ONE PIECE FILM REDのレビュー・感想・評価
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原作者がおかしくなったと思わせる糞映画
既に皆さんがコメントしていますが「長大なAdoのミュージックビデオ」です。
開始5分で観た事を後悔し、あとはずっと「また歌うのかな?」と怯えながら観ていました。
アーティストとしてのAdoは嫌いでは無いし評価しているのにこれでは嫌いになってしまうくらいの圧倒的胃もたれ。
ギア5も使えるルフィ―もびっくりのウタウタの実もいつ食べたのかも描写も無く掘り下げも中途半端。終盤はワンピース大集合って全てがモブキャラ化。
そうかこれは夏休み東映マンガ祭なんだと思い込まないと納得できない。
確かに、原作に連動する伏線はちょいちょいあったが逆にウタが原作には出てきて欲しくないと思ってしまう。そのくらいひどい後付け。
大人がじっくり伏線を考察する映画では無く完全に子供向け。
ピカピカ光りまくる尺調整の戦闘シーンをてんかんに気をつけながら子供に見せると良い。
大人はどうしても暇だったらどうぞ、寝たくても歌がうるさくて寝れませんでした。
あとAdo好きで圧倒的音圧で歌を聴きたいならおすすめ。
こうやって批判すると批判厨だと批判するやつらがいるが
こちらからしてみれば食べ物に例えると味覚障害のバカ舌だと思っているので
関らないし絡みもしないので絡んでこないでほしい。
めっちゃ面白い
ワンピースマニアは絶対見るべき!!!!!
第一印象はとても面白かったです
チャルロス聖が出てきてテンション下がった瞬間に何も知らないウタがボコってくれたのは嬉しかったなー
観に行くのなら、ライブに行くつもりで行くといいと思います。
登場キャラもめちゃくちゃ豪華なので、ドキドキがやばい、シャンクスのかっこよさやキャラたちそれぞれの想いや願いが交差してラストシーンまでの時間が10分くらいに感じるくらい楽しかった。
この映画に関しては、賛否両論があるが、とにかくシャンクスがかっこいいぜ!!
トットムジカを倒すシーンで、ルフィたちもそうだけど、ウソップが父親であるヤソップに、見聞色の覇気がしで再開した時は胸が熱くなった。
ここからは読みたい人だけ読んで!!
なんとなんと
ルフィのギア5が公開トットムジカを倒すシーンで、数秒だけ登場します
シャンクスと異世界越しにシャンクスと一緒に攻撃するシーンと倒した後の引きのシーンで見ることができますよ!!
是非チェックしてみてください
とてもがっかり。ワンピースを見た気がしない。
40億巻のネタバレ含む感想です。好き勝手なこと言ってます。
まず、前半がほぼミュージカル。これが1番キツかったです。曲に関してはウタには聞こえず、もろにAdoさんの歌のようでした。Adoさんには申し訳ないですけど、ウタはキャスティングミスだと感じます。上手だけど天使の歌声って言うぐらいなら、せめて前半の方の曲ぐらいは、がなったりしないもっと上品な歌い方がいい。死にかけの時も小さい時も、めちゃくちゃ大人っぽくて芯のある声で、いやいやまだ生きれそうじゃん⁉︎20歳ぐらいでは⁉︎みたいな……。別にこれはどうでもいいですけど、例えるなら「B'zの稲葉さんは本当に歌上手いし格好いいけど、歌の王子様って言われたら、そういう声とか歌い方じゃないよな〜」というような感覚です(?)でもこういうのは本当に好みだと思います。
ウタというキャラに関しては、もどかしさしかありません。いきなり設定詰めすぎ!ついていけない!25年間連載してきて影すらなかったのに、まさかの1話にオリジンぶち込んでくるのはすごいと思いました。シャンクスにはまだ謎が多いから娘っていうのはまだ飲み込めたけど、ルフィに幼馴染の存在はあまりにも寝耳に水。盛りすぎでは?とマーケティングの圧を感じますが、これまでの伝説ジジイ達を考えれば、21才の女の子にはこれくらいインパクトが必要なのかも。
しかし結局その設定も持て余していたような。過去回想の「ウタはいいのになんで俺はダメなんだ?」とか「自慢のお父さんで船長」みたいなくだりは退屈でした。ルフィは船に乗れないし、父とは会ったこともないしで、完全に聞き手。ここらへんでようやく、REDの主人公はウタなんだと認めました。感想として、「これはワンピースでやる必要があったのか」というのをよく見かけます。それはウタが歌手、アイドルだからこそできた、今までのワンピースより現代的なメッセージに対しての称賛、もしくは指摘かもしれません。私もこういった新しい試みは素晴らしいと思います。まだまだポテンシャルがあって、裾野の広いコンテンツなんだと嬉しい気持ちもあります。
しかし、恐ろしいぐらい世界観に合ってない。そもそもあの世界の最強メディアはまだ新聞で、インターネットなんて普及してないのにいきなりインフルエンサーみたいなことされても違和感があります。
そしてなにより、この映画の主人公はルフィではなくウタであるということ。本当にがっかりです。「主人公がルフィじゃない。これってワンピースなの?」私が思うワンピースでやる必要があったのか、はこれに尽きます。
そう思ってしまったら、回想でルフィがウタと友情を築いたとか、大切に思ってるっていうのが理屈ではわかっていても、感情移入という点で今いち補完できませんでした。ウタに入れ込める熱量がなかった。
とまぁいろいろ言いましたけど、自分の中でルフィの過去編がエースとサボの話ですでに固定されちゃってるっていうのも大きかったです。もっと柔軟に見られればよかった。
そもそもルフィの夢が新時代を作ることだったのもびっくり。これは私の読解力不足なんですけど、ヒーローになりたくないのに、それってどういうこと?今までの冒険だと、気に食わないやつをぶっ飛ばした結果、革命が起きちゃっただけじゃん。新時代を作るのが目的なら海賊じゃなくて革命軍でいいじゃん。これ誰か考察あったら、教えてください!それか原作で今後わかっていくのかな??本当に楽しみですね〜!
