだよ‼️‼️‼️‼️‼️
俳優陣の素晴らしい演技力がスッカラカンの内容のせいで残念な事になってて勿体ない
吉岡里帆頑張ったと思う、松村北斗かっこいいけど災いが出てくる扉閉めたり妖を扉の中に閉じ込めたり2022年大変だな
百目鬼の夢女になりたい
蜷川実花はもう実写映画つくんな解釈不一致しか生まれん
もっと陳腐になるかと思ったけど
CLAMPと蜷川実花の相性が良さそうなのはわかるけど、原作知ってる分、厳しいだろうなぁと思いつつも、ついつい観てしまった。
原作のアニメ化がかなりハマっていた為、比較したくなってしまうのを堪えながら見始め、タイトルが出るまでで出オチなんだろうとタカを括っていた…
のだか、思ったよりもそれなりにストーリーライン追ってるし、説得力持たせられてた。美術がハマると世界観もハマるんだなぁ。もちろん、あれだけ作り込んだ原作を2時間の映画に収める事自体が、そもそも無理があるのは承知の上。深掘りなんて無理なんだけど、実写化でよくある時間を無駄にした感は全くない。
ただ、女郎蜘蛛の糸シーンの色気出すビート効かせた音楽と、エンディングのセカイノオワリだけは興が冷めた。
どちらもなんだか恥ずかしくなって一気に現実に引き戻される感じ。あれば何だったんだろう。★3だったけど、そこで0.5減点。
CLAMP作品のファンですが、、
タイトルの通り原作やアニメも見ており
好きな作品だったのですが、、
これは酷い、本当に酷い。
雰囲気があるシーンもありますが一部だけ。
特にそういったシーンは1枚の絵として
魅せる事に必死で画面が動いておらず退屈。
そして下品な演技や服装、演出が多い。
原作ホントに読んでる?チープなエロさばっかり。
女優さんも普段綺麗なのに蜷川実花が撮ると
老けた痛いおばさんに見える不思議。
ダイナーも酷かったですが
もう監督業は辞めたがいいのでは。
原作があるだけに愛読者はガッカリの一言。
彼氏とは色んな意味で一緒に観たくない
映画ワーストNo.1の面白くない映画でした。
これは酷い
相変わらず無駄なエロスを持ち込もうと失敗してるし。
話の内容なんて、予想通り薄っぺらいのに、筋を分かりにくくしてるし。
吉岡里帆は頑張ってる。
が、演出のせいか色気が無い。
なんで色気が無いんだろう。
単純に立ち姿とか所作の一つ一つに、雑な感じが出ちゃうんかね。
胸の谷間出しとけば、ホイホイくっついてくるやろ、っていう発想がどうかと思う。
触れると火傷しそうな色気は無い。
日本舞踊やバレエみたいな、指先まで張り詰められた色気が必要な役だった。
いっそのこと、西野七瀬にやらせれば良かったのでは?
まだ上手くやりそうだわ。
何を期待して観ても、全く満足を得られない。
観るだけ損だわさ。
習性に 喰われず成就 その大願
本作の主人公は「あやかし」という人の心に巣食う禍々しい負のオーラが見えてしまう少年がある必然的な出会いをとおし、自らが生きる意味を見出していくストーリー。
そんなありがちだがとても感動的なストーリーに加え、蜷川実花の真骨頂たる映像美、そして実力派俳優陣の演技力といった「心技体」が見事に揃った力作だ。
この摩訶不思議な世界に足を踏み入れた時、
きっと自分達は劇中で起こるタイムリープのように無難であることに安住し、そして時にどうせダメだと諦めている自分の習性に気づくこととなるだろう。
そして、自分さえ良ければと自らの人生を投げ出すかのように歩んだり、本当に投げ出した時、自分以外の誰かが落胆し、痛みを伴い、悲しみに暮れ、引きずることになる。
たった今共有しているこの世界で、自分の人生は自分だけのものではないことを思い知らせる本作は以下のように示す。
全ては「選択」であり、また、物事の見方・捉え方次第で、その「選択」の幅、ひいては自らのあり様も変わってくるのだと。
原作を超えるのはやっぱり難しい、でもキャスティングが良かった
昔からCLAMP作品の大ファンで、xxxHOLiCは漫画もアニメも大好きなので鑑賞しました。
蜷川実花さんが手掛けた作品は過去に数作品鑑賞しており、今回も蜷川さんの世界観大爆発でした。
漫画やアニメの実写化はファンから良い評価を得る作品が少ないですが、個人的にこの作品はキャスティングが良かったです。
どうしてもその時ブレイクして引っ張りだこの若手の俳優さんや女優さんばかりを起用して中身が疎かになっている作品が多いように感じていましたが、この作品ではしっかり元のキャラクターに合うキャスティングをしているなと思いました。
柴咲コウさん、神木隆之介さん、吉岡里帆さん、磯村勇斗さん、松村北斗さん、玉城ティナさん、皆さんハマり役でした。
どうしても漫画やアニメありきの作品は原作を超えることが難しいですが、キャストの皆さんのお芝居に関しては素晴らしかったと思います。
まぁ、期待はしてなかったけどね
映像は幻想的で妖艶なあの雰囲気を出してるのは素晴らしい❗
キャスティングもなかなか合ってるかな~
でも探した良い部分はこれだけ。
侑子さんと四月一日のコミカルな部分は無し。
途中無理矢理出場させた猫娘や座敷童子は知らない人には誰?ってなるだけだし、ファンにはそんな扱いすんなやってなると思うから誰も得しない。
時間の制約上、原作とは まったく違う物になるのはわかっていたが最大の不満は、、、
モコナはどーーしたーーーっ❗
予算の都合か?制作時間の都合か?だったらハナから作るな❗
どんな対価を払ったらこんなドイヒーな出来に…?
