「水を断つ〜それは命を断つこと〜行政は、must not!!」渇水 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
水を断つ〜それは命を断つこと〜行政は、must not!!
いくらなんでも水道と電気を止めることは、
生きるな!!
死ね!!
を意味する。
行政がそれをするのは憲法に違反してませんか?
人間の生きる権利を奪うことになる。
最低限の水。
最低限の電気。
それは保証してほしいです。
主人公の水道局・職員・岩切は、水道代を4ヶ月も滞納している家庭を
訪問して水道を停止する仕事をしている。
岩切は停水後のことは考えないようにしている。
バディの木田(磯村勇斗)は、その仕事に疑問を持ち慣れることが
出来ない。
そんな中シングルマザーの小出有希(門脇麦)、水道代を滞納したまま
姿を消す。
幼い姉妹の姉の恵子(山崎七海)は必死で妹の久美子(柚穂)を守る。
電気はすでに停められ、公園から水汲みをする。
次第に食べ物を万引きするようになる。
一方で水道局の担当者の岩切は、妻子に実家へ帰られて
鬱屈した日々を過ごしている。
岩切は子供の頃、親から愛された記憶がない。
そんな彼は実の息子の愛し方が分からずに、
妻とも、息子とも家族として繋がることが出来ず悩んでいる。
岩切が毎日帰宅後に花壇の向日葵に水をやるシーン。
姉妹が船長と名付けた【金魚】を愛おしむ様子は胸を打つ。
何かを大切に思う気持ち・・・
それが愛の基本ではないだろうか?
群馬県前橋は渇水注意報が出ている。
連日猛暑で雨が降らない。
住民のイライラも募る。
姉妹の姉役の山崎七海が、両親に顧みられない娘の頑なさと
妹への一途な優しさを最高の演技で表現が素直で胸を打つ。
妹役の柚穂ちゃんも、歯が抜ける時期のあどけなさが、
なんとも、愛らしい。
こんな子たちを捨てる母親はヒトデナシだ。
また門脇麦が上手い。
ネグレストを意識していないバカ親をリアルに演じる。
岩切役の生田斗真。
影のある男がキレる所が、爆発力で鬱屈を表現。
(心の奥には子供が不当に惨めな状況にあることの怒り、
(そして自分へのもどかしい怒りが、あった)
見て見ぬふりをする大人たちが、自分だ。
何度もすみません、
他の方のレビューでも警察沙汰はおかしいと。想像ですが、映画なので、緩いと文句言われるのでキツくしたのではないかさと。局内で訓告処分で済むかと。
うっかりしていました。あの水道局が躊躇なく警察に連絡することが理解できないです。逮捕拘束されたら、どうなるか、難しいかと。普通なら、局内で懲戒し、弁償金で済んだと思いますが、警察沙汰だと⁉️
書いていただいたように病気で亡くなられ、妹さんは姉が居なくては生きていけず亡くなり問題になっていたのですね。
職員が年齢で断ったが為にその基準が正しいかどうかと。
遅くからお邪魔しました🦁🥳
お手数おかけしてすみません。
やはりどこもそうらしいですね。
門脇麦も生活保護を勧められていましたが、言ってように申請すると親なり子なりに生活費を出してやれないか、と打診するらしく、門脇麦はそれが嫌で拒否する為未納。
あの事件、札幌でしたか。ニュースで見ました。姉は病気で働けないので申請しに行って、対応した職員から、若いから頑張りなさい、出直しなさい、と言われ、
こんばんは♪共感コメントありがとうございます😊
何と優しい❗️ダラダラなのでまた考えようかと。昨日やっと観れました。質問ですが、今水道料金滞納すると本作みたいに止められるのですか?電気ガスは止めても、水は止めない、と聞いたような、
あれは昔の話ですか?
素晴らしい❣️
しかし、岩切、木下共、デキ婚しなければいけないストーリーって❗️
ラスト、ちょっと持って行きすぎ、と感じました。上手いか知らんけど、あんな母ちゃん、たまらんなぁ、です。レビューしましたが、まだ修正もします。🦁
共感・コメント、ありがとうございました。門脇麦は相変わらずうまいですよね。子どもの虐待にしても何にしても、ことなかれ主義や無関心な周囲の大人は消極的な加害者なのでしょうね…。