そしてウタの軸のない悪役っぷり。世界7割滅亡(仮)しようとしたけれど、理由が消極的すぎて最後にはウタも被害者なんだよな……みたいな雰囲気さえありました。結論だけ言えば自死なんでしょうか。でも、行動理由は他人の願いを叶えるため。あぁ〜いじらしくて健気だなって思ってたんですけど、途中からそうもいかなくなり。いや置いてかれた理由わかってんのかい!!後戻りできない!?え!?なんで!?戻るんじゃなくて止まれや!そこで!!!一旦配信をやめて考える時間を設けてみては!?!?となってしまいました。それでモヤモヤしながら、40億巻読んだらこれらの行動は国滅亡の罪悪感から自分が救われたいがためのものだったっていう。そういうのって人間臭くて可愛いですけどね、若い女の子があんまり不器用で泣けてきますけどね、40億巻読まないと伝わんないじゃん。映画で言ってよ!
あと、置いてったシャンクスもちょっと悪くないですか?他にやりようがあるでしょいくらでも!大事な娘かもしれないけど、ウタは赤髪海賊団に誇りを持ってるクルーなんだけど⁉︎シャンクスについて知らないせいで、この判断を全く推せない。
あとこれは偏見ですがウタの行動は平たく言ってメンヘラなので、メンタル強い人が多すぎるワンピース界では浮いて見えた、もしくはまったく新しいキャラだったのかもと思いました。尾田栄一郎先生はどんどん魅力的なキャラを生み出すので、ほんとすごいし原作本当に楽しみです。
そしてウタが主人公となった代償として、他のキャラがもうスタンピード以上に収集が付かなくなってた。信じられないくらい麦わらの一味の活躍が少ない。ジンベエやっと仲間になったのに、2分ぐらいだよ総出演量。主人公のウタと絡みがないからモブみたいな扱いでした。ベポのドリフ見たいなボケも微妙としか言えん……。ブルーノに瞬間移動要員、バルトロメオにサイレント要員取られたトラ男は一体なにをしていたのか……。ツッコミ要員?しかしバルトロメオはボケボケで面白かったです。あとコビー!!コビーが英雄として扱われてるし、皆を取り仕切ってるのすごくよかった。まあ用心して来てるわりには、対策ガバガバで笑っちゃったけど。
赤髪海賊団に関しては、今までよりは長尺での登場だけど期待したような派手な戦闘はしてなかった。そもそも戦闘シーンが少なかったし、まぁ総力戦だから当たり前か。40億巻をみたらどういうふうに戦ってるのか書いてあって面白かったけど、読まなきゃわからないと思う。しかしウソップとヤソップはあんな簡単な再会でいいの??ルフィとの再会は今後!っていう制約でよく乗り越えたなとは思うけど、これから原作でシャンクス達の活躍が期待できる以上、この映画自体今じゃなくてもよかったんじゃないかというのがある。REDっていうからシャンクスの話かと思ったし、まさにシャンクスについて知りたいのに、その娘の話されても……。この肩透かしを食らったせいで、ウタはすごく魅力的なのに、まだなんとなく拒絶感がある。例えるなら、ソシャゲのガチャがすり抜けたような脱力感(?)訳わからないことを言ってしまいましたが、要はウタはある程度シャンクスの掘り下げがされた後なら、もっとちゃんと好きになれたと思うんだな、ということ。
最後に、個人的にすごく残念だったのがサニー。ミニキャラ化して自我まで持たせたのに、可愛いだけで全く活躍しない。出番全部で1分ぐらいだったんじゃないの?フランキーと絡みもしなかったし。メリー号は空島で自分で修理してたし、エニエスロビーに皆を迎えにきたけどな。しかも鳴き声がサニー。プリキュアのマスコットみたい。メリー号はありがとうって伝えていったけどな。せめてガオン砲撃て〜!最後のルフィがサニーに想いを馳せて、「海賊王に俺はなる!」っていうエンドも謎。え、なに……??サニーがなにしたっていうんだ。
総じていうとわたしにはこの映画はまだ早かったということです。ワンピース大好きなのにこんなに飲み込みづらいのははじめて。なんとかなりたい。
追記
アニワンと本誌を見る以上、ウタの存在は正史なんでしょうか。シャンクスとウタとの7年間の絆の前では、シャンクスとルフィの約束が小さく思えて、1話がなんだかしょっぱく見えてきちゃいました。連載ってワンダーランドだから振り落とされる方が悪いんですけど……。
劇場版ワンピースとしての正解
映画館であることの利点が最大限生かされているように感じた。大音響で聞く音楽はとてもよかったし戦闘シーンも十分多く楽しめた。
ウタとの別れのシーンはルフィの成長を感じられてよかった。
構成が悪い
キャラとか材料は良かったのに、とにかく構成が悪い。物語中盤から終盤にかけて途切れ途切れで過去の回想やら挟むせいで、ストーリーやキャラに対して感情移入ができませんでした。冒頭よりウタの過去から入れていればもう少し面白かったのかなと思いました。期待していただけに残念です。
勝手な物語への見解(ヒロインが報われるまでの壮大な話し)
この映画の主人公はウタです。(ここの見方でかなり作品に対する印象が変わってくると思う。)この映画で彼女は全然報われてないんです!言っちゃえば悲劇のヒロイン。幼少期には、父親として慕っていたシャンクスに捨てられて、青年期には、エルジアを滅ぼした原因が自分にあることがわかってしまい、その罪の意識から弱者である一般市民などのファンのために新時代を作ろうとするが、結果人々を傷つける形になってしまう… (報われなさすぎる😰)
しかし彼女には、作品の最初から最後まで一貫して持っていた夢があり、それが『歌でみんなを幸せにすること』なんです。そう、この映画は最後の最後でウタちゃんが報われるんです。彼女の死と彼女の歌によって…
彼女は最後にトットムジカに囚われた人々を、歌で救い、そして死んでしまいます。しかし彼女の歌は、死後も聞き継がれていきます。それがエンディングに現れていて、故にエンディングに出てくる人々は笑顔なのです。(やっと夢が叶ったね!🥺)
それに彼女が作ろうとしていた新時代もちゃんと受け継がれましたしね‼︎
麦わら帽子と共に…
『いつかこの帽子がもっと似合う男になるんだぞ!』(ワンピースで言う帽子を被せる行為って、意志の引き継ぎを表してると思うんだよね!)