4人の女性漫画家からなる創作集団“CLAMP”の人気コミックを初実写映画化。
アニメ版は昔少し見た事あり。杏主演のWOWOWドラマも昔少し見た事あり。(“元夫婦”共演…!)
何て例えたらいいか分からないくらい独特さと妖しさとシュールさとユーモアも入り交じった世界観。
実写化するのは禁断の扉を開くようなもの。WOWOWドラマもビミョーだった…。
類い稀なビジュアルセンスが無いと無理。
監督を務めたのは、蜷川実花。
ビジュアルの華である彼女の起用は、製作側にとってはこれ以上ない人選だったであろう。
だが、見る側(特に作品ファン)からすれば、真っ先に不安が過る。
だって、ねぇ…。
やはり的中。必然。
極彩色に彩られ、絢爛美炸裂する映像やビジュアルは、お馴染みTHE蜷川ワールド。
オリジナルの持つ妖しさ、不気味さ、美しさのダーク・ファンタジーの雰囲気は再現したと言えよう。
で、及第点はそれくらい。後はいつもの事ながら…。
そのビジュアルセンスも目を見張るのは最初だけで、次第にクラクラしてくる。
まるでビジュアルだけの押し売り。監督自身が自分の美的センスに陶酔しているかのよう。
人によっては好き嫌い分かれるのが蜷川実花の常。好きな人はとことんハマるが、嫌いな人は全くダメ。
ちなみに私はそんなに嫌いって訳じゃないが、こうも延々見せつけられると先述通り飽きてくる。
次第に辟易してくるビジュアルにピントのズレたCG。何だか悪いクスリでもやったかのような、悪趣味になってくる。
『xxxHOLiC』の世界を実写化するのにビジュアル抜きでは描けないが、一本の映画でもある。物語もないと話にならない。
一番のダメダメ点は、ここ。
話、あった…? って言うかそもそも、話の意味、分かった…?
話の入りはオリジナル通り。
願いと対価、人の心の闇、愚かさ、己の運命、人の尊さ…。
大層な事は語っているようだが、全く心に響いてこない。
一応四月一日(わたぬき)の運命を主軸にし、同じ日(四月一日)が繰り返される四月一日の試練と成長が描かれるが、全く惹かれるもの…ズバリ言うと、面白味がない。
焦点ボヤボヤ。五里霧中。
オリジナルの侑子と四月一日のボケツッコミなユーモアも好きだったのに、ユーモア性はほとんど削られている。見る側に問い掛けるようなシリアス雰囲気が逆に鼻に付く。
原作改変は言わずもがな。それ以前に“作品”として成り立っていない。一体全体、何を語りたかったのだろう…?
いつもながらの蜷川実花のPV。
ビジュアルではなく、物語やキャラ描写重視なんてその口で言ったら、お前絶対嘘やろ!
異様に細長い原作のキャラデザイン。
まあこれを完璧に再現する事は無理だとしても、キャスティングも…。
神木隆之介の高校生役なんて今更かよ…。ステレオタイプ。
柴咲コウの妖艶さは存在感放つが、杏の方がイメージ合ってたような…。
松村北斗は元より、玉木ティナのひまわりがドイヒー…。
マル・モロって少女じゃなかったっけ…?
キャストで頑張ったで賞は磯村勇斗と、吉岡里帆。吉岡里帆もかなり叩かれてるようだが、大胆衣装のセクシーで危険な悪女蜘蛛は怪演と異彩を放っていたと思う。
だけどどうしても拭い切れないキャスト全員のコスプレショー…。
原作の大ファンで映画化を熱望していたという蜷川実花。
願いは叶えられたが、引き換えの対価はあまりにも酷いものであった。
またまたやっちまった。不作続くキャリアにまた一本。
アヤカシにでも取り憑かれていたのかな…?
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