「渇れる少女たちの心と体」渇水 ムービー好きさんの映画レビュー(感想・評価)
渇れる少女たちの心と体
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人に興味を示さない男と親に見捨てられ愛情に飢えた少女たちとの交流を通して人として大事なものは何かを描く。
人が人である為に最低限必要な水、その水を干上がった大地に撒くように何もかもを吸い尽くす社会。
その中で生きようとする姉妹を通して、社会の溝に落ち込んだ子供たちと社会から目を背けた大人との交流により、変化を願う想いを感じたが関係性の紡ぎかたが観てるものとしてしっくり来なかった。
そして渇いた感じのざらついた映像も意図したものだろうが、全編通して同じ解像度で表現する。変わらない大人のまま終わっても意図は伝わったのではないだろうか。
もしストーリー上に変化をつけるなら、映像にも明確な変化を付けて欲しかった。
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