果たしてルフィはどんな新時代を作ってくれるんでしょう‼︎😁😁
---付け足し---
たしかに作画も、演出も、ん??と思う部分は多々あった。例えばルフィがウタに近づくためにガトリングを打つシーンは作画に疑問を抱いた。ヤソップとウソップのシーンも、ここでこの演出大丈夫か??とも思った。しかしそんな、違和感をも吹き飛ばしてくれる素晴らしい演出が多くあったから私はこの作品を高く評価できた!ワンピースとしてはそこまで素晴らしくはないかもしれないが、映画とは小説などと違いストーリーが全てではない。アニメ映画なら尚更‼︎見てる人に対してその時の状況を伝えるために、大袈裟な演出などを付けなければならない。映画は五感で楽しむものである!そこに小説のような物語の正確性を求めてしまっては、キリがない。僕のレビューを見てくれてる人がこの映画の2時間と言う短い時間で、心躍り、手に汗を握り、時には泣くことができていればとても幸いです。中には、物語の感想だけにとどまらず、評価している人を貶すようなコメントを見かけますが、人それぞれの感性があり、感想があります。物語に対して、制作者に対してリスペクトのない評価は、時に暴言になります。クソとか、下痢とか、そう言う言葉は見ててとてもこころが痛みます。
色々な感想を見ていて気になったので、この場を借りて意見を述べさせていただきました。長い文ですみません!🙏🙏
今までのシリーズの中では異色作 新しいワンピース の形
今回の作品に関してはコアファンとかアニメしか見てない人とか知らない人とか全部含めて単純に見た人の好みによるとしか言いようがない異色作です。
20年以上ずっと原作を読んでるワンピース ファンの1人として正直なレビューをさせて頂きます。これから観に行く人のためになればと思います。(若干のネタバレ含むかも)
今回はミュージカル映画のような作品と聞いていたのでそれ覚悟でいきましたが正直映画がはじまって冒頭のライブ映像はあとこれが10分以上続いたらどうしよう、、と思いながら見てる派でした笑(たぶんここでまず好みが大きく別れると思います!私はAdoが嫌いなわけじゃなくて今までのfilmのように冒険が始まるぞ!というようなワクワクな導入とは結構異なったのでついていくのに気後れしちゃった感ありました。)
けれどひたすら楽しく明るく幸せムードな始まりから中盤一気に不穏な感じの世界観に急降下していくストーリー展開が始まっていくのは思わず物語に入り込んでしまいました!私は面白くて好きでした!観た人がオマツリ男爵とよく比較してますがおそらくここらへんのムードの切り替え方が少し似てるのかなと個人的に思いました。あと訴えかけてくるテーマがあるとか。深いです。
ここらへんからシャンクス とウタの間に何があったのかとか過去を掘り下げられたりするんですけど、ウタという少女を知るためには最初のライブ映像を流すことでウタというキャラクターをちゃんと視聴者に認識させるためには大事な導入部分だったのかもなと少し思いました。
後半にかけては戦闘シーンも多くて見てていつものワンピース感もちゃんと感じられたので個人的には楽しかったです!とにかくシャンクス が喋って闘ってるシーンはやっぱレアだと思うのでそれを見れただけで私は行った甲斐があったなぁと思いました。
あと最後に流れるED合わせてバラード2曲はAdoってこんな歌も歌えるんだっていうのと単純にストーリー展開とマッチしてて感動しました。確か「世界のつづき」「風のゆくえ」名曲なので是非聴いてほしい。
総括すると今までのワンピース filmシリーズのどの作品とも異なります。今まではルフィが作品の敵を最後にぶっとばしてすっきりして爽快!で終わってたと思うんですけど、
今回は全く異なる雰囲気の展開だったので、この物語はどういうふうに落とし所を見つけるんだ?と気になりながら見ることができました。
あと何と言っても音楽がテーマになっているのでミュージカル調な部分に慣れていけるか慣れていかないかが好みの分かれ目で、ここが結構人によって違いますよね。そしてFilm REDってあるだけにめちゃくちゃシャンクス 活躍して色々堀りさげられる??と期待していくとこれもまた違いますね。そもそもシャンクス自体これからやっと原作で謎が解き明かされていくであろうキャラクターなので映画でそんなに多くを語らせることが出来ないんですよね、、
でもルフィと間接的に共闘するシーンや動いて喋ってるシャンクス なんてなかなか観れるものではないですし、お父さんな姿とか、、赤髪海賊団の活躍もかっこいいので少しでもシャンクス好きな方は見に行くのおすすめします。最後の30分だけはもう一回映画見に行きたいなぁと思いました。
個人的には冒頭のライブ映像はそこまで好き派ではなかったしついていけなかったけど、終盤気づけばライブ観客の1人に溶け込めた感覚はありました。Adoの歌のうまさと彼女がいたからこそ今回の音楽×ワンピース という映画の形に深みが出て成立したのは間違いないと思います。
あと展開が今までと違うのもあって個人的に終わった後の感覚はZを観た後の哀愁漂う切ない気持ちになりましたね。予告では明るい感じが漂ってるのである意味ミスリードでおもしろかったです。原作も少しずつ終わりに近づいてきていることも実感しました。
