「UTAが口パク」ONE PIECE FILM RED Novさんの映画レビュー(感想・評価)
UTAが口パク
まず、ライブステージからスタートして
ルフィがいきなりステージに押しかけ
誰も得しない、とんでもない暴露と共に迷惑をかけているのに
その後流れ込んできた海賊たちに
「ステージの邪魔をするなー!」と
暴力で事態を解決しだす「麦わらの一味」は
やはり一番の荒くれもので、理屈の通用しない社会の悪だという事が理解できる。
一味の攻撃も、もはや技名を叫ぶだけと、戦う際に不利になりそうなもので
その辺りから、なんじゃこの映画となるのだが
ストーリーはまぁ置いておいて。。
この映画の幹となる「音楽」においても
音源は、YouTubeとかでもたくさん聞いた名曲と思える歌がたくさんある。
adoの歌唱も素晴らしいが
音楽ライブという体で流れる音楽があまりにも収録された感のある
音源を流しているライブなので、UTAちゃんは配信向きの歌い手なんだと感じた。
音楽が始まれば予定調和的なシンセと、生感の薄い声
そして、10万人くらいいそうな観客の声は無音。
ハンドクラップは20人程度の音
音楽ライブの表現としては20年以上前の感覚だった。
UTAちゃんが口パクなのは仕方ないにしても
オケは、生で演奏してほしい。
エアギターにエアドラムじゃフェスでカッコつかない。
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