今回ばかりは好みが分かれると思うし、多分運営もそれを覚悟して作ったんだと思います。でも尾田っちがやりたかったことだしマンネリ化しないための令和の新しいワンピースの形としてはこれはこれでありかなと思いました。
絶対に認めない
ダメですね。
FILMシリーズは基本全部楽しめましたが、今作は無理でした。
最たる理由は設定・展開の雑さと、原作崩壊です。
まず良いところから。
ウタの音楽は文句無しに良かったですし、コンセプトも好きです。
ワンピース映画はストーリーで魅せようとすると絶対に尾田原作には勝てないので、バトル特化・キャラクター特化の作品がやっぱり良いと思います。
本作はウタというキャラクターに特化しつつ、アニメ映画ならではの音楽で魅せる構成になっており、他映画や原作との差別化がしっかり図れておりました。
ただのadoのライブじゃんという意見もありますが、前情報を入れてたこともあり私はそこに関しては全く気になりませんでした。
以下酷評。
設定がとにかくガバい。
夢の中で理想世界を作る能力ってたまにファンタジーで見る設定ですが、ウタウタの実は夢の世界に誘うだけで、記憶改変能力は無い。
なので海賊が夢の世界に入れば普通に荒らし回るし、民衆も時間が経てばそろそろ帰りたいと騒ぎ出す。
この能力では楽しいだけの世界を作ることは不可能で、そもそものウタの計画が破綻している。
結局のところウタは、寂しさと絶望から罪無き人を巻き込んだ集団自殺を試みた人格破綻者でしかないので、同情の余地こそあれど好感を持てる部分が皆無だった。
それをあたかも「可哀想な悲劇のヒロイン」みたいな扱いで物語を進めるので、全く乗れなかった。
いくら同情できる生い立ちがあろうと人を傷つける行為は許されないし、ウタが許されるのであればアーロンだって悲劇のヒロイン扱いされてしかるべきになってしまう。
それ以外にも、いきなりファン全員の前でシャンクスの娘だと暴露するデリカシー0のルフィ、海賊嫌いで集まってるのに「ウタとシャンクスはやっぱり違う!」と一瞬で開き直るファン、ただの小娘相手に無抵抗でやられる億超え海賊達など、お話を進めるために都合良く展開していく様が見てて辛かった。
また細かいことを言えば、海水をかけられただけで力が抜けてしまうルフィや、天竜人が傷つけられてるにも関わらず大人しく引き下がる海軍大将など、ワンピースの世界では「あり得ないこと」が幾度と起きていたのも世界観の矛盾を感じる。
やはりワンピースを題材にするからには、ワンピースの世界設定は絶対に守ってほしいし、ここもこの映画に乗り切れなかった理由の一つ。
最後に絶対に許せないこととして、シャンクスがクソ野郎になってしまったこと。
シャンクスはウタをエレジア島に置き去りしたが、その理由付けが雑すぎる。
まず一連の事件をシャンクスが引き起こしたことだと嘘を付く必要性を感じない。他の海賊がやったことにしたり、ウタとは関係なく怪物や悪魔が現れたことにすればいいのに、なぜわざわざウタがショックを受ける嘘をついたのか。
また、シャンクスがウタを置き去りにした理由が一番あり得ない。そもそも親が子を置き去りにするなんてことは絶対にあってはならないことで、そういう演出をするからにはそれ相応の理由付けを求められる。ましてや文明が崩壊した島で、見ず知らずのおっさんと二人きりにして取り残すなんてのはあり得ない。
音楽の才能を大事にしてほしかったのは分かるが、直前わざわざ「それでもシャンクスと一緒にいたい」というウタの気持ちを確認した上で置き去りしたのは正気の沙汰とは思えない。
シャンクスと一緒にいればウタが犯罪者になってしまうから?7年間も海賊船に同乗させておいてその理屈は通らない。そんなことを気にするのであれば、最初彼女を拾った時からマキノに預けておくなり、海軍に引き渡すなりできたはず。
一連のシャンクスの行動は、「何かの縁だ」と軽い気持ちで育て始めたが、海賊として同行させるには邪魔なので体良く言い訳をつけて厄介払いしたようにしか見えない。
本作のシャンクスが、ミステリアスでかっこいい原作のシャンクスと同一人物だとは絶対に認めない。本作のシャンクスの存在は心から無かったことにしてほしいし、原作で本作を匂わせたり、リンクさせたりすることは二度とないよう切に願います。
戦闘シーンとAdoの歌は良かったが…
まず最初に、私は幼少期の頃からワンピースを見ていたワンピースファンだ。
(別にマウントなどではなく、ただ私がワンピース嫌いだから批判している訳では無いという証明のようなものだと思って欲しい。)
そして、Adoファンではない。
どちらかと言うと好きよりの普通と言った感じだ。
それを踏まえて見て欲しい。
さすがワンピース、戦闘シーンは多少ごちゃごちゃしていたが楽しかった。
Adoの歌も迫力があってすごい。素晴らしい。
あまり面白いと思えなかったのはストーリーと作画(そしてキャラ設定とその他。これに関しては私個人の意見なのでスルーしてもらって構わない)。
簡潔に述べると、ストーリーは薄い感じだと思う。
今までの漫画、映画などと比べてしまうから薄い気がするのだろう。
話やキャラもごちゃっとしていて、ストーリーは微妙だ。
なにより矛盾があった。
ワンピースの世界でこれはどうか、と思ってしまう矛盾が多かったと思う。
それにキャラがごちゃごちゃしすぎて、それぞれのキャラの出演時間が少ない!スタンピードでさえ、おぉ…となってしまったのに、REDでも?!また?!となってしまった。
麦わらの一味の活躍も少ない!
主人公ルフィだよね?!あれ?!と、正直見てる最中困惑してしまった。
((あとシャンクスの話をもっとくれ…!))
途中から、あぁこれはウタが主人公なんだな、諦めようとなったが…
これはちゃんと飲み込めていなかった私が良くないのだろうか〜…
そしてウタちゃん。
あれ?ワンピースって新聞が主な情報源では?
いつからネット世界(?)になったんだ?!
映画は映画、そう割り切るしかないとわかっていても、それでもなんだか納得いかないところがあった…。
(これを老害と言うのだろうか?)
個人的な意見だが、ウソップとヤソップをここで出していいのか?とも思う。原作で楽しみにしていたのに映画で軽く描かれていて少し残念。もう少しあとに見たかった!
作画今まで以上に雑な気がする。
私の気のせいだったら申し訳ないが、短時間で頑張って詰め込んだ映画という感覚だった。
キャラ設定。
ウタがわがまま。なんと言うかとにかく変な人。ストーリーとしては悲劇のヒロインとして進んで行ったけれど、個人的には全然悲劇のヒロインとして見れなかった。
(違うけれど、感覚としては子供の心のまま大人になったような?)
残念だったのが、シャンクスのイメージが壊れてしまったことだ。
酷い奴、という烙印が押された。
勝手に決めつけただけだが、悪い印象というのは消えないものだ。
(個人的にシャンクスのイメージだけは壊したくなかったと思っている。)
そして最後に、Adoの声と声優の声、Adoの声とウタのキャラが合っていないということだ。
2回目だが、Adoの歌は素晴らしく、迫力があり聞いていて楽しかった!!!!!!
(歌のシーンがありすぎて途中つまらなくなりつつあったし、ストーリーが入ってこなかったが、歌の能力なのでそこはまぁ良しとする。)
ただ、ウタのキャラ設定が天使なのに対して、Adoの力強い声は少し合わない気がする。
Adoのがなりや歌い方はとても素敵だと思うが、映画を見ている時、【ウタ】ではなく【Ado】の姿が頭に出てきて話に集中できなかった。
これはウタちゃん?!?!いやAdoさん!!!これはAdoさんだろ!となった…。
それは100歩譲っていいとして、声優を名塚佳織に採用するのならAdoは適任ではないし、Adoを歌唱に採用するのなら、名塚佳織は適任ではないと思う…。
名塚佳織も歌上手いので、そのままやらせれば良かったのでは?と思うところがある。
(私のただの考えだが、歌手でもある名塚佳織に歌唱をやらせずAdoを採用したことを考えると、そろそろワンピースも年齢層が上がってきたので、話題性を持たせ若年層を引き込みたかったのだろうか?)
結論としては、映画だからこんなもんか、程度では済まされないほどストーリーは薄いし設定はガバガバで矛盾がある(個人的にそう思う)が、戦闘シーン(ウソップヤソップは別として)、Adoの歌は良かったと思う。
他のワンピース映画と比べてしまえばつまらないと感じてしまうし、古参(コア)ワンピースファンからしたら、比べなくてもパッとしない……面白くないと感じてしまう映画なのだろう。
音楽映画と割り切って楽しめたら良かったんだろうけど
まぁ今回の映画は好みが別れるだろうから、映画館に足を運んで見ることをおすすめする。
だが、ワンピースファンなら期待しすぎは良くないかもしれないとだけ言っておこう。
酷評が多いからわざわざ金を払って見に行きたくないとか言う人(笑)は地上波で放送されるのを気長に待ったらいいと思う。
これからメリーやZを上回る映画が出てくることを期待する。
個人的には満足
前提として、元々ワンピース好きなので、コミック、映画が欠かさず観ています。
意見は賛否両論ですが、今回はウタが主役の映画。彼女の歌を中心に話が進み、その歌をADOが歌パートで歌っています。そこまでADOは聴いていませんでしたが、それぞれの歌が映画にマッチしていて良かったかなと思います。ただかなりの歌のボリュームで、例えるならディズニー映画のような量かな。
また今回、シャンクスがかなり活躍しており、戦闘の時でも、親としての部分でも改めてカッコよかったです。
例え血が繋がってなくても、離れていても父親でかっこよかったなと。
残念な部分は、だいぶウタがぶっ飛んでいる為か?人と接して学ぶことを多くできなかった為、もっと学べば違う道で歌の世界を平和に出来たのかなと。ウタは映画のオリジナルキャラクターですが、色々と濃いキャラクターで最後には自分よりも世界の人たちを救うことを選んでよかった同時に、エースの様に身内のキャラクターがいなくなる描写でかなり切なかったなと。
また、エンディングでは、今までのキャラクターがオールスターの様に出てきますので、懐かしい気持ちがありました。
これから観ようとするなら、連載とは違うものだと言うことを念頭に置き、ディズニーの様に歌が主体の構成の作品でも構わないなら是非見る価値あり。
個人的には最後の方涙腺が緩んでみてました。
秦基博さんの歌が特によかったです。
個人的にはワンピース映画史上最低の映画
ワンピースは好きで最新刊まで全巻購入して読んでおり、映画も過去作全て観ています。
今回の映画も期待して観に行ったのですが、途中で退席しようかと思ってしまうほどの出来でした。
とにかく歌う描写が多すぎてテンポも悪く、歌が始まるとため息が出てしまうほどに飽きてしまいました。
7曲ほど歌っていたようですが、申し訳ないことに1曲も頭に残りませんでした。Adoさんのことは嫌いではないのですが、ワンピースの映画を観に来ている頭には入ってきませんでした。
ストーリーもスッと頭に入ってこなかったりモヤモヤするところが何箇所かあり、素直に楽しめなかったのが残念でした。
キャラクターの見た目はとても可愛くてよかったです。また、ライブだと思って観れば演出もなかなか豪華で面白いとは思います。
個人的にはウソップとヤソップの再会(?)は原作でやって欲しかったのですが、見聞色の覇気でリンクして戦う描写はとてもカッコよかったです。
期待•想像していたようないわゆる"ワンピース"の映画ではなかったので、ショックでもあり残念でもありましたが、ミュージカル調の映画を作ろうというチャレンジングな姿勢は良いと思うので今後に期待です。
PROのレビューに騙されるな!!
★5はありえないです。
まず、私が見た時点でかなり低評価でしたがなんだかんだ見たら満足するだろうって気分で見に行きました。
結論から言うとやはりAdoさんの宣伝映画としてワンピースはもとい、人気のあるシャンクスを使われたと言う印象で★0.5評価にしときます。
・良かった点
最近のワンピース映画で過去に登場したキャラが映画で出てくれるのは個人的には評価してます。
あと、やはりオリジナルとは別の戦闘シーンは流石、人気のバトル漫画と思います。
・悪かった点
評価に書いた通り、Adoさんのゴリ押しに感じるほどストーリーが薄いんです。
ストーリーも薄い中UTAのキャラもブレブレで新時代でみんなを救いたいから定期的にブレては戻るみたいなシーンを感じました。
音楽を交えた映画で音楽流れてきて展開アツい!!ってのが全くなかったですね。
最後もどうなったのかはっきりしなくてスッキリしない。
映画特典が初日でなくなってメルカリで取引中になってるのは映画関係者も内容は悪くてAdoさんのゴリ押しを認めてるから?
ワンピース映画では、おそらく最少の名前付きオリジナルキャラなのはやはりプロモーション映画だからなのだろうか?
そして、今後の最終章に赤髪海賊団としてUTAはでてくるのだろうか?
いつもと違う
いつもと違う。
この言葉に尽きる。
いつも立ちはだかる悪役を作り、その敵を薙ぎ倒す物語を2時間で描くとなると、主要キャラが多すぎて、その状況や相手との関係性を作り込むのに時間が短すぎ内容が淡白になる。
今回その点を極力不要にし対象者との関連性を上手く描いてる。
そして何より時代の中で取り残される弱者の思いと自身の想いを背負ったキャラを作ることで、観てるものの共感を呼ぶ点が今回大きく違ってて楽しめた。
歌手の半生を描く様にウタの半生とその想いをメロディに乗せて歌うことが共感を呼ぶ。
またウタとシャンクス、赤髪海賊団との関係性もしっかり描いてることで、少女と彼女を想う男たちとのボタンの掛け違いの切なさを禁じえなかった。
理想のシャンクス像がある方は気を付けましょう。
まず、シャンクスが良い人である前提で話します。
シャンクスがウタを捨てるシーン。
一見、国を滅ぼした事実を娘に背負わせないために自分が罪を被る素敵なシーンに見えるけど、詰めが甘いのが黒岩節。
パンフレットの黒岩さんのインタビューも見れば分かるが、ストーリーで一貫してシャンクスはウタに歌手になることを勧めています。黒岩さん自身も海賊の世界で酸いも甘いも知ってるシャンクスは、ウタの圧倒的な歌声で世の中に光を照らすことが出来ると考えたと語っています。
ここに違和感を感じるか感じないかで賛否両論が起こってるように思います。
これは、典型的な親のエゴ。美談として語るには難しい内容です。圧倒的な歌声よりも泣いてまで懇願する娘の願いを優先するべきではないか?
確かに最後の歌う姿を見守るシャンクスは涙なしには見れない作中最高の盛り上がりのシーンだが、過程に違和感を覚えたから、歌で反射的に涙を流しながらモヤモヤするという変な気分になりました。
黒岩さんの意図を汲むなら、20歳でウタを拾い7年間育てたけど、肉親じゃない&普通の家庭で生きてこなかったシャンクスだからこその答えを表現したかったんだろうけど、それでもウタは片思いし続けてきて、シャンクスに「ありがとうごめんなさい」を言えたから死を選ぶ姿はあまりにも不憫でシャンクスに負の感情しか湧きませんでした。最後も作品的に黙ってるのが正解だけど、謝罪をしろよと。親として言葉をかけろよと。
友だちを傷つける奴は許さないという割に、娘はそんな扱いなのかと自分の中でのシャンクスが少し壊れた気がします。
だからこそ、シャンクスが悪い人ならば、許せると感じた。
後、ウタの葛藤や喜怒哀楽などの心理描写が回想や歌と混ざりすぎて、読み取りずらいと思いました。
特に、ゴードンはシャンクスより長く育てた親なのに、その2人の間の心理描写やゴードン自体の掘り下げが弱かったのも残念です。この人は結局何者なんだ?って気分で映画が終わりました。
正直、この映画を最大限に理解し楽しむには40億巻は必須だと思います。
上のストーリー最大のキーポイント以外の歌と回想を織り交ぜた展開は巧妙で見応えがありました。
序盤の歌唱パートに酷評の人が多いですけど、ウタのセリフとして捉えられるべきだと思います。しっかりワードが指定されていて、内容に合わせて作られているので。
ラストの戦闘は評判通りかなと思います。
映画とはいえ、たった115分だからあまり深く考えずに観るのがベストだと思いますね。目と耳で十分楽しめると思います。
低評価に騙されるな。ある意味過去最高。
ワンピースの映画中で一番かも知れない。そもそもどの立ち位置見るかで変わる。今までのノリの映画とは一線画す映画です。正直リピートしたい人はリピートしたくなります。自分もリピートしたいと思ってます。
なにが、そうさせるのか?理由は単純で、少年の映画、子供向けの映画ではないからです。今回のワンピースはワンピースの持つダーク面が主に出ており、主人公であるルフィが結果的に主人公として何もできなかった無力感を感じる映画です。
前半は正直、音楽演出が長く感じました。進みが遅くテンポが悪く感じます。しかし、進むにつれ、そのテンポ悪さが気持ち悪さが、違和感と怖さに変わります。
後半は圧倒的に楽しいバトルシーンであります。ラスボスであるとウタと戦い勝ちますが、ルフィが勝つ負ける関係無く、結果的にウタは死にます。主人公の幼なじみであり、あんなに自分の船に音楽家を固執したルフィの根底がウタにあるとしたら、やるせないとても悲しい物語です。ここら辺が賛否の否になる部分ではないでしょうか?単純に面白く感じない。ウタの歌演出前半がくどい。わかる部分ではありますが、正直、しっかり見れば楽しめると思います。でも、単純に爽快、気持ちいい、頭ポカーンが良い人はつまらなく感じると思います。逆に監督作品のコードギアスやリヴァイアスが好きな人は面白いと感じると思います。
シャンクスと別れるきっかけとなる楽譜により、ウタは悪魔の能力で魔神を蘇らせました。魔神の力で島の住人は王以外全てウタの能力によって蘇った魔神によって全員皆殺しになりました。さらっとワンピースのノリで見てるとふーんとなりますが、よくよく考えると壮絶な事です。深刻な描写が無いから本当にわかる大人以外は理解が及んでいないんだと思います。そしてウタは自分のやった事とシャンクスへの想い、罪悪感や孤独感、そしてファンからの期待感などなど様々な感情から歪んでしまいます。そして、ラストに自分の命が助かる薬を拒み、最後の力で皆んな元の世界に戻し、自分の命を断つ事を選択します。
薬を後から飲めば良いのに、そうせず薬瓶を投げ捨て割ります。何故そうするかは、今後の状況や自分のやった事など過去と現在も合わせた罪への清算。分かる人はこれぐらい汲み取れます。しかし、アニメ内でのウタの心情説明は全くありません。だから分からない人には何が面白いのか分からないかも知れません。
ラストにはルフィの名台詞「俺は海賊王になる!」
正直、サイコにも見えるシーンですがルフィの複雑な心情が読み取れます。
今までの映画で一番感慨深い作品なのは間違い無いです。だからでしょう。
合わない人には合わない。そんな作品です。頭が回る、考察が好き。賢い人、精神が大人な人は多分好きになると思います。逆に頭空っぽにして、毎回お決まりのルフィ達の活躍する映画を見たい人、精神キッズは面白くないと思います。
※ちなみに特典40億巻は読んでません。全ての人がもらえるとは思わないで下さい。あくまでもそう読み取れるという話です。そういう読んでるであろう前提に言うキッズがいるのでわざわざ書きます。
※8/15日 2回目観てきました。一回目より楽しかったですし。気付く場面が増えました。やっぱ、一番良い出来です。やっぱり批判してる人は、精神キッズだなと理解できました。何故ならウタ自体が年齢の割に精神の成長できなかった子供だからです。そして、ゴードン良い人ですが、ウタにとって残酷な事をしてます。けど、ずっとそばに居てあげたゴードン。ウタがやっぱ不憫だわ。このヒロイン色んな意味で最強やわ。今後、何があってもルフィの背後にウタが出てくる。ってか、第一巻から今日までウタの影出てくるね。すげーヒロインやわ。
※監督がパラレル設定じゃない発言で、どこかのストーリーの流れに入り込む内容なのかもしれません。ヤマトも仲間になってないし。どのタイミングだろうか。
ってかホントこれがワンピースなんだよな。やっぱ徳弘正也の弟子である。おだっちが作る作品。本当に天才が天才を育てた感が凄くある。
思い掛けない感動をありがとう———「RED」の理由
ワノ国へ上陸したあたりで止まっているファン、かつワンピース映画の鑑賞は本作が初めてな人です。
事前情報は「シャンクスが出る!ウタという歌姫が出る」ということぐらい。結論から言うと、思い掛けなく感動し、幾度か涙することに…。
冒頭からウタの歌声・楽曲に魅了されました。映画全体で6〜7曲くらいをウタが歌唱。2曲目途中くらいで、ああこのワンピース映画は、楽曲を中心にすえた「ミュージック映画」だと気付きました。
そうなら曲を楽しむ方に頭を切り替えようと、結果、鑑賞中にリズムを取ったり、踊り出したくなったり、涙あふれたりと満喫していました。
ウタの歌声はAdoさんだと多くの方が気づいたのではないでしょうか。Adoの歌声は好きですし、Adoがいたからこの映画が成立したと思わせるほど。
作曲陣も個人的に大好きな中田ヤスタカ/澤野弘之/秦基博らを始め、Mrs.GREEN APPLE、Vaundyなど錚々たるラインナップだと後から知って納得でした。
逆に音楽の好みが合わない方にはツラい映画体験かもしれません。
・タイトル「RED」
本作はウタを見守る父親としてのシャンクスがメインテーマなのだと感じます。
少しメタ的な話ですが、シャンクスへのウタの想いやウタ世代の子らが持つ親に対するリアルな感情をナイーブに捉えてはないです。ですが、もしウタが世界の歌姫として幸せな人生を過ごしていたならシャンクスはウタの前に出てこなかったんだろう———でもウタの緊急事態にシャンクスは、
「世界を敵に回しても娘を守る男」
として手を差し伸べにきた。タイトルに込めたメッセージはシャンクスの生き様なのだろうと。
そしてウタのこれまでの人生を想うと、映画のラスト「いつだってあなたに届くように歌おう」のフレーズに泣きました。
映画を彩るウタの歌声やファンが喜ぶ多彩な登場人物、可愛いサニー号(ペボはまぁ…笑)など、老若男女問わず楽しめる映画です。
コミックス作中のシャンクスの存在感があまりにも大きいが故に、本作のシャンクスの深堀りが物足りなくなる気持ちも分かるので星4.5とさせて頂きました。
最後、ウタの結末がどうなったのかよく分かりませんでした(死んでしまったと思いたくない…)。確かめるためにも、今度はスクリーン正面のウタの歌声が最も響く席で観たいと思います。
何だこれ。。。歌は良いけど?うーん。
本作観てきました。初レビューです。
このために登録しました。
とりあえず、ワンピース本編は単行本で全部読み終わっていて、映画自体はおおよそ観てます。
観た率直な感想としてウタさんちょっと自己中心的過ぎでは。。。?
作品を否定するというよりかは、尾田先生とスタッフ陣が公開前から「みーんなウタちゃんが大好き!」と言っているとのことで相当可愛い(良い子)なのだろうと、めっちゃ期待してたのですが。
しかも、シャンクスの娘とかいう後付け設定で、赤髪が導く終焉!と何やら本編に関わりそうな意味深な予告でしたし。
序盤はとりあえず歌っとけばいいや的な感じで、ルフィばっかり構って、ルフィの仲間達のことは意見も聞かずに適当にあしらって譜面に貼り付けとく。
何か敵が別にいるのか?と思って観てたら、そういうわけでもなく、ウタの思い込み&勘違い=我儘から産まれた怪物とバチバチするだけ。
他のレビューでも書かれてる方がいますが、ウソップとヤソップ、こんな簡単に共闘しちゃって良いの!?見聞色のくだりだって大事に温めたほうがよかったのでは。。。再会はもっと丁寧に書いて欲しかったです。(だって、ワンピースの初期の方の大事な設定ではないですか)
なんかウタ以外が結構、空気というかシャンクスも適当感。。。観終わって「何だったんだ?」って。観終われば良いキャラだったって思えると思ったのに、そうでもなく。
一体シャンクスは何を導いたのか?
ベポとブルーノ、サニー号は可愛かった。
エンディングで昔〜今のそれぞれの登場キャラのワンシーン見られるのも良かったです。
元CP9組も見れたし。
Adoが好きで、それメイン!だったら楽しめるかも。単純にワンピースが大好きで、ストーリーが大好きで、だったら物足りないかな。。。
歌姫設定はいらないし、ミュージカル要素もうーん。歌のためにストーリーが曲がってしまってるような。ウタウタの実、チート過ぎだし。
辛辣なレビューすみません。
でもワンピースは好きなのでこれからも応援します。
赤髪が導く終焉←????
普段はレビューは書かないのですが、
あまりにも????だったので…。
シャンクスメインだと思い込まされて
見に行ったらAdoさんメイン。
UTAじゃなくてAdoさん。
UTAのメイン声優の名塚佳織さんと
歌唱パートのAdoさんと声がかけ離れてて
始終違和感しか無かった。
体感後半30分くらいでやっと海賊らしいバトル。
なにも導かれてない。
Netflixとか地上波スペシャルでいいレベルの内容でした。
ストーリーに緩急がないから「ガヤガヤ盛り上げてるだけで薄味になった』のかな?
ネットで叩く行為あんあり好きじゃないんですが、あまりにも自分の心の収めどころが見つからない為、申し訳ないんですけど書かせてください。
他の批評を見ると
・歌が多い
・らしくない
・ストーリーが薄い
・ギャグが寒い
・期待値が高すぎた
という部分がよく言及されていた作品ですが、何か言葉が足りないような気がして考えてみると、全体的に「緩急がなく感情移入する隙がない」という点がどの批評にも起因しているのかなって思いました。
どのシーンも淡々と70%くらいの早い流れと勢いで展開していき、まるでバイキングで1品ずつあまり考えずにどんどん口に頬張るような、、与えられた感情をそのまま脳死で受け取り続けるような内容でした。
特にウタの育ての親がいきなり現れて、信用して、ついていくシーンなど感情が無くなったのかと思うほど一瞬ですっ飛ばして、いつの間にか部屋にいて、いつの間にか追いつかれて、いつの間にか逃げたり捕まったり、、終始「急に!?」となるほどぐるぐる展開してました。
その為1シーン1シーンに重みがなく、感情移入する隙がなくなり、普段趣味で映画や小説、漫画、アニメをよく見てる人ほど「ずっと薄味のシーンがガヤガヤしまくって終わった」と思える気がします。
おそらくですが、最近現れ出した「tiktok、shortsブーム」や「曲のイントロが飽きて聴けない」「最後まで映画見てられない」等の「基本味見程度で楽しみ、味わう前にどんどん新しい感情を詰め込みたい」層を意識した作品なのかなって思います。
最後の盛り上がりや曲の好き嫌いはあれどクオリティはすごかったです。ただ薄味のストーリーが辛い。ウソップ&ヤソップ、コビー、CP9との共闘、シャンクスの戦闘シーンと本誌なら超価値の高いネタが薄味ストーリーの巻き添えで感動しきれなかったのがすごく残念でした。
批判を批判している方もいますが、決して何も考えず 嫌いで批判しているわけではありません。本編で最高潮の盛り上がりを見せてる中、待ちに待った3年越しの待望の映画でこの内容はダメージがデカすぎました...どうか許してください。
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